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外壁塗装業のおすすめ集客方法5選!!成功事例とその集客法までまとめてご紹介!!
~このようなお悩みを抱えている塗装業の経営者様におすすめの記事です~
①集客が上手くいかず売上が伸び悩んでいる
②そもそも集客の仕方が分からない
③利益が残らずどうすればいいかわからない
④下請け工事・訪問販売に限界を感じている
この記事では、そもそもの集客の概念から塗装業の方におススメの集客方法、さらにその実際の成功事例まで一挙公開しています。
その中でも、注意するべきポイントもありますので、しっかりと最後まで読んでいただければなと思います。
【目次】
1.集客とは
2.外壁塗装業界の効果的な集客方法5選!
・自社ホームページ
・リスティング広告
・チラシ・ポスティング
・イベント・ショールーム
・Googleマイビジネス
3.外壁塗装業界で成功した事例3選!!
事例1:株式会社ハウスメイク牛久様
事例2:株式会社ラクスト様
事例3:株式会社トラスト様
4.外壁塗装会社が集客で注意する3つのポイント
・5W1Hをしっかりと意識する
・オンラインだけの集客に偏らない
・自社HPやSNSを開設だけして終わらない
5.まとめ
1.集客とは
そもそも集客とは
顧客の購入動機になる魅力的な価値を訴求することで、購買行動を引き起こし、商品やサービスの販売促進につなげる対策です。
ここで大事なことは
それぞれの客層に合った集客法を行うことです。
客層がどういったものかというと、顧客は以下の三つの層に分類することができます。
①無関心層
無関心層の定義は
「自社のサービスを知らない顧客層」です。
この層に対してのアプローチとしては、広告媒体を増やすなどしてサービスの認知度を上げなければなりません。
例えば、WEB広告(リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告)やチラシや新聞折込などがあげられます。
特に現在の時流 に合わせるのであれば、SNS広告が最も有効な手段になるでしょう。
②見込み客層
見込み顧客層の定義は
「自社のサービスを知っているが利用したことがない層」です。
見込み顧客層に対しては積極的にアプローチをかけていくことで、将来的に顧客になる可能性が高いです。
見込み顧客層に対しては、自社のより細かなサービス内容を知ってもらう、であったり
より魅力的にサービスを紹介する方法が必要です。
例えば、多くの会社が行っているのは「無料体験」や「割引サービス」です。
この集客方法は、興味はあるけど金銭面に不安がある方に対して、金銭的なハードルを下げ、
実際にサービスを利用するまでの心理ハードルを低くし、顧客へと引き込むという狙いがあります。
③顧客層
顧客層の定義は「既にサービスを利用したことがある層」です。
もし、あなたが既存顧客層へのアプローチを行わずに、無関心層や見込み顧客層のみにアプローチをしている場合は、
今すぐ顧客層へアプローチをかけていきましょう。
例えば、自社商品やサービスを以前購入していただいたお客様に対して、
クーポンを添付したメールマガジンを配信する方法などが挙げられます。
このメールマガジンでは、購入してから何日後に配信するのか、何日おきに配信するのか、
どういったコンテンツを求めているのかといった、「適切なタイミングでの販促」「定期的な接触」「ニーズの把握」
この三つのポイントに注意しましょう。
2.外壁塗装業界における効果的な集客方法5選!!
①自社ホームページ
昨今のインターネットの普及により、集客において自社サイトがないというのは競合他社に大きな遅れを取ってしまいます。
実際に何かの情報を得ようとするとき、昔は新聞やチラシが主流でしたが、現在では多くの利用者がネット検索を利用します。
ホームページを持っていないというだけで、新規客の取りこぼしにつながるだけでなく、他社との競争にあぶれることでしょう。
逆に言えば、HPを開設することで、
見積もり依頼や来店予約なども自社サイト上で行うことができ、より効果的な集客が見込めます。
また、自社サイト上ではサービス内容や料金、施工事例や実績など、紙媒体よりもはるかに多く、
そしてより詳細な情報を発信することができるため、多くの人々にリーチしますし、安心感が得られると思います。
②リスティング広告
リスティング広告とは、
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載される広告です。
リスティング広告を使えば、パソコンやスマートフォンで検索して探し物をしている人を
広告主のWebサイトへ誘導することが可能です。
ただ、リスティング広告は少額から始められますが、コストがかかることは避けられません。
また、オークション制であるがゆえ固定金額ではなく、
他の企業の入札などの要因で相場が変わるため、広告予算を組みにくいという点もあります。
その分、資金を投じることで、WEB上の検索結果において人々の目につく場所に表示させることができるため、
即座に高い効果を得られるというメリットがあります。
こういった自社にとってのデメリットとメリットを天秤にかけてよく考えることをお勧めします。
③チラシ・ポスティング
新聞の折込チラシやポスティング業者を使って直接住宅のポストにいれてもらう集客方法です。
チラシや新聞折込を用いるメリットは大きく2点あります。
1点目は高めの年齢層に対して効果的なアプローチである点です。
2点目に店舗の近隣に対して有効な手段である点です。
一方で、チラシの配布費用や印刷代、外注費用などはかかるため、
投資した金額に対しての効果(集客数)をしっかりと分析し、今後も行っていくかどうかを見極める必要があります。
④イベント・ショールーム
塗装専門ショールームの出店やイベントを開催することで店舗周辺に住んでいる方、
通りがかった方に「外壁塗装ならこのお店で対応してくれる」とアピールし、お店の認知度を上げることができます。
また、ショールームでは、実際の塗料や豊富なカラーを間近で見て触れることができるようにすることで、
お客様からの信頼、安心感を得ることができます。
⑤Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、Googleが提供している無料ツールの一種です。
自社の情報を登録しておくことで、Google検索やGoogleマップ上に企業の情報を表示できます。
自社の基本情報を登録できるだけでなく、情報発信や口コミの管理、分析情報の閲覧、Webサイト作成機能なども利用できます。
この口コミというのはとても大事です。
というのも、自社を利用した人の口コミを集めることで、
潜在層や見込み顧客層というのを自社の顧客へと変えることができるからです。
さらに、顧客からの信頼の獲得やサービス品質向上のフィードバックを直接得られるというメリットもあります。
ただ、ネガティブな口コミが投稿される可能性もあり、
削除も難しいため、そこは難点であり対策が必要といえるでしょう。
3.実際に集客に成功した事例3選!
成功事例1:株式会社 ハウスメイク牛久 様
まず一つ目の会社さんはハウスメイク牛久さんです。
この会社は茨城県にある会社でポータルサイトでの集客をやめ、
自社サイトを立ちあげるなど様々な集客を複合的に行うことでたった1年で年商1.8億円から年商3.5億円にまで成長しました。
ハウスメイク牛久さんは平成元年に創業後、下請け工事だけでなく元請け工事にも注力したいということで、
塗装ポータルサイト(一括見積サイト)を中心に集客を行っていました。
しかし、ポータルサイトでの集客では価格の安さばかりを求められたり、理不尽な要求をされたりすることで
従業員が辞めてしまうことが多くありました。
またこのポータルサイトに支払う金額は自社の本来利益になるはずのお金であるため、
自社に利益がほとんど残らない、などという弊害がたくさんありました。
そういった背景から、ポータルサイトへの出稿はやめ、自社サイトを立ち上げ運用するようになりました。
自社サイトに切り替えることで今までポータルサイトに支払っていたお金が自社の利益として残るようになり、
高収益な事業にすることができました。
また、自社サイト運用だけでなくショールームの出店、近隣エリアへのチラシ配布や新聞折込など
オフライン集客・オンライン集客を組み合わせて同時並行して行うことで相乗効果を発揮することができ、
たった1年で年商3.5億円を達成し地域一番店を確立しています。
成功事例2:株式会社 Luxst(ラクスト) 様
2つ目の事例としては、Luxstさんです。
この会社は戸建て比率30%という東京の難しい地域で、
下請けから元請け化し、WEBやショールームを活用して年商1.8億円を達成しました。
ラクストさんはもともとは防水の下請け工事会社でしたが、下請け工事に限界を感じ、外壁塗装会社に切り替えました。
ただ、元々工事会社であり、社長も23歳の元職人であるため、エンドユーザー、消費者向けの集客(チラシや自社サイト、営業活動)
を行ったことがありませんでした。
そこで、まずショールームをオープンし、そのあと自社サイトもリニューアルして塗装専門のサイトを立ち上げたところ、
お客様の反響が続々とあり、その集客効果を実感したようです。
また、近隣の地域柄、チラシよりもWEBでの集客が重要であると考え、とても地道な努力をされています。
ブログを毎日更新することで、通常であれば自然検索の順位を1位に挙げるのに半年はかかるといわれているところを、
約2か月で自然検索順位1位を獲得しました。
そうすることで、自社サイトからだけで約20件以上のお問い合わせが来るようになり、
利益率も高く高収益な事業展開を行うことができました。
成功事例3:株式会社 トラスト 様
最後3つ目の事例は、トラストさんです。
この会社は下請け・訪問販売をやめ、元請け塗装業化することで、たった2年で1.7億円から2.4億円にまで成長しました。
トラストさんはもともと下請けと訪問販売を中心に事業を行っておりましたが、
会社の従業員満足度が低い上に下請けであるがゆえに
利益を残せない、また競合が増え訪問販売もうまいようにいかないということで悩んでいました。
そこで、下請け・訪問販売をやめ、塗装業を元請け化し、それに付随して自社サイトを立ち上げました。
WEB集客の傍ら、チラシの配布やショールームのオープンなどオフラインでの集客も同時並行で行い、
新規のお客様の獲得を着実に行っていきました。
この同時並行の集客が相乗効果を発揮し、安定した集客と高利益率を維持することができ、年商2.4億円を達成しまし
4.外壁塗装会社が集客の際に気を付ける3つのポイント!
①5W1Hをしっかりと意識する
「誰に」「どんなことを」「どのように」伝えたいのかを明確にし、的確な集客手法を取ることが大切です。
「誰に」というところでは、ペルソナ分析をし、ターゲットをしっかりと絞った広告を打ちましょう。
例えば、あなたの会社はどういったお客様に来てほしいでしょうか?
・築30年を経過した戸建てを持っている50代の会社員男性
・築40年を経過した戸建てを持っている定年退職した60代男性
・中古住宅を購入した30代の若いご夫婦
外壁塗装という作業一つをとっても、様々なターゲットが考えられます。
多くの会社はこのすべてに向けて広告・集客をしようとしてしまい、全然呼び込めないまま終わってしまいます。
なので、集客を成功させるためには
必ず、ペルソナ、ターゲットがどんな人たちなのかを具体的なところまで深堀し明確にする必要があります。
これと同様に、「誰に」「どんなことを」「どのように」伝えたいのかというのを明確にすることで、
エンドユーザー、消費者にしっかりと伝えたい内容が伝わり、効果的な集客につながるでしょう。
②オンラインでの集客に頼らない
近年、インターネットの普及、スマートフォンの普及により新聞の購買者数が急激に減っているのは
皆さんも実感していると思います。
ただ、オンラインのみの集客に頼っていていいのでしょうか?
答えはNOです。
Web広告と同時にチラシや新聞折込などの集客も行うことで、
「チラシを見てイベントをしてたからインターネットで検索して問い合わせてみた」というように相乗効果が見込めます。
また、高齢者に限らずネットをあまり利用しない層は若い世代にも少なからず存在するので、
オンラインとオフライン双方の集客手法を実践することで、集客効果を最大化することができるでしょう。
③自社サイトやSNSを開設だけして終わらない
WEB広告にて集客をする際、ホームページを開設しSNSのアカウント登録をしただけでは、何一つ集客にはつながりません。
実際に現場のブログや口コミ、キャンペーンなどを
毎日毎週更新することで、より信頼感のあるサイトになり集客にもつながります。
SNSも同様に定期的な更新、お客様の求めるコンテンツを日々更新、改善していくことが重要です。
WEBサイトやSNSを開設した際にはぜひ定期的、継続的なコンテンツの更新を意識して運用してみてください!
5. まとめ
このように塗装業でも様々な集客方法があります。
WEB集客だけに絞るのではなく、チラシやイベント、ショールーム等のように
複合的、オンライン・オフラインを合わせながら様々な人に知ってもらい、
商圏範囲の中で認知度を高めていくことが必要です。
今回ご紹介した集客方法は「今日やって明日」という結果は出ないかもしれませんが、
繰り返し実行し、結果を記録し、改善することを忘れなければ、一歩一歩成功という目標へ近づいていきます。
また自社ではどうしようもないときは、外部のプロに相談し的確な指示をもらうのもいいでしょう。
ぜひ、自社の地域や方向性、お考えに沿った集客方法を活用してみてください!