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円安で賃貸業界はどう変わる!?時流適応する管理会社のポイント
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船井総研の一之瀬です。
今回のメルマガは賃貸市場での時流適応について書きたいと思います。
本メルマガは発行の1週間ほど前に執筆していますので少し状況の変化はあるかもしれませんが…
32年ぶりに1ドル150円台に突入するなど、円安がどんどん進んでいます。
アフターコロナも踏まえた世界的な市場変化の中で、賃貸市場をどうとらえてビジネスチャンスに変えていけばよいのでしょうか?
円安がもたらす賃貸市場への影響は…
円安になるとどうなるか?
今さら言われることでもないかもしれませんが、単純に、自国通貨が安くなる、つまり円安が進むとGDPが増える、つまり景気は良くなります。
一部、原油高の状況で貿易赤字が続くなど懸念もありますが、通常は景気が良くなる。
現に、円安から国内企業の業績は好調になってきています。
・企業業績の回復⇒転勤等の増加
・観光を含めた外国人流入の増加
・円安、その他市場予測からの金利上昇懸念⇒賃貸脱却(住宅購入層)の減少
結果として、賃貸需要は増加していきます。
さらに突き詰めていくと、
・好況感、入居促進からのオーナー経営意欲の増加
⇒部屋のリフォーム・リノベ、外壁等の大規模修繕、新規購入などの増加
・金利上昇⇒不動産価格の上昇
※世界的に知名度が高い都市部は、円安の割安感から外資の流入
と、オーナーにとっても将来への決断をしやすい情勢がそろってくる、ということになります。
今、注力すべきことはオーナーへの提案選択肢を増やすこと
そんな情勢の中なので、管理会社にとってみると追い風の状況ですし、営業担当にとってみるとオーナーとの関わりをより増やしていきたい時期、というところになってきています。
特に、繁忙期前も重なる時期ですので、より入居促進につながる大規模修繕やリフォーム・リノベーションに係る工事に力を入れたい時期です。
ぜひ、オーナーの資産や対応にも目を向けて、提案を強化していただければと思います。
繁忙期前に、今一度工事部門の見直しを図りましょう
いかがでしょうか?
メルマガではあまり細かい部分まではお伝えしづらいですが、変化する時流をうまくとらえて、特に資産をお持ちのオーナーにとっては、この先どうなっていくのか、ということから積極的に提案をしていく必要が出てくると思います。
実際に時流に適応したり、工事を強化したり、といった取り組みを成功させている実際の事例を見てみたい、という会社さんは、ぜひ下記のセミナーも参考にしてみていただければと思います。
メディアの報道等でグローバルな動きは不安をあおる報道も多いですが、地域の中で自分たちができることを徹底的に突き詰めることがビジネスにつながります。
ぜひ、2023年の春の繁忙期も成果につなげる動きを進めていきましょう。
よろしくお願いいたします。
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