コラムCOLUMN
オーナー攻略の時流・本質は賃料アップ!賃料22%UPで資産価値を高める最新手法とは
- カテゴリ:
- コンサルティングコラム
今回のテーマは、
『賃貸管理で他社と差別化した価値を提供できるか?』
です。
市場の変化:『埋めるためにいい物件をつくる対策』から『賃料を上続ける経営対策』へ
賃貸業界ではこの10年、空室対策、という観点で個々の部屋に焦点を当て、設備やリノベーション等で収益を上げる、という手法を中心に上げられそうなものは賃料を上げる、というハード面での、どちらかというと空室対策よりの提案が主流でした。
個々の部屋のリフォームでは他社と競合した際にまだ差別化できますが、1部屋に数百万をかけるコスト感から、投資利回りが高くてもリスクを感じ敬遠されるオーナーも多く、受注件数は増えているものの実態は特定のオーナーからのリピート受注で伸びている、というケースが少なくありません。
成果が上がっているオーナーにとっては退去のたびに(コストは上がりますが)、すぐに埋まり、賃料が上がる人気物件として、高循環の経営づくりにつながりますが、古くてお金がなく空室が続くオーナーとの差は開く一方です。
これは、コロナ前の『人口減少・老朽化から、どう自分の物件を埋めていくか?』というコンセプトです。
一方で、最近のインフレ、円安からのGDP上昇、不動産価格の上昇、サラリーUPの政策の方向性、増税懸念、などの社会情勢を『絶好のチャンス!』と受け止め、『賃料をどう確実に上げていくか?』というコンセプトに転換している企業が成果を上げていっています。
いわば、空室に対しての場当たり的な対策から、根本的に賃貸経営を伸ばしていくためにどう賃料アップの流れを作っていくか、という対策に市場ニーズが変化してきているようです。
短期間で既存入居者も含めて賃料を上げる、最新事例
そんな市場背景の中で、実際に新規の入居者だけでなく、既存の入居者にも、積極的に賃料アップを進め、オーナーの収入のみならず、自社の管理料収入も連動して増やしている会社がではじめています。
そんな成長企業のほとんどが実践しているのは、
『棟単位での賃料アップ戦略』
です。
神奈川県内で管理戸数3,976戸を管理する、株式会社エヌアセットも、そんな賃料アップ戦略を進める成功企業の一つ。
他社がなかなか『賃料を上げます!』と言い切れない中、同社資産管理部 細山氏を中心に、棟単位で110%、120%の賃料になる提案を進め、実際に賃料が上がる物件を量産しています。
賃料を上げるオーナー提案のポイント
賃料アップを継続的に進めるポイントとして、同社が実践するのは、今の時代に合わせて、『入居者にも、オーナーにも納得していただけるインフラを整備すること』。
実は、この2、3年、多くの企業で賃料アップの流れは始まっています。
その多くが、『もろもろの物価が上がっているので』『ウクライナ危機で』『木材価格が、リフォーム価格が高騰していて』といったような理由で更新時になんとなく賃料アップをする手法です。
確かにこういった手法で賃料アップを進めることは可能ですが、入居者の不満や社員さんに意図が伝わりづらく、会社の仕組みとして淡々と実行するケースがほとんどです。
ですがこういったケースの場合、課題になるのが『次の値上げが難しい』ということです。
様子を見ながら2,000円、3,000円の価格アップはできますが、なんとなく入居者、一部社員の不満が募っていく中で、そこで打ち止め、次の価格上昇を狙えない、という課題が残っていきます。
そして、現実的に賃料アップに踏み込まない会社と比べると、『自社の管理物件だけ少し割高』な状態で募集をしないといけない、という問題が起こります。
何にしても一時的な賃料アップには貢献しますが、本質的な市場課題の解決にはならないでしょう。
そんな中、今回ご紹介するエヌアセット様では、生活環境の質を高めて賃料を上げる対策を愚直に進め、95.6%という高入居率を維持しながら賃料アップ、入居者の支持を集めています。
そんな同社が進めている取り組みの一つが、ずばり
『オートロックなど、IOT連動型の物件プロデュース』
です。
競合が多いSUUMO等のポータルサイト上で多くの物件がひしめく中、同社が選んだ戦略は、時代背景にかんがみ、
・安心して住める
・ネットが料金を気にせず自由に使える
・自分がいなくても郵送物が届く
・カギがいらない
・・・
といった、当たり前になりつつあるインフラを徹底して導入サポートし、棟単位で新しいライフスタイルを実現する物件に変えること。
実際に周辺競合物件と比較してみても、一部がそろって1,000円、2,000円価格が高い物件はありますが、すべてそろっている物件はありません。
そんなインフラの価値に5,000円、10,000円払ってもいい、という入居者が地域の中で多く存在し、同社の門を叩いてくる、また、既存の入居者にもご理解いただき、質を高めて賃料を上げる、という継続的な取り組みにつながっています。
オーナーにとっても1室あたりの賃料アップは年間6万円~10万円程度ですが、共用部に対しての投資のため総合的な利回りは20%を超えるケースも珍しくありません。
要は、どれだけ時代のニーズに合わせた環境を整えるか、ということが本質的な賃料アップにつながる、ということではないでしょうか?
賃料アップの決定版!実際に取り組みを進める会社の生の声を無料で聴くチャンス
長文お読みいただきありがとうございました。
実際に取り組みを進める、エヌアセット様にもご協力いただき、直接生の声を聴いていただける機会をご用意しています。
・自社でも賃料アップに挑戦したい。
・そうは言うけどうちのエリアでもできるの?
・この会社だからできるんじゃないの?
・うちは以前取り組んでみたけどうまくいかなかった
・賃料アップは敬遠していたが、入居者にも、オーナーにも、社員にも喜ばれる方法があるなら聞いてみたい
そんな経営者様、ご担当者様は下記に詳細リンクを設けていますのでぜひご参加いただければと思います。
また戦略的な内容を含みますので、ぜひ経営幹部様とご参加いただけますと効果が高い内容化と思います。
どうぞこの機会をご活用いただき、よりよい地域への貢献につなげていただけますと幸いです。
【無料】賃料アップの決定版!管理物件賃料を22%上げた成功事例大公開セミナー
■開催日時
・2023年7月7日(金) 10:00~13:00
■開催概要
・オルクドール・サロンTOKYO
東京都日本橋2-5-1 日本橋高島屋三井ビルディング32階
・参加費無料
■セミナーでお伝えする内容(一部抜粋)
・インフレ時代に都市部、地方部に関わらず賃料アップを当たり前に実現する最新ノウハウ
・賃料アップに必要な必勝提案内容とは
・地域のポータルサイトから見えた、高い家賃でも入居者に選ばれる方法とは
・明日からすぐに賃料アップ提案を始められる営業体制の組み方