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★ジョブローテーションでフィールドチェンジ★


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コンサルティングコラム

いつも当メールマガジンを御愛読いただきありがとうございます。

皆様の会社でも、『賃貸営業一筋〇年」のような社員がいるケースも珍しくないかと思います。

知識やスキルは積み上げられ、その営業部門ではエキスパートとして欠かせない存在となっていることでしょう。

しかし、その分野に関しての専門性は高まりますが、本来不動産営業とは、賃貸・売買・管理・資産活用等、総合的なスキルを身に付けることができる仕事です。

不動産営業マンとしてキャリアを積み上げていく上で、ジョブローテーションを行うことは営業マン本人のキャリアアップにも繋がります。

【ジョブローテーションを実行する際の注意点】

では実際にジョブローテーションを行う上で、どういった点に注意すべきか解説していきます。

まずは、本人に同意を得ることが大切です。
人間は誰しも慣れ親しんだ環境や業務に執着してしまうものです。
会社としてどういった役割を期待しているのか、どのように成長しキャリアを形成してもらいたいのか、本人とよく話し合うところから始めましょう。

会社の一方的な都合ではなく、本人のキャリアアップのためということを伝え、双方が納得した上でジョブローテーションを実行しないと、思ったような効果が得られないだけなく、最悪の場合離職に繋がることもあります。

次に気にするべきポイントは、前部署で身に付けたスキルを活かせる環境であることです。

例えばですが、賃貸仲介部門でマネージメント経験のある人材であれば、部門単位での売上の作り方には長けているかと思います。
売上を達成するためのKPI設定や、具体的行動目標の設定などは、他部門でもマネージメントを行う際に活かせるスキルと言えるでしょう。

役職者でも事務職経験しかない人材は営業職で活躍するには時間がかかるでしょうし、事務職時代に積み重ねたスキルが営業に活かせるかはわかりません。

そういった意味では、以前にもお伝えしている評価制度の運用は必要で、制度上で営業系と事務系でコースを分けておくのもおススメします。

また評価制度が大事になるということは賃金テーブルにも関係しております。部署異動によってポストは変わっても、給与は維持することができる仕組みがあるかどうかも大事なポイントです。

一例をあげると、
・賃貸仲介一筋15年
・賃貸仲介部の部長として10年のキャリア
・年収も会社の中ではトップクラス
という方がおり、課員である賃貸仲介の営業社員が部長職を目指したくても、その席が空かないという状況があるとします。

当該部長を異動させようにも、賃貸仲介以外の経験がないため他部署での部長職は難しく、とはいえ年収が下がる役職からリスタートさせるわけにもいかずジョブローテーション自体が難しくなってしまった。このようなケースの場合、結果的にキャリアアップしたい課員の離職に繋がる可能性もあります。

対策としては、早いサイクルでジョブローテーションを行うということが大事になります。
20~30代のうちは、一つの部署に長くとどまらせることなく、社員が様々な経験をできるよう、会社として仕組みを構築しておきましょう。

【ジョブローテーション後は早期に活躍できるよう育成する】

とはいえ、異動させたからといって、早期に活躍できる社員ばかりではありません。

そのために会社として、部署毎の業務ルールや営業マニュアル等を作成し、それを基にきちんと育成していくことが求められます。

とくに、オーナーの資産に絡む業務等は特殊なスキルが必要になります。場合によっては相続等の知識も必要になります。経験値がものをいうという側面もありますが、「先輩の背中を見て覚えろ」という時代はもう古いです。

部門毎の教育プログラムを組み、ジョブローテーション後でも早期に活躍できる環境を提供してあげてください。

今回ご紹介した内容を実践し、たった2年間で管理戸数を2倍にした、山形県山形市で総合不動産業を営む、株式会社太平堂不動産様に、成功事例企業として弊社のセミナーにご登壇いただく運びとなりました。

太平堂不動産様は、ベテランの賃貸仲介のトップ営業マンを、管理受託営業専任に抜擢し、管理戸数を飛躍的に伸ばされております。

弊社主催の賃貸管理ビジネス研究会の会員企業様の中でもトップクラスの管理戸数増加率を記録しております。

管理戸数をまだまだ増やしたいという経営者の皆様は、是非この機会にご参加ください。

セミナー詳細は下記になります。

管理受託営業社員の育成方法

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/112275

【開催日時】
5月21日(火)船井総研 東京本社(八重洲オフィス)

【講座内容】
★第1講座★
管理戸数が伸びる会社と伸びない会社の違いとは
・管理戸数の増加は仕組みで変わる。管理戸数を増加させる為に管理会社が今やるべき事をお伝えします。

株式会社 船井総合研究所 賃貸グループ チームリーダー 三上 圭治郎

★第2講座★
2年間で管理戸数を倍増させた太平堂不動産の取り組み
・たった2年間で管理戸数を倍増させた太平堂不動産様の管理受託営業に関する取り組みについてお話しいただきます。

株式会社 太平堂不動産 代表取締役社長 武田 貴義 氏

★第3講座★
受託専任体制で管理戸数を増やす取り組み
・管管理戸数を増やすための組織づくり、実際の増加施策をお伝えいたします。

株式会社 船井総合研究所 賃貸グループ 杖本 悠河

★第4講座★
明日から実践していただきたいこと
本日の講座を踏まえて、明日から皆様に実践していただきたいことをお伝えいたします。

株式会社 船井総合研究所  賃貸グループ チームリーダー 林 建人

セミナー詳細・申込はこちらから

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