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【24のマネジメント要素】今度こそ重点テーマをやり切るために!脱・属人化の組織づくり
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- コンサルティングコラム
いつもありがとうございます。
船井総研の木村です。
賃貸不動産ビジネスでの「組織実行力アップ」を
得意とする経営コンサルタントです。
前回は「アフターコロナを勝ち抜くために!」と題して、
経営者様に取り組んでいただきたい
「24のマネジメント要素」をご紹介いたしました。
今回はその中の
「ONE TEAM思考」
「適所適財思考」
についてお伝えいたします!
本文中の「3つの○○」が属人的、な場合、
もしかしたら”やりきれない思考”が
組織にまん延しているかもしれません。
本題に入る前に、お知らせです。
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この閑散期を振り返りながら、年末を迎える前に
自社の課題をじっくり整理できます!
それでは本題です。
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【今回お伝えしたいこと】
1.属人化しやすい3つの○○
2.属人性が高まるほど超えられない「成長のカベ」
3.脱・属人化に向けた重要な2つの考え方
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1.属人化しやすい「3つの○○」
業務内容が細かく、かつ多岐にわたる
賃貸不動産ビジネスでは、
次の3つが属人化しやすいと言えます。
ーーーーーーーーーーーー
①業務が属人的
②顧客情報が属人的
③マネジメントが属人的
ーーーーーーーーーーーー
正確には①+②の結果、
③になっていることが多いです。
そして、
採用や社員定着に悩む会社様で多いのは
「③マネジメントが属人的」なリーダー・役職者が
部門のトップにいるため、
若手・新人と価値観が合わず、退職してしまうことが
往々にしてあります。
若手や次期リーダー候補からの発信で、
業務や顧客情報から少しずつ「脱・属人化」を
進めようとしても、
上司が一向に変わらないため、
諦めて若手が退職。
そして、
いつまでたっても人が足りない…
というケースも見てきました。
当コラムの読者の皆様には
そうなっていただきたくないので、
脱属人化を進めていただきたいです。
ただし、①~③の属人性をお伝えするには
文字数が足りませんので、
今回は①を取り上げてみます。
※ちなみに…
②は、脱脳内データベース、
③は、①②を踏まえた「データに基づく5つの管理」で
解決を図ることができます。
詳しくお知りになりたい方は船井総研・木村までご質問ください!
2.属人性が高まるほど超えられない「成長のカベ」
この「属人性」を放置すると、
「成長のカベ」に
ぶつかることになります。
「成長のカベ」とは
社員30名・賃貸管理戸数3,000戸
社員50名・賃貸管理戸数5,000戸
社員100名・賃貸管理戸数10,000戸
といった会社規模を指しています。
このようなところで
会社の業績が横ばいのままになっていることはありませんか?
これが「成長のカベ」です。
「成長のカベ」については長くなりますので、
詳細は控えますが、
「属人性」が高い組織は
「カベ」でぴたりと成長止まってしまいます。
例えば、
「①業務の属人性」が高いと、
このような現象が起こります。
ⅰ.社員が「何のためにこの業務をやるのか」分かっていない
ⅱ.特定の人/部門だけが忙しく、負担差が生じている
ⅲ.「この人がいなくなったら仕事が回らない!」という人が何人もいる
ⅳ.業務内容が不透明で新人育成に時間がかかる
ⅴ.業務内容が不透明で新人定着に課題がある
特に
ⅰ.社員が『何のためにこの業務をやるのか』分かっていない
は赤信号です。
いくらマニュアルを整備しても
仕事の意味や目的が伝わらないまま、
次の世代へと降りていくため、
業務の「改善」「改革」「効率化」が進まず、
ズルズルと時間だけが経ち、
人は増えても業績は伸びない、
といった「成長のカベ」で立ち止まることになります。
このような
「①業務の属人性」を減らすための
「方法」も大切です。
しかし、
一方的にその方法を進めると
反発が生じることもあります。
繁忙期も遠い時期ではありませんから、
まずは、次の2つの考え方を
部門リーダーや役職者を中心に定着させることが
大切かと思います。
3.脱・属人化に向けた重要な2つの考え方
業務の脱属人化を進めるために、
次の2つが重要な考え方になります。
ーーーーーーーーー
Ⅰ.ONE TEAM思考
Ⅱ.適所適財思考
ーーーーーーーーー
一方、「業務の属人性」を減らす「方法」は
STEP1:ビジネスプロセスの見直し(BPR)
STEP2:役割分担の見直し
STEP3:デジタルツールの活用方法見直し または 導入
となります。
いずれも「ビジョン実現のための24のマネジメント要素」
に入っていますね。
しかし、
この方法を単に進めようとすると
業務が属人化しているがゆえに、
・なぜ自分たちで仕事を回しているのに手を出してくるのか?
・ここまで自分たちでやってきたのだから黙っててほしい
・もっと効率よくするために人を増やしてくれないのか?
などと、社員さんから反発が生じるケースがあります。
そのような会社様では
次の2つの思考がまん延しています。
●ワンマン思考
●適材適所思考
皆様の会社ではいかがでしょうか?
部門リーダーや役職者の顔を浮かべながら、
読み進めてみてください。
上記2つの思考が身についてしまうと、
こんなセリフが聞こえてきそうです。
「自分一人で1から10まで全て回してきた(自負もある)」
「だから、新人も若手も全てできるようにならなくてはダメだ」
「でも教えていると自分の数字が上がらないから、背中を見て盗んでほしい」
そして、
「イケてる営業マンや経験のある事務スタッフは
『要』となる全ての会議・顧客・案件に
出席してほしい」
「何かあったら、そのような『エース』に任せればよい」
こんな考え方が
沁みついてしまっています。
まさに「業務が属人化」していることの
現れですよね。
その行く末は
「イケてるエース(業務がこなせる人)には指導する」
「現場が回していないのが悪い、なんで回らないか分からない」
「早く次のリーダーを育ててほしい」
という発言になり、
冒頭お伝えしたような
「③属人的なマネジメント」になってしまいます。
逆接的な説明になりましたが
先ほどのSTEP1~STEP3を通して、
「業務の脱・属人化」を進めるためには
部門リーダーや役職者の「そもそもの考え方を180度変える」
必要があります。
180度変えた考え方は2つだけです。
ーーーーーーーーー
Ⅰ.ONE TEAM思考
Ⅱ.適所適財思考
ーーーーーーーーー
簡単にお伝えすると、
Ⅰ.ONE TEAM思考とは
・ビジョン達成に向けて、この人の1時間は何に使うのが有効か考えること
・リーダーを含む全員が全員で時間を使い切る考え方
・得意な人が得意な1~4の仕事を中心に取り組む考え方
・リーダーは「マネジメント」の時間を確保し、チームパフォーマンスを考えること
・ビジョン達成に向けて、次のリーダーを抜擢し、育てていく
Ⅱ.適所適財思考とは
・会社のビジョン達成に必要な「役割(適所)」を未来から逆算して考えること
・必要な「役割(適所)」に後から人を就ける(脱属人化)考え方
・ニガテなことにいつまでも100点を求めない考え方
・中位6割の人が活躍できる「適所」をつくる
・必ずトップ(経営者様)が未来最適/全体最適な「適所」をつくる
自社の状況と照らし合わせてみて、
いかがでしょうか?
「属人化」には
①業務
②顧客情報(オーナー情報)
③マネジメント
の3種類がありますが、
どこかに課題があり、
「成長のカベ」で止まっていませんでしょうか?
もし、
少しでもドキッとしたり、
ヒヤッとしましたら、
下記合宿も上手にご活用ください。
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経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
11/11(金)・11/12(土)
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091623
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