電話番号

0120-958-270
平日 9:45-17:30

無料相談 マイページ
明日のグレートカンパニーを創る Funai Soken
M&A

コラムCOLUMN

【24のマネジメント要素】今度こそ重点テーマをやり切るために!脱・属人化の組織づくり


カテゴリ:
コンサルティングコラム

 
いつもありがとうございます。
船井総研の木村です。
賃貸不動産ビジネスでの「組織実行力アップ」を
得意とする経営コンサルタントです。

前回は「アフターコロナを勝ち抜くために!」と題して、
経営者様に取り組んでいただきたい
「24のマネジメント要素」をご紹介いたしました。

今回はその中の
「ONE TEAM思考」
「適所適財思考」
についてお伝えいたします!

本文中の「3つの○○」が属人的、な場合、
もしかしたら”やりきれない思考”が
組織にまん延しているかもしれません。

 
本題に入る前に、お知らせです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
11/11(金)・11/12(土)
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091623
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

時間は「11:00~16:30」、連続2日間の開催です。
この閑散期を振り返りながら、年末を迎える前に
自社の課題をじっくり整理できます!

それでは本題です。

==================================
【今回お伝えしたいこと】
1.属人化しやすい3つの○○
2.属人性が高まるほど超えられない「成長のカベ」
3.脱・属人化に向けた重要な2つの考え方
==================================

1.属人化しやすい「3つの○○」

 
業務内容が細かく、かつ多岐にわたる
賃貸不動産ビジネスでは、
次の3つが属人化しやすいと言えます。
 ーーーーーーーーーーーー
 ①業務が属人的
 ②顧客情報が属人的
 ③マネジメントが属人的
 ーーーーーーーーーーーー

正確には①+②の結果、
③になっていることが多いです。

そして、
採用や社員定着に悩む会社様で多いのは
「③マネジメントが属人的」なリーダー・役職者が
部門のトップにいるため、
若手・新人と価値観が合わず、退職してしまうことが
往々にしてあります。

若手や次期リーダー候補からの発信で、
業務や顧客情報から少しずつ「脱・属人化」を
進めようとしても、
上司が一向に変わらないため、
諦めて若手が退職。

そして、
いつまでたっても人が足りない…
というケースも見てきました。

当コラムの読者の皆様には
そうなっていただきたくないので、
脱属人化を進めていただきたいです。

ただし、①~③の属人性をお伝えするには
文字数が足りませんので、
今回は①を取り上げてみます。

※ちなみに…
 ②は、脱脳内データベース、
 ③は、①②を踏まえた「データに基づく5つの管理」で
 解決を図ることができます。
 詳しくお知りになりたい方は船井総研・木村までご質問ください!

2.属人性が高まるほど超えられない「成長のカベ」

 
この「属人性」を放置すると、
「成長のカベ」に
ぶつかることになります。

「成長のカベ」とは
 社員30名・賃貸管理戸数3,000戸
 社員50名・賃貸管理戸数5,000戸
 社員100名・賃貸管理戸数10,000戸
といった会社規模を指しています。

このようなところで
会社の業績が横ばいのままになっていることはありませんか?

これが「成長のカベ」です。

「成長のカベ」については長くなりますので、
詳細は控えますが、
「属人性」が高い組織は
「カベ」でぴたりと成長止まってしまいます。

例えば、
「①業務の属人性」が高いと、
このような現象が起こります。

ⅰ.社員が「何のためにこの業務をやるのか」分かっていない
ⅱ.特定の人/部門だけが忙しく、負担差が生じている
ⅲ.「この人がいなくなったら仕事が回らない!」という人が何人もいる
ⅳ.業務内容が不透明で新人育成に時間がかかる
ⅴ.業務内容が不透明で新人定着に課題がある

特に
 ⅰ.社員が『何のためにこの業務をやるのか』分かっていない
は赤信号です。

いくらマニュアルを整備しても
仕事の意味や目的が伝わらないまま、
次の世代へと降りていくため、
業務の「改善」「改革」「効率化」が進まず、
ズルズルと時間だけが経ち、
人は増えても業績は伸びない、
といった「成長のカベ」で立ち止まることになります。

このような
「①業務の属人性」を減らすための
「方法」も大切です。

しかし、
一方的にその方法を進めると
反発が生じることもあります。

繁忙期も遠い時期ではありませんから、
まずは、次の2つの考え方を
部門リーダーや役職者を中心に定着させることが
大切かと思います。

3.脱・属人化に向けた重要な2つの考え方

 
業務の脱属人化を進めるために、
次の2つが重要な考え方になります。
 ーーーーーーーーー
 Ⅰ.ONE TEAM思考
 Ⅱ.適所適財思考
 ーーーーーーーーー

一方、「業務の属人性」を減らす「方法」は
 STEP1:ビジネスプロセスの見直し(BPR)
 STEP2:役割分担の見直し
 STEP3:デジタルツールの活用方法見直し または 導入
となります。

いずれも「ビジョン実現のための24のマネジメント要素」
に入っていますね。

しかし、
この方法を単に進めようとすると
業務が属人化しているがゆえに、

 ・なぜ自分たちで仕事を回しているのに手を出してくるのか?
 ・ここまで自分たちでやってきたのだから黙っててほしい
 ・もっと効率よくするために人を増やしてくれないのか?

などと、社員さんから反発が生じるケースがあります。

そのような会社様では
次の2つの思考がまん延しています。

 ●ワンマン思考
 ●適材適所思考

皆様の会社ではいかがでしょうか?
部門リーダーや役職者の顔を浮かべながら、
読み進めてみてください。

上記2つの思考が身についてしまうと、
こんなセリフが聞こえてきそうです。
 「自分一人で1から10まで全て回してきた(自負もある)」
 「だから、新人も若手も全てできるようにならなくてはダメだ」
 「でも教えていると自分の数字が上がらないから、背中を見て盗んでほしい」

そして、
 「イケてる営業マンや経験のある事務スタッフは
  『要』となる全ての会議・顧客・案件に
  出席してほしい」
 「何かあったら、そのような『エース』に任せればよい」

こんな考え方が
沁みついてしまっています。

まさに「業務が属人化」していることの
現れですよね。

その行く末は
 「イケてるエース(業務がこなせる人)には指導する」
 「現場が回していないのが悪い、なんで回らないか分からない」
 「早く次のリーダーを育ててほしい」
という発言になり、
冒頭お伝えしたような
「③属人的なマネジメント」になってしまいます。

逆接的な説明になりましたが
先ほどのSTEP1~STEP3を通して、
「業務の脱・属人化」を進めるためには
部門リーダーや役職者の「そもそもの考え方を180度変える」
必要があります。

180度変えた考え方は2つだけです。
 ーーーーーーーーー
 Ⅰ.ONE TEAM思考
 Ⅱ.適所適財思考
 ーーーーーーーーー

簡単にお伝えすると、
Ⅰ.ONE TEAM思考とは
・ビジョン達成に向けて、この人の1時間は何に使うのが有効か考えること
・リーダーを含む全員が全員で時間を使い切る考え方
・得意な人が得意な1~4の仕事を中心に取り組む考え方
・リーダーは「マネジメント」の時間を確保し、チームパフォーマンスを考えること
・ビジョン達成に向けて、次のリーダーを抜擢し、育てていく

Ⅱ.適所適財思考とは
・会社のビジョン達成に必要な「役割(適所)」を未来から逆算して考えること
・必要な「役割(適所)」に後から人を就ける(脱属人化)考え方
・ニガテなことにいつまでも100点を求めない考え方
・中位6割の人が活躍できる「適所」をつくる
・必ずトップ(経営者様)が未来最適/全体最適な「適所」をつくる

自社の状況と照らし合わせてみて、
いかがでしょうか?

「属人化」には
 ①業務
 ②顧客情報(オーナー情報)
 ③マネジメント
の3種類がありますが、
どこかに課題があり、
「成長のカベ」で止まっていませんでしょうか?

もし、
少しでもドキッとしたり、
ヒヤッとしましたら、
下記合宿も上手にご活用ください。
「ドキッ」「ヒヤッ」の要因を
トップ企業様やコンサルタントと一緒に
考える時間になっております。

***********************************
賃貸不動産会社の経営者さまを対象とした
「マネジメント合宿」を開催いたします。

経営者さま向け「マネジメント合宿」とは
全国でトップを目指す経営者さまに一堂にお集まりいただき、
お互いに考え方をぶつけながら、一番を目指していく場です。
業績が横ばいで
「何かを変えなければいけない」
「どこから変えればいいか分からない」と感じる方にも
参加いただきたいです。

当日は
・京都エリアトップ企業 株式会社エリッツ 代表取締役 佐々木氏
・湘南エリアトップ企業 株式会社 ユーミーClass 執行役員 鈴木氏
のお二人をお招きし、
マネジメントから成長の軌跡をひも解いていきます。

その後は「ワークタイム」を行ない、
「当社はどこでつまづいているか?」
「他社はどうやって乗り超えたのか?」
を膝を付け合わせてぶつけ合う2日間になっています!

「やること」は明確だけれど、
「実行」「マネジメント」が課題の会社さまは少なくないと思います。
同じ立場にあって同じような仕事をしている方々と交流いただくことで
1つのキッカケにしていただけたら幸いです。

是非スケジュールを調整してご参加ください☆

日程: 2日間連続での参加となります
    ・2022/11/11(金)~11/12(土)

時間: 11:00~16:30(一日どっぷり浸かって頭を整理いただけます!)

会場: 1日目「TKP東京駅カンファレンスセンター」
    2日目「船井総研 東京本社」

現地開催のため、直接質問も可能です!
ぜひ上手にご活用ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
11/11(金)・11/12(土)
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/091623
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

11/11~11/12「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」

 
▼このような方にオススメです▼
①ここ数年、業績が横ばいのままで成長が止まっている
②社員・リーダーの顔ぶれが変わらず、5年後・10年後が不安だ
③業務・顧客情報・マネジメントが属人的で組織が大きくならない
④問題が山積みでどこから手をつけたらいいか分からない
⑤いろんなセミナーに参加したが、何が自社に合うか分からない

セミナー詳細・申込はこちらから

同じテーマで記事を探す:
メルマガ登録 財務面でのお悩みを解決!無料レポートダウンロード