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2023年これからどうなる?《宿泊・マンスリーマーケット》


カテゴリ:
コンサルティングコラム

いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の青木です。

今回は”宿泊・マンスリーマーケット”で新たな事業を少しでも検討されている事業主の皆様へ
宿泊・マンスリーマーケットの最新動向と、成功されている会社様の取り組みをお伝えいたします。

 

宿泊・マンスリーマーケットの最新動向・成功されている会社様の取り組み

宿泊・マンスリーマーケットの最新動向は、観光需要の変化なしには語れません。

世界の観光需要について、
国連世界観光機関(UNWTO) が出している国際観光客数をもとに
2019年11月の観光客数・2022年11月の観光客数を比較しました。

世界全体では2019年11月の63%程度の観光客数が戻ってきています。
中米カリブ、ヨーロッパでは80%を超えており回復が早いですが、アジア太平洋では17%と回復が遅い傾向にあります。
そのため、日本に住んでいる私たちからすると実感は薄いかもしれませんが、
世界全体を見ると観光需要は回復傾向にあると言えるでしょう。

国内の宿泊市場についてはビジネスホテルの稼働率から見ていきます。
観光庁が出している宿泊旅行統計調査によると、
2020年第2Qの25.5%を底に2022年10月の最新データでは61.9%と回復傾向がみられます。

《国内ビジネスホテルの動き》
2019年第1Q  75.6%
2019年第2Q  78.9%
2019年第3Q  79.9%
2019年第4Q  78.7%
2020年第1Q  59.0% ※新型コロナウイルス流行
2020年第2Q  25.5%
2020年第3Q  40.1%
2020年第4Q     51.8%
2021年第1Q  40.2%
2021年第2Q     40.2%
2021年第3Q  45.5%
2021年第4Q  56.8%
2022年第1Q  48.6%
2022年第2Q  57.9%
2022年第3Q  61.3%
2022年第10月  61.9%

ご覧の通り、ビジネスホテル市場は大打撃を受けました。
一方でマンスリー市場はどうかというと、新型コロナウイルスで少なからず影響はあった中でも
利益を堅調に出しながら、部屋数も積極的に増やされている会社が多くあります。

法人マンスリー研究会・月次支援先の会社様の実績を一部ご紹介いたします。

《成功事例①株式会社レントライフ》
【エリア】長野・神奈川・静岡・群馬エリア
【稼働率】76.7%
【粗利】11,262万円
【部屋数】380室

レントライフ様では、2016年に開始した宿泊事業・マンスリー事業で2022年の粗利益1億円を突破されました。
現在、本社がある長野で200室、神奈川で100室、静岡・群馬他のエリアで80室の計380室の宿泊・マンスリー事業を運営されています。
店舗がないエリアについても成長市場と判断した静岡・群馬等のエリアは外部業者との提携を進めながら、部屋は増やされています。
マンスリー事業で見ると、年間の平均稼働率は72.9%で、1室あたりの粗利益は22,957円/月となっています。

《成功事例②》
【エリア】北海道・東北エリア
【売上】12,423万円
【稼働率】74.3%
【粗利】4,342万円(粗利率34.9%)
【部屋数】2019年43室→2020年61室→2021年90室→2022年130室

《成功事例③》
【関東エリア】
【売上】9,665万円
【稼働率】90.7%
【粗利】1,910万円(粗利率19.8%)
【部屋数】2020年145室→2021年167室→2022年189室

《成功事例④》
【関東エリア】
【売上】6,321万円
【稼働率】61.0%
【粗利】2,229万円(粗利率35.2%)
【部屋数】2019年28室→2020年55室→2021年89室→2022年109室

観光需要が戻ることで宿泊市場としては、1週間未満の滞在需要がメインに増えていきます。
その一方で、1週間以上の滞在(マンスリーマーケット)についてもビジネスホテルの値上げ等によって、
ビジネスホテルに1週間以上の滞在をしていた顧客の集客アップや単価アップでさらなる利益が期待できます。

2023年以降、こうした国内の宿泊需要がどう変化していくのか?
どのようにエリア訴求と事業展開を進めていくのがよいのか?
宿泊事業、特にマンスリー事業の立ち上げについて、国内宿泊マーケットの解説を踏まえて弊社コンサルタントが
徹底分析し解説させていただく対面式リアルセミナーをご用意しました。

また、本セミナーではレントライフ様の営業戦略本部 取締役部長 矢崎 大城 氏にも
ナマのご講演およびご質問の機会をご用意させていただきました。

ぜひご都合の良い会場で、
レントライフ 矢崎様ならびに弊社コンサルタントの時流解説をぜひお聞きください。

 

2023年宿泊・マンスリーマーケット最新市場動向解説セミナー

「地方の管理会社でもできた!マンスリー事業400室達成への軌跡」

セミナー特別ゲスト講師:
株式会社 レントライフ 営業戦略本部 取締役部長 矢崎 大城 氏

<東京・大阪で対面開催決定!>
日時:2023年2月6日(金)13:00 ~ 16:30 ※受付12:30~
場所:船井総合研究所 東京会場
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1−6−6 日本生命丸の内ビル21階

日時:2023年2月24日(金)13:00 ~ 16:30 ※受付12:30~
場所:船井総合研究所 大阪会場
〒541-0041 大阪市中央区北浜4−4−10 船井総研大阪本社ビル

セミナー詳細・申込はこちらから

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青木 一将

不動産業(賃貸・売買仲介、管理業務)の業績アップ・活性化を手がけている。市場調査、マーケティング戦略、現場レベルでの売上アップ提案まで実施。特に賃貸管理会社の強みを活かしたオーナー向け売買事業・収益売買事業の立ち上げと活性化に多くの成功事例とノウハウを持つ。管理500戸~1,000戸規模の会社でも、小さくて強い、利益と生産性の高い会社作りを目指している経営者様のサポートを中心に行っている。
現場とのやり取りを毎日欠かさず「どうやったらできるか」をモットーに、年間365回PDCAを回すことを自身ともに現場レベルで浸透させている。

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