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高効率賃貸管理!業務効率化で管理物件1,000戸を1.5名で運営する仕組み


カテゴリ:
コンサルティングコラム

賃貸管理会社の高生産性事例

今回は、三福管理センター様の事例を
ご紹介させて頂きます。

ゼロ賃貸でも有名な三福管理センター様は、
たった1.5名で管理1000戸を運営する
「高効率賃貸管理」によって、

一人当たり2,500万、管理+1000戸/年、
入居率98%を実現しています。

営業利益は脅威の数値を実現しています。

その軌跡を下記にまとめさせて頂きます。
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効率的な運営体制の模索

2011年当時、管理戸数は6,000戸あまりを、
社員16名、パート6名で回す体制。

管理6,000戸をエリアで区切り、
1,000戸を管理営業、管理業務、
管理サービスの1,000戸を3名体制で、
1人当たりの粗利1,500万は地方都市では
トップクラスの生産性でした。

毎期115%の管理戸数、
売上を伸ばすのがビジョンだったため、
毎年1,000戸増やす、管理戸数に比例し、
3部門で社員を各1名増やせば、
成長し続けられると永井社長は考えていました。

しかし、思うようにいきませんでした。
完全ゼロ賃貸も、まだ商品としては
未完成な部分の中
(曖昧な料金内訳で第三者からの指摘も入る)、
同商圏内でも類似商品が出回り始め、
空室対策や管理拡大においても、
社員による提案力、業務遂行力が
求められるようになりました。

もともと、新卒社員は
グループの賃貸仲介会社で行っており、
三福管理センターでは、成長する中では、
中途採用中心に採用と教育を続けるが、
教育が追い付かず、社員を育てるのに
2年はかかり、その間新たな社員が採用できす、
業務過多になった社員が
年間3~4名は辞めていくという
状態に陥ってしまった。

管理営業(オーナー担当)、
管理業務(建物・入居者管理)の業務を
もっとカンタンに、誰でもできる方法に
作らなければ、先がない。

また商品のライフサイクルは3年が限界。
商品開発、業務効率を本気で
取り組もうという転機になりました。

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生産性を高める組織に

まず方向性を、毎年115%成長目標として、
管理戸数、売上・粗利目標にしていたが、
同じく115%の営業利益目標へ変えました。

まずは止める事を決める。
満室の部屋の鍵預かりを止める、
社内への電話を止める、
オーナーも電話がならないようにする、
退去立会を止める、滞納督促を止める、
管理会社と思えないほど、
主要業務をなくしてしまった。

☆管理6,000戸時代の体制が
社員16名パート10名だったのに対し、
最新の管理戸数見込みが1万戸超の現在、
同じ社員数16名でパートは10名。

永井社長は、生産性を上げる
ポイントは5つだとお話しします。

(1)外注企業活用
(2)パート増員
(3)デジタルシフト
(4)商品仕組み化
(5)業務の標準化

になります。

(1)(2)の外注できる、
またパートができる業務をどれだけ増やせるか?
の考えを前提に取り組んでおり、
(3)に関しては、巡回清掃による
現地での写真撮影、文字入力はすべて
デジタル化に取り組んでいます。

デジタルシフトについて、
いずれRPAやAIがやれる範囲も
広がると先を見ています。

(4)に関しては、
完全ゼロ賃貸やゼロリノベなどの、
誰でも売れる商品を作る(商品化)。
(5)社員が自然とやらなければ
いけなくなるような仕組みを作る
(業務の仕組み化)になります。

根本の考えとしては、社員の業務を
☆外注化☆パート化☆デジタル化させることで、
生産性を向上させようと言うものになります。

ぜひ4月~繁忙期明けの管理繁忙期に向けて、
この仕組みを構築して頂ければと思います。

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