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トップを目指す社長のためのマネジメント環境づくり、組織開発、中期経営計画、人材育成、人材開発、業務効率化
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- コンサルティングコラム
新年あけましておめでとうございます。
船井総研の宮下です。
賃貸不動産ビジネスでの「マネジメント力アップ」を
専門とする経営コンサルタントです。
初七日も過ぎて、もう1月8日。
この繁忙期は、準備万端で迎えることができていますか?
本日は、
成長し続ける会社のトップがやっている「たった1つのこと」
と題してお伝えしてまいります。
最後までお読みいただければ、
二極化が一気に進むアフターコロナで「勝ち組」になるために
「絶対に社長がしなくてはいけないこと」が分かります。
どうぞお付き合いいただけましたら幸いです。
さて、「マネジメント」をという言葉を聞いて、
どんなイメージを持つでしょうか?
・管理すること
・数値実績を確認すること
・行動をチェックすること
なんてイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
どれも間違いではありませんが、本質ではありません。
マネジメント=「チカラを100%引き出して最も効果的に成果につなげること」です。
そして、そのために社長がやらなくてはいけないことは「環境整備」です。
いかがでしょうか?
自社では生産性を最大化するための「環境整備」、できていますか?
本題に入る前に、お知らせです。
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経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
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賃貸不動産会社を率いるトップモデル企業の
経営者さまをゲスト講師にお招きし、
・自社の実行力を高めるための施策について
・どこから手をつけるべきか考える
・モデル企業の歩みから自社のビジョンを固める
・事業承継後も安心して経営判断できる体制を知る
といったことをするための
経営者さま向け「マネジメント合宿」です。
日時は「2023年1月21日(土)」「11:00~16:30」です。
マルッと1日集中して、トップ企業のやっていることを学んでいただけます。
賃貸不動産会社の実務に精通したトップコンサルタントによる解説もございますので
学んでいただいた内容を自社に落とし込む手順まで、確認いただけます。
2023年の年始に、自社状況の整理をしながら
1年間の計画をじっくり立てていただくことができると思います。
なにかを変えたい!もっと伸ばしたい!という経営者の皆さま、
是非ご参加ください。
それでは本題です。
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【今回お伝えしたいこと】
1.トップマネジメントの役割は「環境整備」
2.時流に合ったビジネスモデルの選択と組織づくり
3.最初にやるべき「たった1つ」のこと
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1.トップマネジメントの役割は「環境整備」
本コラムの冒頭で、
マネジメント=「チカラを100%引き出して最も効果的に成果につなげること」
とお伝えしました。
ただし、マネジメントには3種類あります。
①トップマネジメント
②ミドルマネジメント
③現場マネジメント
です。
本日お伝えするのは
「①トップマネジメント = 社長・幹部の皆さまの仕事」です。
ここがで機能していないと、「売上が横ばい」の状態が続きます。
2~3年にわたって自社の成長が実現できていない場合には
社長・幹部の皆さまがご自身の仕事をできていない可能性が高いと
考えていただいたほうがよいかと思われます。
会社の規模が10名以下、30名以下の頃は
社長が「兼務」しなくてはいけないことが沢山ありますが、
その段階にあっても、「次を見据えた行動」をしなくては
会社は成長し続けることが出来ません。
「次を見据えた行動」というのは、社長自らが動かなくても
現場で社員さんが成果を出すことができるようになるための環境整備です。
「環境整備」のためにやらなくてはいけないことは3つ。
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①時流に合ったビジネスモデルの選択
②そのビジネスモデルを実行できる組織づくり
③組織が機能するためのバックサポート
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このあたり、自社ではいかがでしょうか?
2.時流に合ったビジネスモデルの選択と組織づくり
例えば、
賃貸仲介店舗で「メール反響が来店につながらない」とか、
「来店成約率が安定しない」といったことが続いている場合。
あるいは、
賃貸管理部門で「賃貸管理物件数が増えていかない」とか、
「オーナー訪問しても受注・受託につながらない」といったことが続いている場合。
個々のスタッフの方の「意識」「力量」に原因を求めるのではなくて
選択・実行しているビジネスモデルか、あるいは
それを実行する組織体制に問題があると考えたほうが良いと思います。
(もちろん、個々の社員さんにレベルアップは求めますが、
そこが主体になってしまうと解決策の本質が属人的になってしまいます)
会社の成長は、
・事業戦略の強化(=ビジネスモデルの選択)
・組織戦略の強化(=マネジメント力アップ)
の2つを、適切な時期に交互に入れ替えることで実意減していきますので、
どちらか一方を変えただけではうまく機能していきません。
現場で働く社員さんは、業務のなかでの創意工夫・改善活動はできますが、
1つ高い視点で「改革」をするということはできません。
(能力の問題ではなく立ち位置の問題です)
「時流(=顧客ニーズ)⇔ビジネスモデル」のズレは
少しずつ現れてきますから現場にいるとなかなか気づきにくいですし、
それを実行する役割分担も少しずつ複雑化してきて「兼務状態」が増えていきます。
ここを抜本的に修正出来るのは、経営者・幹部の皆さましかいないのです。
3.最初にやるべき「たった1つ」のこと
トップマネジメントによるバックサポートは、5つの機能に分かれます。
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①経営企画: 自社内外の環境分析により適切な戦略を選ぶ
②広告戦略: 全体最適の視点で集客を増やし続ける
③人財開発: 自社の戦略を担う人財を育成する
④情報戦略: 日常業務で取得する情報を最大活用する
⑤財務戦略: 攻めのアクセルを踏むための資金調達を行なう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この①~⑤の機能を経営者・幹部の皆さまが担うことで、
現場の社員さんは成長し続け、成果を出し続けることができるようになります。
会社が小規模なうちは
この機能をすべて社長おひとりで担わなくてはならないですが、
組織づくりが上手な経営者の方は、専門家を上手に使って外注し、
自らも含めた「経営チーム」を構築していきます。
「経営チーム」は会社の規模が大きくなるごとに内製化されるパートが出てきますが、
近年ではすべてを社内から調達することがベストではなくなっていますから、
状況に合わせてチーム作りをしていくほうが良いかと思います。
経営チームが機能している会社は、
トップマネジメントが行なうべき「環境整備」が
いつも適切に行なわれていきます。
①時流に合ったビジネスモデルの選択
②そのビジネスモデルを実行できる組織づくり
③組織が機能するためのバックサポート
といった機能を社長おひとりで担うことはカンタンではありませんので、
まずは社内外の優秀な人財を組み合わせて「経営チーム」を作る!
という1点に注力してまいりましょう。
「①経営企画」「②広告戦略」「③人財開発」「④情報戦略」「⑤財務戦略」
という5つの機能を万能にこなせる方って、いないと思います。
少なくとも、私にはできません。笑
自身の「得意(長所)」を活かして、そこで3倍の活躍をするために、
苦手なところ(短所)を他のメンバーにサポートしてもらって
「チーム」として成果を上げていく。
それこそが、会社を成長させ続けるために
「強い組織」を作っている経営者の方々がやっていることです。
伸びている会社に学び、よいところは徹底して真似るところから
スタートしてまいりましょう。
いかがでしたでしょうか?
会社を成長させていくために
社長がやるべきこと、やらないほうが良いこと。
最初にやるべきこと、後回しにしてよいこと。
ある程度のイメージを持って進めていただけたかと思います。
「経営チームづくり」は、マネジメント力アップの最初の一歩です。
そしてこれは、実行力の高い組織にモデルチェンジするための
「マネジメント環境の整備」のスタートであり、
「組織戦略構築」の一端です。
よし!取り組もう!という方には、
「90分の無料コンサルティング」をお勧めします。
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経営コンサルティング歴20年の
実務経験豊富な現役コンサルタントが、
御社の実状をお聞きしながら
「自社だけに当てはまるオーダーメイド組織戦略」
をアドバイスをいたします。
*最後に:経営者さま向け合宿へのお誘い*
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本コラムでお伝えした
「マネジメント環境の整備」「組織戦略の構築」について、
全国トップ企業さまのやり方から学び、
「自社への導入の手順書を【同志】の皆さまと共に作成する勉強会」
へのお誘いです。
【内容の詳細・参加お申し込みはコチラ】
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最近、経営者の方々から
「思うように会社が成長していかない」
「現状このままではいけないと思いつつ、何から実施するべきか悩んでいる」
「会社の方向性を決めきれない」
「継承をどのように進めていくか悩んでいる」
「思うように組織が動かない」
など、会社の方向性、運営に関するご相談を多くいただきます。
新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、
一気に社会が動き出している今秋、
仮想通貨の大ニュース、
メタバースなどIT分野の技術進歩の加速、など
停滞していた平成の30年を一気に取り戻すかのように社会が動いております。
賃貸仲介では、
業者同士の「空室物件のクローズ」という流れが顕著化しており、
自社の管理物件とメーカー物件以外は掲載がどんどんできなくなってきております。
その他にも
・オンライン接客やオンライン内見、
・SNSなどを活用した反響導線の多様化、
・IT重説
などが広まり、今後電子契約なども普及してきます。
賃貸管理もオーナーの世代交代にあわせて、変革期に入ってきています。
・次世代オーナー向けのオーナー向けWEBサイト、
・外注、システムを活用した管理サービス業務の効率化、
・管理受託以外の管理営業の多様化、
など、オーナーにあわせた不動産資産のコンサルティングができる会社が伸びてきております。
そして、そんな激的な市場の変化による時流の読みづらさに加え、
・働き方の多様化
・やり方(手法)の多様化
が進み、
今まででのマネジメント体制や雇用形態、
従来のお客様への対応や業務フロー
が通用してこなくなっております。
・社員の慢性的な疲弊、
・何度言っても発生する業務上の抜け漏れ、
・採用難
などは全て社員が求める働き方と評価に対応できていない結果です。
自社を振り返るといかがでしょうか?
・市場の読み、
・ニーズにあわせた手法や仕組みの導入、
・成長軌道に乗せるための組織運営
は、上手く機能しておりますでしょうか?
『経営者合宿』では
ゲスト講師をお呼びして
・時流解説、
・成功している仕組みや手法
をお伝えするのはもちろん、
聞くだけではなく、
経営者の方々で意見交換する時間と、
個別ワークショップの時間を設けているため、
・会社の方向性
・自社の実行力を高めるための施策
・どこから手をつけるべきかの優先順位、
・モデル企業の歩みから自社のビジョン固め、
・事業承継後も安心して経営判断できる組織体制
などの計画を明確化していただけます。
忙しいと感じる今だからこそ、
自分と会社にじっくり向き合う時間をつくっていただき、
「なんとなく感じているこのままではダメだ」という状況を
脱していただけると嬉しく思います。
是非ご参加いただき、2023年からのさらなる躍進にお役立てください。
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経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
内容の詳細・参加お申し込みはコチラ
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872
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トップ企業には育成の文化があり、社員定着率も高く、
その背景には「徹底した数値管理」があります。
どうやってその数値管理体制を構築したのか、
キッカケはなんだったのか?
どんな項目を誰がマネジメントしているのか?
その一端を皆様に垣間見ていただきたく、
「トップを目指す社長のための組織づくり合宿」です。を開催いたします。
繁忙期に入って現場スタッフの皆さまはお忙しいなかですが、
経営者さまには「自社の組織状況を見直す期間」としていただき、
2023年の組織戦略を構築してまいりましょう。
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宮下 一哉
1973年生まれ、神奈川県出身。 2002年に船井総研入社し、賃貸管理会社向けの コンサルティングに20年超従事している。 「マーケティング×マネジメント」視点での 総合的な差別化戦略構築により 「100億×100年企業づくり」をサポートし、 大手・中堅企業から全国各地の地域一番店の コンサルティングを担当。 「ビジョン経営」「DX」の推進などによる 社内一体化や高収益体質化を進めていく手法が 好評を得ている。