コラムCOLUMN
賃貸管理会社のムダを削減して売上を上げる
- カテゴリ:
- コンサルティングコラム
昨今の新型コロナウィルスの感染拡大により、賃貸管理業界内では、非対面接客等のデジタル化が進みつつあります。
皆様の会社では、どのくらいデジタル化が進んでいますでしょうか。
そもそも、デジタル化の重要性を正しく認識できているでしょうか。
デジタル化の必要性
①労働生産性の低さ
日本のGDP(国内総生産)は世界第3位と高い水準にありながらも、労働者1人当たり、若しくは1時間あたりの労働効率化を数値化した労働生産性は、経済協力開発機構加盟国中21位、先進国7ヶ国中では最下位と、労働生産性の低さは顕著です。
②企業規模の観点
また、国内に視点を移してみると、大企業と中小企業間での格差も広がっています。
社内LANや複合機等は、無い企業の方が珍しいでしょう。
これらの基礎的な設備は企業規模に関わらず導入が進む一方、スケジュール管理・電子ワークフロー・社内用チャットやSNS等は、企業規模が拡大するにつれ導入率が向上しています。
つまり、企業規模が小さいほどデジタル化が進んでいないのが現状です。
さらに、地方企業は都心部の企業に比較して3~5年程度遅れをとっていると言われています。
この現状を、「地方だから、遅れていて当たり前。仕方がない。」と考えるのか、
それとも
「デジタル化にいちはやく取り組むことができれば、他社に競合優位性を示せる。」と考えるのかによって、会社の将来は大きく変わってきます。
人手不足が著しい地方企業、中小・小規模企業ほど、デジタル化への投資メリットは大きいと言えるでしょう。
デジタル化が進まない要因
昨今のデジタル技術は進化を見せており、中堅~小規模企業でも導入できる低コストのITツールも増えてきています。大企業には無い、中小・小規模企業ならではの機動力・俊敏性を活かしながら、デジタル化を推進していける時代になってきました。
しかしながら何故、中小・小規模な会社でのデジタル化はなかなか進まないのでしょうか。
往々にして、
費用負担ができない
デジタル化を進めた際の効果が分からない
効果はなんとなく分かるが、どんなデジタルツールを使用して良いか分からない
従業員がデジタルツールを使いこなせないのではないかという懸念がある
社内に先導できる人材がいない
等が原因と言えるでしょう。
そして根本的には、
デジタルシフトの重要性を、経営者が認識し、会社を改革するという強い意識のもと、先頭を切って進めていくという覚悟を持てていないこと
デジタルシフト後の真の目的を見出せていないこと
この2つが原因だと言えます。
デジタルに任せられる部分は任せ、社内の無駄を無くした後、何をするのか。
明確なビジョンを持つことが大切です。
デジタルシフトは目的ではなく、あくまでも手段でしかありません。
人にしかできない業務=オーナー提案業務に注力し、「稼ぐ力」を強化することを目的に定めた上で、社内業務の棚卸による現状把握、ITツールの選択・最適化、デジタル人材の教育等、逆算して進めていく必要があります。
無料セミナー こんな管理会社様におススメ
地方の賃貸管理会社のデジタルシフトについて、無料のWebセミナーにて解説致します。
デジタルシフトを推進するうえで抑えるべきポイントとロードマップを、Webセミナーにて公開。
具体的な取り組み事例をもとに、何から始めたら良いのか、解説していきます。
………………………………………………………
①営業手段に限らず社内のデジタル化を確実に推進したい
………………………………………………………
②生産性向上を図るべく、社内の既存業務を
デジタルへと移行したい・ペーパーレスを推進したい
………………………………………………………
③賃貸管理業務の効率化を図り営業活動に集中していきたい
………………………………………………………
④デジタルシフトを推進する際に障壁となりがちな、
基幹システムやその他システム間の連携方法など、
基本的なことを学びたい
………………………………………………………
お申し込みはこちら
>>https://www.funaisoken.co.jp/seminar/064070
今回、どうしてもご参加が難しいという方は、
こちらのメールにご返信いただくか、下記のフォームよりお問合せください。
個別に対応させていただきます。
お問合せフォーム
>>https://www.funaisoken.co.jp/form/seminar_qa?contact_number=064070
また、同無料セミナーでは、併せて今後の賃貸業界の動向等もご紹介させて頂きます。
アフターコロナを迎えるにあたってのご参考として頂ければ幸いです。