電話番号

0120-958-270
平日 9:45-17:30

無料相談 マイページ
明日のグレートカンパニーを創る Funai Soken
M&A

コラムCOLUMN

【成功事例】管理サービスDXで「月50時間」の業務効率化に成功!


カテゴリ:
コンサルティングコラム

 
いつもありがとうございます。船井総研の宮下です。
賃貸不動産ビジネスを専門とする経営コンサルタントです。

前回の私のコラムでは、時流をしっかり捉えて「売上3倍増!」を達成された会社さまの
成功の取り組みについてお伝えいたしました。

今回も引き続き、同様の成功の取り組みをお伝えしてまいります。

本題に入る前に、ちょっとだけお知らせです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お知らせ:【経営者さま限定】賃貸管理戸数が倍増するDXセミナー
URL:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/081601
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎年のように「管理物件数」を増やして事業基盤を強化し、
さらにそこから「売買」「工事」などの売上を作っている
賃貸不動産会社には【秘密】があります。

その【秘密】【ノウハウ】を、
当日ご参加いただいた方だけにお伝えするセミナーです。

日程は「2022/2/25(金)」「2022/3/24(木)」の2日間から選べます。
時間は「13:00~16:00」の3時間ですので、
忙しい経営者・幹部の皆さまでもサクッとご参加いただけます。

さて、本日の本題です。

==================================
今回お伝えしたいこと
1.儲からなくなってしまった賃貸不動産ビジネス
2.仕事の流れを見直す
3.「月間50時間」の効率化
==================================

1.儲からなくなってしまった賃貸不動産ビジネス

賃貸不動産ビジネスは、
2000年に「手数料半額」を打ち出す賃貸仲介会社が出現し、
地方都市での「賃貸物件の過剰供給」が目立つようになって
空室が増えていく状態になりました。

2009年のリーマンショックの際には空室増加が全国に広がっていき、
「空室対策」が賃貸不動産会社に求められる役割の中心となりました。

さらに、GoogleマップやSNSなどへの「書き込み」が増えていくなかで、
「ユーザー上位」の関係性がどんどん広がっていき、
賃貸物件の入居者への対応にも
沢山の注意を払わなければいけない状況が増えていきました。

何が言いたいかと言いますと、
賃貸不動産ビジネスは
手間ばかりがかかって儲からない商売になってしまった
ということです。

・半額でしか売れない仲介サービス
・普通に紹介しただけでは決まらない物件
・情報武装している顧客
・しかも働き方改革のなかでの時短指導
・労働人口減少という採用難状態

などという状況のなかで、
商売を成り立たせないといけないのですから
「至難の業」と言えるかもしれません。
事実として、撤退する会社も多くみられます。

しかしながら、
ライバルたちが根を上げるなかで
そういう「困難」を解決できた会社は
ご褒美として「高い利益」を獲得できます☆

そのためにやらなくてはいけないことは3つ。
①時代に合わせた空室再生
②賃貸経営の出口戦略提案
③上記2つを実現できる体制づくり

このうち①②については、
色々なコラムやセミナーや成功企業視察など、
どこでも情報取得できる時代ですから、
そちらをご参考いただければ幸いです。

船井総研は、
「自社の強み」を伸ばし
「課題を解決」することを目的に
経営コンサルティングをしています。

その観点から、このコラムでは
「課題解決のための体制づくり」についてお伝えいたします。

2.仕事の流れを見直す

多くの賃貸不動産会社さまでは
元々のメイン事業があって、
それをベースに事業拡大されているケースが多いかと思います。

例えば、
・元々は売買仲介業
・依頼があってアパート購入を仲介
・その流れで賃貸仲介もやることに
・加えて、客づけ後の賃貸管理もすることに

・滞納やトラブルにも対応することに
・空室がふえてきてリフォームを提案
・その流れで工事発注、進捗管理

といったようなイメージです。

元々は「賃貸仲介業」でも、
似たような流れになるかと思います。

皆さまの会社ではいかがでしょうか?

そんな流れのなかで何が起こるかと言いますと、
「家族が増えたから部屋を増築する」
といった感じの業務設計となり、

「生活の利便性=仕事の流れの最適化」
までは意識されない増築が行なわれて
「とても非効率な仕事の流れ」ができてしまい、

その流れを無意識に継続している
ということが多くの会社さまで起こっています。

結果として、
賃貸不動産ビジネスは非効率な商売になり
儲からない商売になってしまうケースが多いです。

いかがでしょうか?

その流れを断ち切るために必要なのは
「仕事の流れ」を見直すということです。

そして、
賃貸不動産ビジネスで最も重要なことは
「オーナー営業担当者が、営業に専念できること」であり、
この点を絶対に外さずに仕事の流れを見直すことが最も重要です。

会社によって違いはあるかと思いますが、
オーナー営業担当者には

・トラブルの際の現地対応
・トラブル対応の判断
・修繕手配
・重度な滞納督促
・退去立ち会い
・入居前点検
・募集中物件の条件交渉対応
・仲介会社訪問

など、多くの「日常業務」があります。

そんな業務に追われながら「営業」を求められ

・管理報告
・定期的オーナー訪問
・空室対策提案
・リノベ提案
・外壁等工事提案
・売却などの要望対応
・その他の相談対応

などなど、
「オーナーの悩み」を解決しつつ
「自社の売上」にもつながる活動をしなくてはいけません。

どう考えても時間が足りないなかで、
「日常業務」の外注化に進む会社さまが多いですが、
うまくいっているケースをあまり見たことがありません。

ですから、「仕事の流れ」を見直し、
非効率になっている部分を改善し、
営業担当者でなくてもできる業務を分配し、
「組織全体の実行力」を上げることが絶対に不可欠となります。

ぜひ一度、自社の「仕事の流れ」の見直しをおすすめいたします。
業務効率化が大幅に進むケースがほとんどです。

3.「月間50時間」の効率化

北海道札幌市のS社さまでは、
「仕事の流れ」の見直しを行なって
「月間50時間」の業務効率化を実現しました。

その効果は
営業スタッフ5名×50時間=250時間
事務スタッフ10名×50時間=500時間

となり、
会社としてとても大きなものになっています。

そして、ご想像いただけると思いますが、
その効率化できた時間で
・オーナー営業
・営業サポート

を強化することができ、
しっかりと訪問、提案することによって
「課題解決」「売上アップ」につながっています。

その際、仕事の流れの見直しと並行して行なったことがあります。
それが「管理サービスDX」です。

「管理サービスDX」とは、
以下8つの業務の進捗状況を
クラウド化してオンタイムで共有することです。

・トラブル対応
・修繕工事対応
・解約精算対応
・退去時チェックから原状回復工事対応
・入居申込みから契約のための手続き対応
・更新管理対応
・滞納管理対応
・管理物件の巡回報告対応

オンタイムでの情報共有を
営業スタッフ、事務スタッフ、巡回スタッフ、
工事業社、仲介業社などで行なうことができると

「引き継ぎ」「申し送り」がなくなり、
その時間が効率化できます。

さらに、クラウド化に使用するシステムに
物件ごと、オーナーごとの「対応注意書き」が書いてあれば、
営業スタッフに聞かなくても対応できるようになります。

例えば、
事後報告とする修繕工事金額上限とか
物件ごとに異なる工事手配先とか、
賃貸借契約と特約事項などが分かれば、

営業スタッフに確認しなくても
事務スタッフにて受付から完了までを
迅速に行なうことができますから
業務スピードが格段に上がります。

そして、仕事の流れを見直し、あわせて
「情報の受け取り方」
「入力の仕方」
「共有の仕方」
「蓄積の仕方」

などを変えるためには、
「デジタルツール」を導入することが不可欠です。

仕事の流れを変えること。
情報共有にデジタルツールを使うこと。
それを「DX」と言います。

まずは「管理サービスDX」からスタートし、
あらゆる業務に広げていくことをおすすめいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お知らせ:【経営者さま限定】賃貸管理戸数が倍増するDXセミナー
URL:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/081601
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2022年1月25日、文責:宮下一哉)

【無料】自社のDX推進に関するご相談・ご質問はこちら

DX推進に向けて下記のようなご相談を頂いています。

①社内の情報がバラバラで一元化したいが、どこから手を付ければいいか分からない
②様々システムを入れてしまい、そもそも誰が情報管理しているか分からない
③salesforceやKitnoneなどを導入したが、正直うまく進んでいる自信が無い
④デジタルツールを活用してマネジメントしたいが、どう組み合わせればいいか迷っている
⑤基幹システムを入れてみたが、もっと活かせる使い方を知りたい

※DX推進に関するご相談・ご質問は下記の無料経営相ボタンにお進みいただき、
「ご相談・お問合わせ内容」にご記入ください。

無料経営相談はこちらから

同じテーマで記事を探す:
この記事を書いたコンサルタント

宮下 一哉

1973年生まれ、神奈川県出身。
2002年に船井総研入社し、賃貸管理会社向けの
コンサルティングに20年超従事している。
「マーケティング×マネジメント」視点での
総合的な差別化戦略構築により
「100億×100年企業づくり」をサポートし、
大手・中堅企業から全国各地の地域一番店の
コンサルティングを担当。
「ビジョン経営」「DX」の推進などによる
社内一体化や高収益体質化を進めていく手法が
好評を得ている。
投稿記事一覧へ
メルマガ登録 財務面でのお悩みを解決!無料レポートダウンロード