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賃貸管理会社による複合化戦略決定版!人口減少・市場が縮小する中で、高収益を実現し勝ち続ける戦略
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賃貸管理会社が取り組むべき時流戦略
人口減少・市場が縮小する中でも、継続的に高収益を上げている賃貸管理会社は、
どんな戦略をとっているか?
まず基本として地域密着にて、高入居率・オーナー資産向上から管理戸数シェ
アを上げ、さらに業務効率から管理1戸あたり粗利レベルを上げ、生産性向上
を図っている会社が、賃貸管理会社としては成功していると感じます。
さらに、継続的に高収益を上げて成長している会社の戦略は、成功した賃貸
管理ビジネスを活用して、次なる多事業化へ展開している会社様です。
<多事業化展開 例>
「オーナー資産管理力を活かし、相続・収益売買事業」
「空き活用・新しい貸し方で収入アップさせる、民泊・マンスリー事業」
「外国人需要を取り込み、新築でのインバウンド旅館・簡易宿所・民間寮事業」
「土地の有効活用力を活かした、コインパーキング・コンテナ事業」
「入居側ニーズを知り尽くす管理会社だからできる土地活用事業(戸建・障がい者)」
「空き空間を活かした、シェアオフィス、自習室、24時間スポーツジム事業」
賃貸管理会社だからできる、完全地域密着、事業ごとに専門店化し、
複合化事業展開を進めていく方向です。
賃貸管理会社による専門事業・複合化戦略
よく地域密着型ワンストップ不動産サービスという言葉を聞きます。
ただいろいろ不動産関連事業が出来るというレベルではなく、一つ一つの専門事業
にて確実にシェア・収益を上げて、それら専門事業の複合化を進める事が、
「圧倒的な地域密着・専門事業・複合化戦略」と呼べると感じます。
専門事業・複合化戦略は
1.同一商圏内で、関連するが異なる顧客の囲い込みが出来る
(顧客を相互に共有し、クロスセールが行い易い、顧客サービスも図りやすい)
2.グループ全体において、間接部門の効率化が図れる
(総務、経理、人事、企画、仕入、などまとめて実践できる)
3.人材の流用性が高まり離職率が低減できる
より地域密着戦略が増すことで
1.同じ地域内で、社員さんにとっては別事業で成長できる機会が増える
(多事業の中で、自分に合わせられ、強み・希望をかなえ易い)
2.1度信頼した会社への複数回の依頼・利用が可能になる
(このグループがやってるなら安心、またお願いしたい、利用したい)
3.地域社会に貢献できる、地域に必要な企業グループが残る
(雇用促進、納税、地域イベントなど)
(顧客ターゲット応じ適材適所でも人材活用、子会社経営者の育成もできる)
社員さん、お客様、地域社会、全ての人に優しい企業グループであり、
地域になくてはならない、そして永続的に高収益を上げ続けられると感じます。
船井総研の住宅・不動産本部では、住宅・リフォーム・不動産・賃貸、各部門
にて、それぞれ母体企業の業態は違いますが、業態の境がなくなってきており
その中で住宅不動産関連での「圧倒的な地域密着・専門事業・複合化戦略」の
取れる、企業グループを作れるサポートを目指しています。
実際、住宅・不動産関連だけでなく、飲食事業、流通事業、医療・介護事業、
士業事業など、船井総研では将来への成功企業グループの姿として、あらゆる
業界で、この成長モデルを推奨しています。
今一度、自社の未来ビジョンを見直し、今後の取り組むべき戦略に活かして
頂ければ幸いです。
【賃貸管理業から、地域密着・専門事業・複合化戦略を推進し、
高収益を上げているなど全国の成功事例を知りたい方】
不動産会社による複合化戦略事例
愛媛県松山市に本社を置く、「三福グループ」様も複合化戦略を実施している会社の1つです。
コアビジネスである賃貸管理事業に留まらず、グループでは、高収益をあげる
新しい事業が、グループ役員会に事業計画が上がってきています。
空き活用、不動産関連、ストック収入での事業が多くありますが、
売買仲介、テナント・法人斡旋、レンタル家電、戸建賃貸、自動販売機、
精米機、オフィス仲介、スタディルーム(自習室)、コインパーキング、
コインランドリー、マンスリー、ホテル、寮、温泉施設、スポーツクラブ、
保育事業など
その実績は、グループ14社で、売上40億、利益4億をあげられています。
その「三福グループ」の取組み内容の一部はこちらからご覧頂けます。
本文では語りきれない、ノウハウや実際のツールについて
ご紹介させていただきますので、この機会にダウンロードくださいませ。