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2021年、既に10社以上がスタートしたDXの導入3STEPは


カテゴリ:
コンサルティングコラム

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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、
および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

船井総研では、一日でも早くこの事態が収束することを願いつつ、
事業を継続していかねばならない経営者様に寄り添い、
我々一人ひとりができることに精一杯取り組んでいければと考えております。
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【webセミナー】社長のための賃貸管理DXセミナー
2021/05/26 (水)・06/02 (水)
各13:00~16:00<各回同一内容>
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/070894
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今年の2021年2月に賃貸管理会社向けのDX研究会を発足してから、船井総研の賃貸管理ビジネス研究会にご参加いただいている150社の企業様から50社程度が既に参加されて取り組みを始めております。

また、直近でも新規で数十件のDXに関するお問い合わせをいただいており、全国の賃貸管理会社様で「何か取り組みを始めなければ…」と既存の事業体制に対して危機感を持っている経営者様の声が散見されます。

今回は、既にDXの取り組みをスタートされた企業様が取り組む”導入3STEP”を事例ベースでお伝えいたします。

STEP1:「自社でやりたいこと」「システムで出来ること」を整理する

DXを”システムを前提とした事業戦略の構築”と定義すると、まずシステムで出来ることを経営者様及び各社員様が把握することが必須です。

そもそもDXで活用するシステムの選定基準は、「各部署で独立したシステムではなく、部署横断型で活用できること」「顧客基準で管理できこと」の2点です。

顧客基準とは、顧客の属性情報や過去履歴をもとにマーケティング施策を打てることであり、賃貸管理会社様に置き換えると、「既存入居者の年収情報別に売買提案を行う」ことや「自社管理オーナーの収益情報や物件の築年数情報などに応じて売却提案を行う」などが挙げられます。

事例企業様では、「賃貸部で関わった入居者様に対して売買のご提案が出来ていない…」「会議前の数値把握に何時間もかかっている…」「○○は完了しましたか?という進捗確認に時間が取られる…」などの悩みがあり、解決手段としてDX化を行いました。

みなさまも自社で「何のお悩みがあるのか」「何を実現したいか」を整理し、それがシステムで「どういった形で実現され」「会議体制やリマインド体制、マーケティングフローがどう変わるか」を確認していきましょう。

STEP2:一連の社内業務フローと帳票・システムを洗い出す

STEP1で自社の方向性を整理した後は、具体的に自社の業務フローを一つ一つ洗い出していきます。

ここでのチェックポイントは「数値の2重入力が起きていないか」「業務の役割が重複していないか」「社員の誰かに業務が偏っていないか?」などです。

ここは時間をかけるべきで、多くのシステム会社ではこの整理期間を”要件定義期間”と呼びますが、ここはDX化において最も重視して行う項目です。実際には1~3か月程度でじっくりと精査していく企業様が多いです。

また、同時に自社が使用しているシステム(賃貸管理システムやポータルサイト掲載システム)や帳票類(売上管理帳票や進捗管理帳票、建物・顧客管理帳票)も洗い出しましょう。ここは後から連動するとなると、追加コストなどがかかることが多いため、最初のフェーズで把握します。

今年スタートされた多くの会社様では、既にDX導入で上手くいっている会社様のフォーマットを真似ることでスタートを切ることに成功しています。しかし、まったく同じ会社は存在しないため自社特有の課題点や実施していきたい内容を整理していきましょう。

STEP3:システム担当を設けたDX推進室の確立

DX化では新規のシステム導入が前提となってくるため、社内にシステムに関する「初期設定」「項目の変更設定」などを行うことができる専任者の設置をおすすめしております。

DX化で活用されるシステムでは、特にプログラミングなどの高度な技術を要求されることはないため、ここはパソコンを日常業務で問題なく使用することができるレベルで構いません。

どちらかと言うと、導入後に会議体制や数値の把握したい項目が変わることが多いため、その対応としてシステム専任者が必要となります。

また、DX推進室においては「経営者様」「各部署リーダー」「DX専任者」の形を事例企業様では取っています。

我々がまとめたDX推進室立ち上げのポイントは下記3点です。

(1)経営者が先頭に立つ:決定権のある経営者様の参加は必須となります
(2)現場実務の実態を知っている方の配置:他事業部の理解を深めるため、極力各部門責任者のリーダーに参加いただきましょう
(3)最低限のパソコンスキルのあるDX専任者設置:スキルが高い必要ありませんが、最低限のスキルがある方を選定しましょう

いかがでしたでしょうか?

まずはSTEP1のやりたいことの整理が必須ですが、我々としては、実際に取り組まれている会社様の声を聞いていただくことをおすすめしております。

実際にお聞きいただく機会として、2021/05/26 (水)・06/02 (水)に賃貸管理会社向けにDX推進をテーマにセミナーをご用意させていただきました。

全国のDX推進の実態・事例など踏まえた、貴重な機会ですので、もっと具体的な実践事例を知りたい経営者の皆様はぜひご参加くださいませ。

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株式会社船井総合研究所 宮下一哉

第2講座 【ゲスト講座】20名以下の会社でも取り組む賃貸管理DXの実践事例大公開
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一般価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 1名様
会員価格 16,000円 (税込 17,600円)/ 1名様

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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