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社長の『イエスマン』より『アンチ』が必要!?
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キツめの表現のタイトルですが、『アンチ』とは『反対』を意味する言葉です。
昨今は、SNS上で若者にもよく利用される言葉ですが、要は『反対意見』を聞くことも大事ですよ!という話です。
社長が気持ちいいだけの組織になっていませんか?
『社長が気持ちいいだけの組織』とは、簡単にいうと、社長のイエスマンばかりの組織という意味です。
『言われた通り忠実に指示を全うする』という面では、うまく会社が回るかと思いますが、もしその『指示』が間違っていた場合や、もっと良いやり方がある場合はどうでしょうか。
人間誰しも失敗はするものです。ミスをしない完璧な人間などいませんよね。
『社長、それは違うと思います』と言われても、『何言ってんだコイツは?』と聞く耳を持たない方もいらっしゃるでしょう。ただ、社員の言葉に耳を傾けることで、『そういう考え方もあるのか』と社員との意思統一や擦り合わせができるようになっていきます。
そういったことから、優れた経営者は、社員に意見を求めることや、発言しやすい環境づくりを大切にしています。
社長が一方的に話す会議は意味がない
その一例として、社内の会議について取り上げたいと思います。
会議を活性化させ、より良いものにしていくためには、意見を出し合える会議にしていく必要があります。
会議を仕切るリーダーの役割も大事になりますが、そのリーダに対して会議の進め方を細かく教える必要があります。
会議内容にもよりますが、
数値実績報告⇒達成・未達要因の分析⇒改善策の立案⇒質疑応答・意見交換
のように議題や進め方を明確である状態にしておくことが望ましいです。
ここでのポイントは
1)社長が仕切らない
2)質疑応答や意見交換の時間を取る
という2点です。
社長が仕切る会議だと、決定事項のように伝わってしまいがちなので、意見が出にくい傾向があります。
はじめはリーダーを通して意見を上に伝えてもらう形でも良いので、建設的な議論ができるような環境にしていきましょう。
少し話はそれましたが、要は『社長に意見を言ってくれる』社員は貴重な存在ですよということです。
もちろん、会社の理念やビジョンに反する考え方は受け入れるわけにはいきませんが、1人で良い会社を作ろうとするより、5人、10人で良い会社を創る方が成長が早いです。
社長の同志を増やし、会社を持続的な成長軌道に乗せていきましょう。
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・たった2年間で管理戸数を倍増させた太平堂不動産様の管理受託営業に関する取り組みについてお話しいただきます。
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★第3講座★
受託専任体制で管理戸数を増やす取り組み
・管管理戸数を増やすための組織づくり、実際の増加施策をお伝えいたします。
株式会社 船井総合研究所 賃貸グループ 杖本 悠河
★第4講座★
明日から実践していただきたいこと
本日の講座を踏まえて、明日から皆様に実践していただきたいことをお伝えいたします。
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