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賃貸オーナーへの追客!コロナ期に必要な戦略とは?
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日々、新型コロナウィルスに関連する報道が相次ぎ、オリンピック延期も確定する中、市場への影響が長期化する見込みが出てきています。
少なからず、私たちのクライアント企業様にはそういった準備を進めていただいています。
今回、リーマンショックや東日本大震災と違い、賃貸関連のビジネスで影響を加味しなければいけないのは、『集客や顧客モチベーション低下の影響が遅れてくる』ことです。
現状では、例えば業種によって、昨年対比の業積変動がありますが2月・3月期で
・飲食系50%
・アミューズメント系40%
・ホテル系40%
・賃貸系90%〜95%
など、インバウンド需要や日常消費の中でも娯楽や不要不急な業態に関しては直接的な影響が出ていますが、賃貸市場では影響は軽微に見えます。
もちろん、上記は平均的な数字なので、地域で1番店、2番店は業績が伸びている企業もあります。
しかし、懸念されているのは、
・大手法人の新卒入社、移動時期の転勤控え
・来年の学生需要に対しての親御さんの心境の変化
・テナントの業績悪化による出店控え、賃料減額交渉
・渡航制限などによる外国人労働者の減少による人口減少を補っていた底上げニースの喪失
などの影響が、『これから出てくる』ことです。
じわじわと市場の影響を感じながら、一気に厳しくなる、ということがおこってくる可能性があります。
逆に賃貸市場でいえばちょうど閑散期に入る中で、余った人的戦力や時間をどこに費やすべきか、という話になりますが、この時期に力を入れたほうが良いのは、『オーナーとじっくり、今後の経営について話すこと』です。
市場が変わる中で、賃貸市場において今、一番経営戦略が必要なのはオーナーです。
・ご家族やお身内の方に心配、ご不安な状況はないか?
・今の市場をオーナーはどう捉えているか?
・これからの市場をうちはどう捉え、オーナーと共有するか?
・将来の賃貸経営をどう捉えるか?
・今のような不況がこれからも起こるとしたら、どんな経営をご家族に引き継ぐべきか?引き継ぎたいか?
・これからも賃貸経営を続けたいのか?
そんなことを、オーナーに寄り添って、戦略を立てるべきです。
がっ、とオーナーを集るような、積極的で派手な、広告戦略ではありません。
自社が今できることを最大限に配慮し、オーナに寄り添ってじっくりと、今後の戦略に大きくかかわるような、経営の話をすべきです。
そこを突き詰めていくと、例えば
・賃貸経営がどうなるかわからないからできるだけ費用をかけたくない。
→経営のストレスをなくしたい。子供に引き継ぐのも大変。本当は売却したい。
・お宅に任せているのに、なかなか埋まらないじゃないか!
→将来的にもあと10年、20年は経営を続けたい。費用をかけてもいいから長期的に安定した経営をしたい。
・今任せている物件の賃貸経営に興味がない。
→他に所有している資産の価値が下がることが心配。収益が上がるなら建築など活用を検討したい
というような話が出てきます。
今の、市場全体が『どうなるかわからない不安』を持っている時期こそ、オーナーに寄り添った提案で、長期的な戦略から逆算し、今できることをサポートする提案が不況期の自社の成長につながり、顧客満足にもなるのです。
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