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【 オーナーのニーズに合わせ、進化する賃貸管理メニュー 】 ~管理受託の難易度が上がる中、新たな商品開発から管理受託を一気に増やす~


カテゴリ:
コンサルティングコラム

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 船井流 経営者論メールセミナー Vol.69
【 オーナーのニーズに合わせ、進化する賃貸管理メニュー 】

~管理受託の難易度が上がる中、新たな商品開発から管理受託を一気に増やす~
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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、および関係者の皆様
に心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い終息を心より
お祈り申し上げます。
随時、新型コロナウイルス対策関連セミナーを実施させて頂いております。
皆様の会社経営、新型コロナウイルス感染対策の一助となれば幸いです。

 賃貸管理業界では、賃貸管理業務の委託が年々進み、管理を委託する民営借家が、60%越といわれるようになっています。競合激しいエリアでは、70%、80%の管理委託率になっているとも言われます。
賃貸住宅オーナーの方々にとっても、賃貸管理業務を管理会社に委託するという行為が、「通常」の状態になってきていると思われます。そんな事情の中でも、全国で管理戸数を増やし続ける会社にある共通点がありました。それは、対象オーナーさんのニーズに合わせて、自社の賃貸管理メニューを進化させているという点でした。
成熟した業界では、常に他社との差別化をはかり、自社の商品やサービスを変化させ、対応するのが必然的になっています。分かり易い例が、携帯電話です。群強割拠の中で、最近では「そこまでやるか?それは新しい!」など、今までに無いオリジナルの商品・サービスも出てきています。
今回は、昨今伸びている、実際の賃貸管理メニューの傾向をご紹介をします。

1.中古物件サブリース

・築年数の古い、郊外に離れた、比較的空室になりやすい物件オーナー対象
・直接オーナー交渉、またはその物件を管理する管理会社に対して提案
・適正家賃に調整したうえで、60~80%の借上率
・免責、費用負担を明確にする
・リフォームは最初は行わず、満室で収益が上がってから提案する
・入居者客層は、今まで扱っていない低所得者層をターゲットとする。
・オーナー資産管理の得意な会社に向く

2.リーシング強化サービスメニュー

・入居済み物件管理料は1%以上3%未満(1ヶ月〇〇円など定額金額の場合もあり)
・入居契約時に、空室部屋に対して、空室業務委託手数料(家賃1か月分)を設定する
・空室業務委託料、オーナーからの業務委託費、仲介手数料、3か月が新規管理料
・管理業務は一定の効率化された方法論に抑える
・比較的入居回転の速い物件を対象にする
・入居者向け集客、客付けの強い仲介部門のある会社に向く

3.絞り込んだ入居者ターゲットを推進する管理サービスメニュー

・築年数の古い、郊外に離れた、比較的空室になりやすい物件オーナー対象
・直接オーナー交渉、またはその物件を管理する管理会社に対して提案
・適正家賃に調整したうえで、60~80%の借上率
・免責、費用負担を明確にする
・リフォームは最初は行わず、満室で収益が上がってから提案する
・入居者客層は、今まで扱っていない低所得者層をターゲットとする。
・オーナー資産管理の得意な会社に向く

管理物件受託には、「オーナーターゲットの明確化」「オーナーターゲットのニーズを捉えた管理メニュー」「反響型相談+訪問型提案」の3つが揃っている事が重要であると考えられます。
2021年に入り、賃貸住宅の建築・建替、収益物件の売買からの管理受託も、以前より活発化してきています。成熟化しているとはいえ、動きが活発化してきています。
特に成熟化した業界事情からは、賃貸住宅のオーナーのニーズも多様化しています。地域での管理受託を進めようとするターゲットとなるオーナーのニーズに強く寄せた、賃貸管理メニューが特に重要だと感じています。
各地域で動きが加速しています。ぜひ具体的な計画をたて、実践に移して頂ければ幸いです。

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