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コロナ不況出口戦略として絶対に取り組むべきこと その②
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いつもお世話になっております。
船井総合研究所、賃貸支援部 不動産テックGです。
本日は、「コロナ不況出口戦略として,今絶対に取り組むべきこと」というテーマをお伝えします。
まずコロナウィルスが収束し始めた今の賃貸仲介・管理業を取り巻く主要な時流を簡潔に整理すると、
「管理受託営業・オーナー提案の仕方によってチャンスにも、ピンチにもなる」
という風に表現できます。
リーマンショック・東日本大震災の事例から、この不況時には空室率が上昇し、概ねオーナーの収益が低下すると言われています。
従って、この空室を埋める管理サービスを打ち出した新規受託営業と既存物件のメンテナンスを両輪で回すことができれば管理戸数を伸ばせますし、できなければ他社に奪われてしまいます。
これは現実に起きたことで、例えばリーマンショック時にこの流れを見込んで「空室対策商品、高入居率」を前面に打ち出して管理戸数を一気に伸ばした管理会社も存在します。
(ということは、逆にこの企業にシェアを一気に奪われた企業も存在するということです。)
以上の流れを踏まえて、ここで賃貸管理会社としてやるべきことを2点お伝えします。
①長期空室物件を埋めるための管理サービス構築
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管理受託活動に力を入れていくにあたり、ただがむしゃらに訪問するだけでは上手くいきません。
入居率に加え、つまり「これならうちの物件を埋めてくれそうだ」とオーナーさんに感じてもらえる、
「長期空室を埋めるための管理サービス」を構築することが重要になります。
この管理サービスについて、今回は「サブリース×リノベーション」という新しい広島の事例を紹介します。
これは簡単に言うと、「リフォーム施工後、物件をサブリースで借り上げ、月々の借り上げ賃料とリフォーム費用とを相殺することにより実質手元資金0でリフォームができる」サービスです。
リフォーム施工後の空室リスクや手元資金による制約など、リフォームにかかる障壁を全て取り除く、
かなり強い空室対策サービスといえます。
8月以降に当サービスをご紹介する、無料セミナーを企画しております。是非こちらもご確認ください。
②業務の効率化
*関連無料セミナーURL→:【webセミナー】管理部 V字回復!攻めの管理業務効率化
理想では上で述べた通り管理受託、既存オーナーへの設備改善提案を行う必要がありますが、
現場職員は他の業務(クレーム対応や督促業務など)で忙しく、新規受託営業・既存オーナー提案に手が回っていない企業が多くあるのが現実です。
そのため新規受託・オーナー提案に関わらない分野の業務を効率化させ、今やらねばいけない業務に専念させる環境を作ることが重要になります。
しかし取りあえず業務を効率化させればいいという訳でなく、業務ごとに取り組む優先順位をつけて、一つずつ徹底的につぶしていく必要があります。
弊社としては、業務負荷が大きい以下の業務について、優先的に着手すべきと考えています。
*クレーム対応業務(例.コールセンターへ一時受付~設備発注を外注)
*退去立会い業務(例.リフォーム会社へ立会いを外注)
*督促業務(例.保証会社へ外注。自社保証会社立ち上げ。)
*更新関連業務(例.自動更新制へ移行)
8月以降に上記の業務効率化施策をご紹介する、無料セミナーを企画しております。是非こちらもご確認ください。
ここまで長らく、不況時に求められる2つの取り組みをご紹介しました。
冒頭でも申し上げた通り、この2つの取り組みの徹底度合いが今後の管理戸数シェアを伸ばすことにも、減らすことにもなると考えております。
是非この機会に自社が今後一年を通して取り組むべき内容を見つめ直し、今後の飛躍的成長のための布石を打って参りましょう!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
◆本文でご紹介したセミナー
〇【Webセミナー】管理戸数年3桁成長を目指す!サブリース×リノベ
*開催日時
①7月31日(金)17:00~18:00
②8月14日(金)17:00~18:00
*URL: https://www.funaisoken.co.jp/seminar/063246
*参加費用:無料
*開催会場:オンライン実施。
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〇【Webセミナー】管理部 V字回復!攻めの管理業務効率化
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①8月21日(金)17:00~18:00
*URL: https://www.funaisoken.co.jp/seminar/062777
*参加費用:無料
*開催会場:オンライン実施。
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