電話番号

0120-958-270
平日 9:45-17:30

無料相談 マイページ
明日のグレートカンパニーを創る Funai Soken
M&A

コラムCOLUMN

人を管理するための、管理をなくすためには?


カテゴリ:
コンサルティングコラム

いつも当メルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
船井総合研究所不動産支援部上野です。

今回は、高知県高知市に位置する「”街”と”人”を繋げる創造カンパニー」である高知ハウス様の事例を紹介します。同社は、地域内で最大級の賃貸管理実績(8,000戸)を誇り、賃貸仲介・管理業務を展開しています。

まず、同社は「原状回復・空室対策」の業務プロセスを根本から見直し、以下のような成果を達成しました:

– 工事期間を最低10日短縮
– 工事関連の売上を前年比で127%増加させ、8,000万円の増収
– 純増入居数が前年比で100件増加

これにより、オーナー提案チームの強化が図られました。空室対策の提案や原状回復工事の効率化は、管理会社にとって基本的な業務強化項目ですが、実際には多くの企業でこれらの業務が形式的になっているケースが増えています。

高知ハウス様では、以下の手順で業務の見直しを実施しました:

1. オーナー担当の見直しとランク付け、提案能力に応じた社員の振り分け
2. オーナー提案チームのリーダーを再任命
3. 空室対策ルールの導入、更新し、提案業務の透明化
4. 空室対策フローチャートの作成と管理部及びリーシング店舗の関与
5. 空室対策会議の定期的な開催
6. 担当別、エリア別の入居率の可視化
7. 退去から商品化までのプロセスの見直し
8. 退去から商品化までの期日の管理強化と提案の漏れ防止
9. オーナーへの提案数、商品化数、訪問数の可視化
10. 売買チームとの連携強化
11. 資産コンサルティング提案に長けたメンバーによるCF提案とオーナーカルテの作成
12. 全ての業務をKINTONEで管理

KINTONE導入前は、基幹システムが中心でしたが、対応しきれない部分には様々なアプリやシステムが部署別に導入され、情報共有には不備が生じていました。新しいシステムの導入で、これらの課題を解消し、効率的な情報共有を実現しました。

高知ハウス様の主な課題は、基幹システムのみでは情報共有や集約が不十分だったため、まずはお客様情報、オーナー情報、物件情報を一元化し、社内でのアクセスを容易にすることを目指しました。データ入力の効率化を図るために、他のシステムも検討しましたが、簡単にカスタマイズ可能なkintoneの導入を決定しました。

基幹システムで契約書の作成や家賃の入出金管理を行っていますが、その他のお客様情報、オーナー情報、物件情報、さらには入居者のトラブル管理、リフォーム、退去清算などの顧客管理はkintoneで効率よく行うようになりました。kintoneへのデータ入力が進むにつれて、データ集計の手間が減少し、KPIの週次チェックも容易になり、ほぼ入力漏れは解消されました。

※この導入プロジェクトの成功事例についての詳細は、長文となるため、こちらのインタビュー記事をご覧ください。株式会社高知ハウスの経営企画室室長、新谷洋二氏が導入の背景や改善点について詳しく語っています。

[詳細はこちら]
(https://fastsystem.funaisoken.co.jp/case/case19/)

業務の効率化とデジタル変革(DX)の推進に成功した高知ハウスでは、原状回復や空室対策の提案業務を一から見直し、オーナー提案業務のプロセスを再構築しました。これにより、資産コンサルティングとオーナーへの提案が得意な社員を増やし、業績を向上させることができました。

今回はこちらの取り組みについて、
株式会社 高知ハウス 代表取締役社長 和田 英知 氏にご講演いただきます。
管理戸数8,000戸・高知NO.1の老舗管理会社が原状回復・空室対策の提案業務を0から見直すことで、
オーナー提案業務の流れを再構築し、資産コンサルティング提案・オーナー提案ができる社員を増やした業績向上事例をお話いただきます。

是非経営者の皆様は必見の内容となっておりますので、是非参加をご検討ください。

▼原状回復・空室対策提案の業務をゼロから見直すセミナー▼

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/113302

【経営者様向け】
・退去業務に追われてオーナー接触頻度が下がり、本来取れるはずの案件が受注できていない
・社員がいつも「忙しい」と訴えてくるが、何が忙しいのか見えない
・入居率が95%を下回っている
・退去から募集、原状回復工事までの時間が遅く、オーナーから指摘の連絡が入る
・自社の管理の質が落ちている気がしている

■ゲスト講師
株式会社 高知ハウス 代表取締役社長 和田 英知 氏

管理戸数8,000戸・高知NO.1の老舗管理会社が原状回復・空室対策の提案業務を0から見直すことで、
オーナー提案業務の流れを再構築し、資産コンサルティング提案・オーナー提案ができる社員を増やした業績向上
事例をお話いただきます。
・工事期間は10日以上短縮
・工事売上は昨年対比で127%UPの売上8,000万増
・昨年比での純増入居は+100件増

■開催日程・費用
2024/06/13 (木) 13:00~16:30:オンライン
2024/06/24 (月) 13:00~16:30:オンライン

・費用 一般価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 一名様
会員価格 16,000円 (税込 17,600円)/ 一名様

セミナー詳細・申込はこちらから

同じテーマで記事を探す:
メルマガ登録 財務面でのお悩みを解決!無料レポートダウンロード