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 今回のことば「目の前にきている?不況時代に向けた3つの戦略とは!」  

賃貸不動産仲介管理ビジネスの黄金律 特別号
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「ツキを呼ぶ 船井幸雄の教え」 船井流 経営者論メールセミナー Vol.50
今回のことば 「目の前にきている? 不況時代に向けた3つの戦略とは!」

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船井総研 賃貸管理ビジネスコンサルティングチームがお届けする経営者・
経営幹部向けメ-ルマガジン 【ツキを呼ぶ 船井幸雄の教え】です。
※船井流経営法の原理原則に関する情報をお届けしております。

松井哲也です。

8月に入り、株が一気に急落しています。上がり下がりから一時か、一気に急
落するか、動向は気になるところです。また10月にはいよいよ消費税増税がス
タートします。ここにきて、各業界でも、いよいよ不景気・不況に落ち込むの
ではないかと予測されている方も多くいますね。

私が覚えているところで、不況と言えば、好景気の後の景気の落ち込みが、何
度となくありました。1991年バブル崩壊、2000年ITバブル崩壊、2008年リーマ
ンショック、そして、、、。

過去、ちょうど10年前後にはやってくる事を考えても、そろそろ現実味を感じ
てきています。かつて、船井幸雄は不景気・不況の時代には、不景気・不況の
為の戦略があると話していました。

今回は、その不景気・不況時代に向けた3つの戦略として、お伝えしたいと思い
ます。

【 いま目の前に来ている! 不況時代に向けた3つの戦略! 】

1.ハイイメージ付き大衆商法
船井総研独自の言い回しをした経営法です。今まで中所得層だった方々が、ど
っと低所得者層に入ってきます。日本総低所得といわんばかりに、財布のひも
が締まります。この時代には文字通り、「大衆向けにハイイメージで売ればお
客さんは集まり、儲かる」という考え方です。
不況には、ハイクラスなイメージの商品を、お客様がイメージする価格より
も、安く提供することでお値打ち感を出す手法が効果的です。2009年リーマン
ショック明けに、温泉、ビュッフェ朝食付きのビジネスホテルが安価で泊まれ
るというサービスが流行していました。賃貸管理業では、新築・築浅でも初期
費用ゼロ、退去費用ゼロ、ゼロ賃貸商品が初めて出たのも2010年頃でした。
今のご自分の業態の中で、扱う商品のグレードや、店づくりをハイイメージに
して、一般大衆に受け入れられるよう価格は抑えめにする、こんな戦略が重要
です。

2.顧客の流動化
これまでお小遣いとして月5万円受け取っていたサラリーマンが不況になると
お小遣いが月3万円に下がる。すると、これまで常連だった店に通えなくなり、
でも質は落としたくないので、同じお金でもよりよい質のところ、もしくは、
同じ質でより安いところを探そうとします。つまり、それに従って一気に顧客
の流動化が起こります。これは、好景気には起こりえないことです。これは逆
にいえば“大チャンス”です。2番手以下の企業でもシェアを大きく伸ばすこと
が可能であるからです。いい商品・サービスに対して適正価格を打ち出せる企業
は、これを機会に思い切った営業戦略をとることをお勧めします。上手く新規
顧客にアプローチできれば、自社の顧客層は一気に広がります。お客様は不景気
な時代こそ、信用のある1番の会社、1番のお店に流れます。全てで1番を取るの
は難しいですが、商圏、商品、客同の中で、何かで1番のものがある事が重要に
なってきます。賃貸管理業では、高掛け率・良質なサブリースから、一気に管
理受託を伸ばしているところもあれば、短期貸し(マンスリー・民泊)という
貸し方で新たな顧客を伸ばしている会社も出てきています。

3.固定客化の重要性
上記2の逆からの言い方になります。ある意味、新規の取り合いであるため、
下剋上で、弱者が商品・サービスの内容によっては、大きく新規顧客を伸ばし
シェアを上げる事になるチャンスはあります。ただし、今いる顧客をリピータ
-化、あるいは固定客化していく事も考えないといけません。賃貸管理業では
一度住んで頂いた入居者の方に、長く住んでいただくための特別なサービスを
加える会社さんも出てきました。また地主オーナー様に対しては管理業務を通
して、さらに資産管理、相続対策など、一生涯のお付き合いを仕組み的に行っ
ていく会社もでてきています。最近では、賃貸管理会社が、スポーツクラブを
経営したり、ホテルを経営し、今までの顧客をクロスセールの中で、グループ
全体での固定客化、地元になくてはならない存在感を作っている会社も出てい
ます。

2009年リーマンショック明けには、一気に世の中が変わりました。さて今回はど
う変化するでしょうか。いずれにせよ、その時代に向けて、出来る準備をしてい
きたいものです。