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トップを目指す社長のためのマネジメント環境づくり、組織開発


カテゴリ:
コンサルティングコラム
不動産 媒介取得

 
いつもありがとうございます。
船井総研の木村です。
賃貸不動産ビジネスでの「組織実行力アップ」を
専門とする経営コンサルタントです。

いよいよ今年も最終月。
2023年の声が聞こえてきましたね。
繁忙期の準備はお済みでしょうか?

繁忙期は「大忙し」の時期ですので、
スタッフ数が足りないという声が仲介店舗や管理部門から
出てくる会社さまも少なくないのではないでしょうか?

「みんな疲弊しています」
「このままでは、みんな辞めてしまいます」

なんて声が店長・リーダーの方から出てくると、
ドキッとしますよね。

本日のコラムでは、そんな
賃貸不動産会社の繁忙期対策について
お伝えしてまいります。

本題に入る前に、お知らせです。

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

賃貸不動産会社を率いるトップモデル企業の
経営者さまをゲスト講師にお招きし、

・自社の実行力を高めるための施策について
・どこから手をつけるべきか考える
・モデル企業の歩みから自社のビジョンを固める
・事業承継後も安心して経営判断できる体制を知る

といったことをするための
経営者さま向け「マネジメント合宿」です。

日時は「2023年1月21日(土)」「11:00~16:30」です。
マルッと1日集中して、トップ企業のやっていることを学んでいただけます。
賃貸不動産会社の実務に精通したトップコンサルタントによる解説もございますので
学んでいただいた内容を自社に落とし込む手順まで、確認いただけます。

2023年の年始に、自社状況の整理をしながら
1年間の計画をじっくり立てていただくことができると思います。
なにかを変えたい!もっと伸ばしたい!という経営者の皆さま、
是非ご参加ください。

それでは本題です。
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【今回お伝えしたいこと】
1.繁忙期に役職者としての仕事ができるリーダーが育つ「たった1つ」のこと
2.「数値分析能力」の高いリーダーを育てる方法
3. 数値管理から現場を変える!トップを目指す会社のマネジメント体制とは?
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1.繁忙期に役職者としての仕事ができるリーダーが育つ「たった1つ」のこと

繫忙期前に出てきがちな
店長・リーダーの方からのドキッとする声。

でも、その声って本当でしょうか?
その声の根拠ってなんでしょうか?

炎上覚悟で申し上げますと
多くの賃貸不動産会社さまでは、
繁忙期だからと言って、業務をこなせないほど
タスクでパンパンになることってないです。

現場を分かっていないコンサルタントが知ったふうなこと言うなよ!
他人のフンドシで飯を食ってる口だけのやつが生意気なこと言うな!
という怒りや反感で、ボコボコにされるかもしれません。。。

暴言すみません!
でも、それでも敢えて言います。
「人と時間をやりくりする方法」を習得していないから、
「時間がない」「人が足りない」という声が出てくるんです。

さらに言います。
そういうリーダーを育ててしまったのは「社長の責任」です。
「マネジメント」「リーダーの役割」を教えてこなかったことが
その原因です。

では、そうしたら仕事ができるリーダーが育つのでしょうか?
もっと言うならば「役職者としての仕事ができるリーダー」は、
どのようにして育てればよいのでしょうか?

その答えは1つです。
「マネジメントの仕方」を教えること。

このコラムでは何度かお伝えしてまいりましたが、
店舗・現場で行なうべき「ストアマネジメント」「セルフマネジメント」には
5つの項目があります。

【現場ストアマネジメント5項目】
①案件管理(顧客管理)
②進捗管理
③行動管理
④目標管理
⑤数値管理

その5項目のうち、
「リーダー育成・幹部候補生育成」のために不可欠なことは
【目標管理】【数値管理】の2つです。

【目標管理】は、求めるゴールからの逆算思考を鍛えるため、
【数値管理】は、実行したこと・起こっていることの成果を数値で説明するため
に、身に着けなくてはいけないマネジメント能力です。

 

2.「数値分析能力」の高いリーダーを育てる方法

このままでは、繁忙期にスタッフ数が足りない。
このままではみんな疲弊して辞めてしまう。

という意見が現場リーダーから上がってきた場合、
経営者の皆さまからは
・その数値的な根拠はなんなのか?
・具体的には、どんな業務でどれくらい処理能力が足りないのか?
・その不足分は、どうすれば対応することができるのか?

といった観点で「相談をさせ直すこと」が必要です。

但し、こんな言い方「だけ」ではダメです。
「ただ、人が足りないでは分からないから、数値的根拠をもって説明しなさい」
「リーダーなんだから、数値的根拠を持って話ができるようになりなさい」

要するに、数値的根拠をもって説明・相談してほしいのであれば、
・現場リーダーが、「数値管理」を容易に出来て
・「数値分析」がしやすい環境を整備すること
ができていなければいけません。

それを整備するのは社長の仕事です。

例えば、こんな会社さまがありました。

下記は、賃貸仲介店舗のマネジメント環境です。
①Excelで数値集計をしている
②現場リーダーがエースを兼任している
③3ヶ月連続で売上目標を達成していない

それぞれの状況は、次のような課題につながります。
①数値管理が現場まかせになる(=正確な数値がリアルタイムで共有されない)
②店舗全体の数値管理ができない(=リーダーの意識が自分の売上に割かれる)
③売上目標達成のための「プロセス目標」が間違っている(=売上だけ追っている)

こうなると、目標管理・数値管理のレベルに到達できず、
・社長/幹部陣が経営判断するために欲しい数値が出てこない
・現場スタッフ・リーダーは、売上目標達成というノルマを負わされるうえに
・社長/幹部陣のために数値集計までやらされて疲弊している

という状況になります。

これでは、
「数値で分析して報告しなさい」なんてことは、
ただでさえ忙しい現場スタッフ・リーダーの皆さんの「あきらめ」を生み。
うちの社長/幹部陣は何もしてくれない…なんてムードに繋がってしまいます。

ある会社様では部課長が3日かけて、
毎月の部門長会議の資料作成のために
数値集計をしていらっしゃいました。
(あるあるですが、ひどい状態です)

こうなってくると、目標管理・数値管理にまで
手が回らず「マネジメントお手上げ状態」になります。

新人や次期リーダーの育成に手が回らず、
「時間が足りません」
「人が足りません」
「業務を効率化しましょう」
という発言が目立つようになってしまいます。

さらに、厄介なことに、
目の前のことで手一杯の部門長の方には
「会社全体」を見る余裕がないですから、
出てくる発言がすべて「部分最適」になります。

そうなると、「セクショナリズム」が加速し、
仲介営業・事務・管理での仕事の押し付けあいが常態化します。

いかがでしょうか?
・仲介店舗/管理部門で「現場が冷めている」
・返事はするけれど、社長/幹部陣の指示が実行されない
・黙々と仕事をしているが繁忙期前後で退職が出る

なんてことが起こっていたら要注意です。

 

3. 数値管理から現場を変える!トップを目指す会社のマネジメント体制とは?

本コラムでは、マネジメントの重要性、数値管理の重要性、
そして「それができる環境整備の重要性」をお伝えしてきました。

いま、全国の賃貸不動産会社さまで
「スタッフが足りない」という問題が起こっています。

・社員がすぐ辞める
・リーダーが育たない といったことが
この業界の「構造的な問題」となっているということです、

そして、その問題の本質は「マネジメントができる環境整備が不十分」であるという
【たった1つのこと】に原因があります。

自社ではいかがでしょうか?

もし自社での
「マネジメント教育」「マネジメント環境整備」が十分でないとお感じになられたら
まずは「数値管理」の体制から確認いただくべきかと思います。

一事が万事です。
自社の「数値管理」はどんな状況でしょうか?
いま一度、見直していただけましたら幸いです。

そして、そこが十分でないならば、
「マネジメント環境整備」を進めることをオススメします。

ちなみに、
船井総研のコンサルタントがお手伝いに入ると、
まず最初に行なうのが「数値集計の体制づくり」です。

・集計項目に過不足はないか?
・数値集計は正しくできているか?
・管理者がいるか?(いなければ船井総研が代行する)

そして、
コンサルタントが指標を見る観点は
「前月対比」「前年対比」「モデル指標対比」
の3点です。

・今月の「目標」と「実績」が正しくスムーズに共有されていますか?
・前月・前年の数値実績比較がスムーズに行なえていますか?
 (前月・前年の数値がパッと出てきますか?)
・モデル指標と比較して、自社の状況はどれくらいのギャップがありますか?
 (モデル指標:船井総研でルール化している全国大会指標です)

といった感じで、毎週の数値管理を行なっていただきます、

その効果は「多くの方々が予想されるよりも3倍大きい」です。
いま現場の業績を上げるのは、なにをやるか?ではなく
「どうやるか?(どうマネジメントするか)」に集約されています。

その重要性を、経営者の方が意識していただき、
自ら学んで自社に導入いただけましたら幸いです。

 

*最後にごあんない*
本コラムでお伝えした
「マネジメント環境の整備」「組織戦略の構築」について、
全国トップ企業さまのやり方から学び、
「自社への導入の手順書を【同志】の皆さまと共に作成する勉強会」
を開催いたします。

是非ご参加いただき、2023年からのさらなる躍進にお役立てください。
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経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
内容の詳細・参加お申し込みはコチラ
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872
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トップ企業には育成の文化があり、社員定着率も高く、
その背景には「徹底した数値管理」があります。

どうやってその数値管理体制を構築したのか、
キッカケはなんだったのか?
どんな項目を誰が管理しているのか?

その一端を皆様に垣間見ていただきたく、
「トップを目指す社長のための組織づくり合宿」を開催いたします。

2023/1/21(土)11:00〜16:30
@船井総研東京本社(丸の内)
にて実施いたします。

繁忙期に入って現場スタッフの皆さまはお忙しいなかですが、
経営者さまには「自社の組織状況を見直す期間」としていただき、
2023年の組織戦略を構築してまいりましょう。

セミナー詳細・申込はこちらから

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