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会社を成長させることに「本気」になっていますか?


カテゴリ:
コンサルティングコラム

いつも当メールマガジンを御愛読いただきありがとうございます。

タイトルを見て

「コンサル風情が偉そうに何を言ってるんだ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今日は私が船井総研キャリアを通して感じた、伸びている会社の特徴の一つである「経営者の姿勢」についてお伝えできればと思います。

いつもの内容と違って、「仕組み」ではなく、やや「思い先行型」なところもありますが、最後まで読んでいただけますと幸いです。

経営者の現場への関わり方

まず初めにお伝えしたいのが、経営者の現場への関わり方です。

これは正直会社の規模によって全然変わってきます。

管理戸数が1000戸未満、売上2億円未満で、地域で一番店になっていない会社の場合、まだまだ社長がトップ営業マンとして先導しなければなりません。

業績を上げることに社長が本気になって取り組んでいる会社は、とにかく社長が現場に密接に関わり、「自分事」として物事を考えています。
我々が事例企業として紹介する企業は、経営者として優秀な方が多いのも事実ですが、それ以前に「情熱」をもって、本気で会社を成長させようとしている経営者の覚悟が伝わってきます。

一例をあげると、管理戸数を増やすことを第一に考えている社長の場合、必ず管理獲得に関する会議に参加し、助言するだけでなく、自ら営業も行い、案件の創出にも動きます。そうすることで、現場社員へ「管理戸数を増やす」ということに対しての本気度が伝わり、全社員のベクトルを合わせることができます。

前述した苦しい時期を乗り越え、管理戸数が地域一番店クラスになっている会社の場合、経営者は現場の戦術・戦闘レベルの会議にはノータッチでもうまくいくケースもあります。

ただし、この場合、経営幹部の育成がうまくいっているということが大前提です。
経営者と同じ思想で同様のバイタリティを持ち、推進力のある優秀な経営幹部クラスが部門毎に配置できている会社は、自走することが可能です。

そのような優秀な経営幹部層を、どのように育成すればよいかお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
最も重要なことは、「経験」させることです。

では、何を経験させるかというと、まずは、経営者の疑似体験ができる部門運営を任せてみることです。

当然、急に経営幹部レベルのことを求めるのは酷なので、3~5名の部門運営から始めさせます。
その中で、当人に部門運営能力やマネジメント能力があるか見極めていきましょう。

当然、最初は教えることばかりにはなってしまいますが、ご自身が理想とする経営幹部像を思い描きながら育てていきましょう。

不動産会社にありがちなのが、営業成績が優秀な社員が、なんとなくそのまま管理職になっているということです。
たしかに数字は大事ですが、当人にマネジメントの資質がない場合、プレイヤーとして違う道で育てる方が会社のためにも本人のためにもなります。

「30代の3代目社長が、管理戸数を増やすことに本気になったサクセスストーリー」

少し話はそれましたが、今回は私の担当するクライアント企業様で、たった2年間で管理戸数を2倍にした、山形県山形市で総合不動産業を営む、株式会社太平堂不動産様についてご紹介します。

太平堂不動産の社長である武田貴義氏は、大学卒業後に金融機関へ入行し、その後、近県の地域一番店クラスの管理会社へ修行に出ます。
その中で、賃貸管理ビジネスの中で、「管理戸数を増やすこと」「保有資産を増やすこと」を強く意識するようになり、「山形市で一番の管理会社になる」という志を掲げ、太平堂不動産へ入社します。
その後、自ら管理獲得の販路を増やすことを中心に活動し、オーナー営業部門を先導し続けました。
その結果、たった2年間で管理戸数を2倍に増やし、2030年までに「管理戸数3000戸」の地域一番店になるという目標に向かって突き進んでおります。

太平堂不動産様は、弊社主催の賃貸管理ビジネス研究会の会員企業様の中でもトップクラスの管理戸数増加率を記録しており、全国的にも地方商圏でここまで管理戸数を飛躍的に増やしている会社は珍しいと言えるでしょう。

なぜ、飛躍的に管理戸数を増やすことができたかといいますと、武田社長が誰よりも本気で「管理戸数を増やしたい」と思い続けているからです。

今ではその強い思いが社員に浸透し、全社員が管理戸数を増やすことに本気になっています。

今回紹介した内容は、太平堂不動産様の取り組みの一部となりますが、この度、弊社のセミナーで武田社長にご講演いただく運びとなりました。

太平堂不動産様の取り組みにご興味のある方は、是非この機会にご参加ください。

セミナー詳細は下記になります。

管理受託営業社員の育成方法

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/112275

【開催日時】
5月21日(火)船井総研 東京本社(八重洲オフィス)

【講座内容】
★第1講座★
管理戸数が伸びる会社と伸びない会社の違いとは
・管理戸数の増加は仕組みで変わる。管理戸数を増加させる為に管理会社が今やるべき事をお伝えします。

株式会社 船井総合研究所 賃貸グループ チームリーダー 三上 圭治郎

★第2講座★
2年間で管理戸数を倍増させた太平堂不動産の取り組み
・たった2年間で管理戸数を倍増させた太平堂不動産様の管理受託営業に関する取り組みについてお話しいただきます。

株式会社 太平堂不動産 代表取締役社長 武田 貴義 氏

★第3講座★
受託専任体制で管理戸数を増やす取り組み
・管管理戸数を増やすための組織づくり、実際の増加施策をお伝えいたします。

株式会社 船井総合研究所 賃貸グループ 杖本 悠河

★第4講座★
明日から実践していただきたいこと
本日の講座を踏まえて、明日から皆様に実践していただきたいことをお伝えいたします。

株式会社 船井総合研究所  賃貸グループ チームリーダー 林 建人

セミナー詳細・申込はこちらから

 

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