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トップを目指す社長のためのマネジメント環境づくり、組織開発、中期経営計画、人材育成、人材開発、業務効率化


カテゴリ:
コンサルティングコラム

 
いつもありがとうございます。
船井総研の宮下です。
賃貸不動産ビジネスでの「マネジメント力アップ」を
専門とする経営コンサルタントです。

本日は「生産性の高い賃貸管理ビジネスの作り方」
についてお伝えします。最後までお読みいただければ、
自社で生産性の高い商売をするための秘密が分かります。
どうぞお付き合いいただけましたら幸いです。

 

経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」

さて、社長業をしていると、
「いったい何のために商売しているのか…」
なんて思うことはありませんか?

賃貸管理戸数が増える、社員数が増える、店舗数が増えると
「固定費」がどんどん大きくなって「利益率」が悪くなっていく。
大きくなるほど苦労が大きくなっていくのに、儲けは少なくなっていく。

賃貸管理ビジネスは労働集約型だから、
管理戸数や店舗数が増えれば社員数も増える。
賃貸管理ビジネスが儲からないのは仕方がない。

これって、「賃貸管理ビジネスの常識」でしょうか?

社員3人くらいのときがイチバン儲かっていた。
社員数10名くらいのときがイチバン安定していた。
社員数30名くらいのときが、社員の顔と名前が一致してて一体感があった。

それって、「会社経営の常識」でしょうか?

私は「違う」と思います。
経営コンサルタントとして20年間、
賃貸不動産ビジネスを中心に他業種も含めて
全国各地の会社さまのお手伝いをしてきましたが、
「生産性の高い会社」さまは間違いなく存在します。

それって、一部の経営者の方の
「天才的なセンス」で実現していることでしょうか?

それも違うと思います。
経営センスの凄い方がいらっしゃるのは事実ですが、
それが必要条件ではありません。
ヒトの能力なんて大して変わるものではありません。

では、なにが違うのか?
同じようなことをやっているのに、
どうして差が生まれるのか??

そこで考えなくてはいけないのが、
「生産性の高い賃貸管理ビジネスの作り方」です。
みなさまは、どうお考えでしょうか?

本題に入る前に、お知らせです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

賃貸不動産会社を率いるトップモデル企業の
経営者さまをゲスト講師にお招きし、

・自社の実行力を高めるための施策について
・どこから手をつけるべきか考える
・モデル企業の歩みから自社のビジョンを固める
・事業承継後も安心して経営判断できる体制を知る

といったことをするための
経営者さま向け「マネジメント合宿」です。

日時は「2023年1月21日(土)」「11:00~16:30」です。
マルッと1日集中して、トップ企業のやっていることを学んでいただけます。
賃貸不動産会社の実務に精通したトップコンサルタントによる解説もございますので
学んでいただいた内容を自社に落とし込む手順まで、確認いただけます。

2023年の年始に、自社状況の整理をしながら
1年間の計画をじっくり立てていただくことができると思います。
なにかを変えたい!もっと伸ばしたい!という経営者の皆さま、
是非ご参加ください。

それでは本題です。
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【今回お伝えしたいこと】
1.仕事のやり方のルールを見直そう
2.「BPR」という言葉を、自社の流行語にしましょう!
3.最初にやるべき「たった1つ」のこと
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1.仕事のやり方のルールを見直そう

コロナショックがきて、仕事の仕方・生活の仕方が変わり、
そのなかで「オンライン化」「デジタル化」の波が押し寄せました。

既に世の中的には「アフターコロナ」のムードになっており、
新幹線や飛行機は満席が増えていますし、
政府からも「屋外ではマスクを外そう」という告知が出るようになっています。

この3年、我慢の日々を過ごしてきた国民ですが、もう限界ですよね。笑
この反動で、2023年以降、アフターコロナムードは加速していくことでしょう。

そのなかで、当然ながら
仕事の仕方も「デジタル化」「オンライン化」していかなくてなりません。

だって、国民の生活が「デジタル化」「オンライン化」していて
スマホ・タブレットなしには生活ができないような状態になっていて
そういう方々を相手に「サービス」「商品」を提供していくわけですから、
提供する側が変わらないわけにはいかないですよね。

「いやぁ、大丈夫でしょう。
 自分の周りでは、デジタル化なんてそれほどでもないよ?
 うちは東京みたいな都会じゃないから、焦らなくてもいいよ。」

なんてふうに考える方が周りにいたら、いまスグ注意してあげてください。
・それは、あなたの周りにオジサン・オバサンしかいないからだよ~
・「世間」の声からズレて、取り残されてしまったら、商売人として終わりだよ

ただ、デジタル化・オンライン化するといっても、
アナログだらけの状態でどこから手を付けてよいか分からないですよね?
逆に、会社にデジタルツールやらシステムやらいろいろ導入しているのに、
全然効率化できていないのは何故なんだろう? なんて場合もあるかもしれません。

御社がいずれの場合だったとしても「正解」をお伝えします。
最初に着手するべきは「業務フローの見直し」です。
いまふうにカッコよく言うと「BPR」です。
「BusinessProcessRe‐engineering(ビジネス プロセス リエンジニアリング)です。

年月の積み重ねのなかで膨大に膨れ上がった現場業務は、
例えて言うなら「XLサイズの体型」みたいなものです。

その見直しをせずに、
このツールを使えば業務効率が「XSサイズ」になります!
なんてセールストークを真に受けてデジタルツールを導入すれば、
パツンパツンのズボンを穿くのと同じで、息ができないくらい苦しくなるだけです。笑

ですから、間違った決断をする前に、「正解」を実施してください。
まず初めに、現場業務をダイエットしましょう!
そのために「BPR」をしましょう!!

 

2.「BPR」という言葉を、自社の流行語にしましょう

さて、BPRです。
「BusinessProcessRe‐engineering(ビジネス プロセス リエンジニアリング)です。
現場の業務プロセスの再構築であり、業務フローのダイエットです。

例えば、賃貸借契約の「解約関連業務」のダイエットです。
「紙」でのやり取りをなくしましょう。
入居者さんの事情もあるでしょうから、いきなりゼロには出来ないもしれませんね。
ならば、まずは半分にしましょう。ダイエットの目標を決めましょう。

解約申込書、解約受付書、退去時チェック表、敷金精算書、
原状回復工事の見積書、提案書、発注書、請求書、
次期募集の家賃査定書、仲介部門への新家賃指示書、エトセトラ、エトセトラ。
そして、それらを進捗管理するシート。あるいは、ホワイトボード?

全部「アナログ」だったりしたら、それはもうヤバいです。笑
いますぐダイエットしてください。
そのままにすると、カラダ壊して寿命が短くなってしまうかもしれません。

そういう、解約関連業務を進めていくために必要な、
あらゆる「アナログ媒体」。その代表が「紙」です。
もっと言うと、実は「エクセル」の管理表もそうです。

それが賃貸管理会社の生産性を下げています。
「XLサイズ」にしています。
自覚症状があってもなくてもです。

そういう1つ1つの「紙」を、どうやってデジタルで・クラウドで
チェックできるようにしていくか?その移行作業のことを「BPR」と言います。
要するに、業務フローのダイエットです。

そのダイエットを、自社のすべての業務で行なっていきましょう。
新規契約、クレーム対応、修繕対応、滞納、更新、物件巡回、オーナー訪問、
空室物件のWEB掲載、メール反響対応、来店対応、申込~入居、などなど。
すべてでBPRしないと意味がありません。

「BPR」という言葉を、自社の流行語にしましょう!

 

3.最初にやるべき「たった1つ」のこと

さあ、ダイエットを始めましょう。
あなたなら、なにから始めますか?

「船井総研の宮下に相談する」

というのがイチバン手っ取り早いし
聞くだけならタダだし
失敗せずに確実に進める方法なのですが、笑

いきなりそれも躊躇されるかと思います。

どんなことをするのか?
について一緒に共有いたしましょう。

【ステップ①】
まずは「現状把握」から始めます。
自覚症状はありますか?

・どの業務が重いですか?
・何度も同じ情報を打ち込んでいる業務は?
・担当者がいないと内容の分からない業務は?
・ベテランでないとできない業務は?
・会議資料の作成に時間がかかっていますか?
・いつも残業になっている業務は?
・いつもスタッフさんが疲弊している業務は?

などなどの把握から始めます。

【ステップ②】
概要を掴んだら、
業務が重くなっている要因、
非効率にさせている悪者を見つけましょう。

1つひとつの業務について、
「情報の流れ」に着目しながら
使っているツール(紙や電話も含めて)を
確認していきます。

「棚卸」のイメージです。
1品1品、漏らさずに確認します。

確認したら「フローチャート図」に書き起こします。
そして、どこのプロセスで問題が起こっているのかを書き込んでいきます。

【ステップ③】
ダイエット後のスリムになった業務イメージを
「新フローチャート図」として書き起こします。

紙からデジタルツールに変えるもの。
あえて紙のままにしておいたほうがよいもの。
集約するもの、なくすもの。
担当者を変えるもの。
担当部門を分けるもの。

いろんなことを考えながら、
全体バランスを考える方と詳細内容を考える方で
「プロジェクトチーム」をつくって
知恵を出し合いながら取りまとめていきます。

できれば「モデルケース」を知っておいて、
その内容と自社の内容を比較しながら
ギャップのあるところを確認していくと
尚よいですね。

【ステップ④】
ダイエット目標を決めましょう。
いつまでにどれくらいスリムになるのか。
どれくらい効率化するのか。

スリムになって時間が空いた分を
何に充てるのか?

そういうことを決めて社内全体で共有します。
できれば「モデル数値」を知っておいて、
自社の数値と比較しながら
ギャップを確認していけるとよいですね。

【ステップ⑤】
計画して、実行して、進捗管理する。
ここまできたら、あとはやるだけ!です。

実行委員長は「絶対に社長」です。
部長まかせ、課長まかせにすると、
間違いなくうまくいかないです。

実際、デジタルシステムを導入して
成果につながっていない会社さまの多くが、

「デジタル関連は自分は弱いから、
 現場に詳しい部長・担当者・業者さんで
 進めてもらったほうがいいね」

なんて流れで、
社長不在で進めて失敗しています。

BPRチームのリーダーは社長!
ということを必ず守って進めていただけたら
成功は半分までは確約されたも同然です。

いかがでしたでしょうか?

XLサイズになってしまった現場業務を
XSサイズにダイエットするためのBPRについて
ある程度のイメージを持って進めていただけたかと思います。

BPRは「生産性の高い賃貸管理ビジネスを作る」ための最初の一歩です。

そしてこれは、実行力の高い組織にモデルチェンジするための
「マネジメント環境の整備」のスタートであり、
「組織戦略構築」の一端です。

よし!取り組もう!という方には、
「90分の無料コンサルティング」をお勧めします。

【90分の無料コンサルティングのお申し込みはコチラ】
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S017.html?siteno=S017

経営コンサルティング歴20年の
実務経験豊富な現役コンサルタントが、
御社の実状をお聞きしながら
「自社だけに当てはまるオーダーメイド組織戦略」
をアドバイスをいたします。

 

*最後に:経営者さま向け合宿へのお誘い*

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本コラムでお伝えした
「マネジメント環境の整備」「組織戦略の構築」について、
全国トップ企業さまのやり方から学び、
「自社への導入の手順書を【同志】の皆さまと共に作成する勉強会」
へのお誘いです。

【内容の詳細・参加お申し込みはコチラ】
2023年度1月年始の経営者向け大型イベント【経営者合宿】
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872

最近、経営者の方々から
「思うように会社が成長していかない」
「現状このままではいけないと思いつつ、何から実施するべきか悩んでいる」
「会社の方向性を決めきれない」
「継承をどのように進めていくか悩んでいる」
「思うように組織が動かない」
など、会社の方向性、運営に関するご相談を多くいただきます。

新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、
一気に社会が動き出している今秋、
仮想通貨の大ニュース、
メタバースなどIT分野の技術進歩の加速、など
停滞していた平成の30年を一気に取り戻すかのように社会が動いております。

賃貸仲介では、
業者同士の「空室物件のクローズ」という流れが顕著化しており、
自社の管理物件とメーカー物件以外は掲載がどんどんできなくなってきております。

その他にも
・オンライン接客やオンライン内見、
・SNSなどを活用した反響導線の多様化、
・IT重説
などが広まり、今後電子契約なども普及してきます。

賃貸管理もオーナーの世代交代にあわせて、変革期に入ってきています。
・次世代オーナー向けのオーナー向けWEBサイト、
・外注、システムを活用した管理サービス業務の効率化、
・管理受託以外の管理営業の多様化、
など、オーナーにあわせた不動産資産のコンサルティングができる会社が伸びてきております。

そして、そんな激的な市場の変化による時流の読みづらさに加え、
・働き方の多様化
・やり方(手法)の多様化
が進み、
今まででのマネジメント体制や雇用形態、
従来のお客様への対応や業務フロー
が通用してこなくなっております。

・社員の慢性的な疲弊、
・何度言っても発生する業務上の抜け漏れ、
・採用難
などは全て社員が求める働き方と評価に対応できていない結果です。

自社を振り返るといかがでしょうか?
・市場の読み、
・ニーズにあわせた手法や仕組みの導入、
・成長軌道に乗せるための組織運営
は、上手く機能しておりますでしょうか?

『経営者合宿』では
ゲスト講師をお呼びして
・時流解説、
・成功している仕組みや手法
をお伝えするのはもちろん、
聞くだけではなく、
経営者の方々で意見交換する時間と、
個別ワークショップの時間を設けているため、

・会社の方向性
・自社の実行力を高めるための施策
・どこから手をつけるべきかの優先順位、
・モデル企業の歩みから自社のビジョン固め、
・事業承継後も安心して経営判断できる組織体制
などの計画を明確化していただけます。

忙しいと感じる今だからこそ、
自分と会社にじっくり向き合う時間をつくっていただき、
「なんとなく感じているこのままではダメだ」という状況を
脱していただけると嬉しく思います。

是非ご参加いただき、2023年からのさらなる躍進にお役立てください。

 

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経営者さま向け「トップを目指す社長のための『最強の組織づくり』合宿」
2023/1/21(土)11:00~16:30
内容の詳細・参加お申し込みはコチラ
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093872
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

トップ企業には育成の文化があり、社員定着率も高く、
その背景には「徹底した数値管理」があります。

どうやってその数値管理体制を構築したのか、
キッカケはなんだったのか?
どんな項目を誰が管理しているのか?

その一端を皆様に垣間見ていただきたく、
「トップを目指す社長のための組織づくり合宿」を開催いたします。

2023/1/21(土)11:00〜16:30
@船井総研東京本社(丸の内)
にて実施いたします。

繁忙期に入って現場スタッフの皆さまはお忙しいなかですが、
経営者さまには「自社の組織状況を見直す期間」としていただき、
2023年の組織戦略を構築してまいりましょう。

セミナー詳細・申込はこちらから

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この記事を書いたコンサルタント

宮下 一哉

1973年生まれ、神奈川県出身。
2002年に船井総研入社し、賃貸管理会社向けの
コンサルティングに20年超従事している。
「マーケティング×マネジメント」視点での
総合的な差別化戦略構築により
「100億×100年企業づくり」をサポートし、
大手・中堅企業から全国各地の地域一番店の
コンサルティングを担当。
「ビジョン経営」「DX」の推進などによる
社内一体化や高収益体質化を進めていく手法が
好評を得ている。
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