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賃貸管理サブリース切替え戦略!月50戸管理を任される手法
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賃貸アパート・マンションの管理形態の実態
先日とある地方都市でアパート・マンションの全棟調査のお手伝いさせていただきました。
その会社様は市内の約1,500棟の物件を1件1件現地を見て回り、築年数や管理会社等を調べておりましたが
調査が進むうちに驚く事がわかりました。
商圏内約1,500棟のうち約6割の賃貸物件が「サブリース契約」での契約形態をとっており、いわゆる管理料5%での一般管理は全体4割程度でどちらかと言うと少数派でした。
社長が「ここ10年から15年で増えたと思っていたがここまでとは思わなかった・・・」
とおっしゃっていたのが非常に印象的でした!
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正しいサブリースの理解
最近この「サブリース」というキーワードが賃貸管理業界で話題になりました。
”サブリース爆弾”なんて言う過激な報道もされたりしておりますが
一方で「サブリース契約」が悪だと言う報道が多いですがこれは間違いです。
「サブリース」はオーナー様にとっても収益を安定させる為には必要な手段の1つです。
問題はオーナー様が不利になり賃貸経営が儲からないといった、
”不利なサブリース契約になっていないか”という点です。
書いている通り、賃貸管理会社はオーナー様の収益(現金)が残る方法をオーナー様と考えられる事が重要です。
特に「サブリース」については真のキャッシュフローの状況を掴みづらい傾向にありますので、ご相談があった際は細かくお金の流れを見て行ってください。
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賃貸管理から資産管理へ
今後の時代では
”オーナーの物件を管理する”賃貸管理会社から、
”オーナーの資産を管理する”資産管理会社へと昇華する必要があります。
是非、時流に乗っている会社さんのお話をお聞きしたい方はご参加ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆関連レポート
【築20年以上のオーナーを助ける中古サブリース】
三上 圭治郎
船井総研入社後、一貫して賃貸管理業界のコンサルティングに従事。オーナーの資産管理を切り口に、賃貸管理会社のコンサルティングを行う。お手伝いした企業の業績アップだけでなく、その先にいる顧客(地域のオーナー様)にまで目線を向け、業界全体の活性化に取り組んでいる。