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2022年2月賃貸管理ビジネス研究会ハイブリッド開催(来場&オンライン)レポート
~『10年後を見据えた未来への企業作り』~
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- コンサルティングコラム
本研究会では管理戸数規模毎に特別ゲスト講師をお呼びし、今必要な情報だけをお伝えする実践型の勉強会になっております。
新型コロナウイルスの蔓延、変異株の勢いが増す中、これまで多くの制約の中で開催してきた本賃貸管理ビジネス研究会研究会ですが、
改めて原点に戻り、2022年2月14日よりハイブリッド開催として、対面開催を再開させていただきました。
今回は全国86社会員様(来場:34社、Web:52社)が参加した盛大なハイブリッド賃貸管理ビジネス研究会となりました。
本日はそんな研究会の開催レポートをお送り致します。
全国の賃貸会社の経営者様が参加する経営研究会を毎月開催しております。
お試し参加ができますので、是非一度ご参加ください
▼研究会の詳細はコチラ
https://fhrc.funaisoken.co.jp/chintai
▼研究会お試し参加はコチラ
https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=100472
【当日のコンテンツ】
1、【第一講座】
・これからの10年を人財が定着し、成長し続ける企業となるための経営戦略
~マーケティング戦略×人財戦略×DX戦略~(船井総研・青木 一将)
2、【第二講座】
・未来への企業づくり
~企業成長・企業承継のためのM&A戦略~(船井総研 松井 哲也)
3、【情報交換会】
1、【第一講座】
これからの10年を人財が定着し、成長し続ける企業となるための経営戦略
~マーケティング戦略×人財戦略×DX戦略~
11時より開演した今回のハイブリッド開催での研究会では、第一講座として船井総研 マネージング・ディレクターの青木より、「これからの10年を人財が定着し、成長し続ける企業となるための経営戦略~マーケティング戦略×人財戦略×DX戦略~」についてお伝えさせていただきました。
本講座では、10年後を見据えた未来への企業作り向けた重要の3つテーマにつきまして、それぞれの重要性や、様々な成功企業を見てきた船井総研だからこそ分かる具体的な施策について、お話をさせていただきました。
テーマ①:これまで以上にオーナー情報の詳細な把握を進めること
テーマ②:管理拡大に注力できる組織体制の構築
テーマ③:デジタルファースト経営に備えたDX化を進める
~会員様の感想を一部抜粋し、ご共有いたします~
「自社の方向性が間違ってないことを確信した。お客さま情報の重要性とDX戦略がつながった。」
「要点がまとめられていて分かり内容でした」
「入会したばかりでまだわからないところも多かったのですが、今後10年の変革期に向けての指針をいただけたように感じます。」
「管理拡大、組織体制・マネジメント体制構築の重要性を再認識できました」
「オーナー情報をはじめ、有益な情報をスタッフが共有できる仕組み作りの大切さがよく分かりました。」
「内容が詰め込み過ぎと思う程濃い内容でした。大切なデータを管理して誰でもわかるようにしたいと思いました。」
「以前より組織・マネジメント体制構築について、重要な課題としてお話を伺っていたがより具体的な話が伺え、DX化を絡め今後の取り組みに活かしたい。」
「今後の研究会で更に勉強させて頂きたいと感じました。」
「オーナーカルテの重要性、組織体制の構築が要ピラミッドを大きくしてキャッシュポイントの可能性を広げていく」
「弊社の組織も是非、精査してください!」
「シュリンクする業界の中にあって、こうした(どの会社でも時間さえかければ実行できる)組織の再編は大前提になると感じました。」
「今自分が出来ていないこと、これから取り組むべきことが非常に明確になりました。」
「リーダーの育成と既存オーナーへのアプローチはまさに自社の課題と感じたのでとても参考になりました。」
「いま取り組んでる方向性が正しいと確信できました」
2、【第二講座】
・未来への企業づくり ~企業成長・企業承継のためのM&A戦略~
新型コロナの長期化、世界各国の動向などで経済活動に影響を与えます。国内での経済活動回復鈍化、そして賃貸管理市場の頭打ちで、量の成長は見込みにくいです。いよいよ成熟期から、衰退期への突入!不動産賃貸管理業界再編へ向かう中での、大きな戦略は、「シェア存続」「新市場開拓」「事業撤退(事業継承)」の3つがあります。これをどのように進めて行くか、実は新たな事業領域を作る事に繋がります。
また、事業承継における5つの出口があります。それぞれのメリットとデメリットにつきまして、お話させていただきました。
さらに、特別な講座内容としては、会員企業である㈱フロンティアホーム様が同業の㈱クラスコ様へ全株式を譲渡という成長戦略型M&Aの成約事例においては、フロンティアホーム中川社長の会社を譲渡すると決めた背景と理由、及び株式譲受を決めたクラスコ小村社長の想いにもご紹介させていただきました。
~会員様の感想を一部抜粋し、ご共有いたします~
「成長のため、魂を売るのではないM&Aの考え方をお聞きして、これから10年の課題解決の選択肢にM&Aが入りました。」
「将来考えていかなければならないテーマだと感じました。」
「M&Aを積極的に考えていく10年になることを学びました。県内なら迷わず譲受に手を上げますが、それ以外は考えていませんでした。しかし、それではいけないことを学びました。」
「まだまだ管理戸数も少ない状態ですが、成長にM&Aの視点も含めることで都市部以外でも今後の可能性を感じることができました。」
「事業承継、M&Aの考えも一つであり、もう一つホールディングス化の考え方も勉強したい」
「事業承継の悩みが深刻で今後の課題であるのが分かりました。」
「必要性、またイメージに関しては理解しました。弊社で考えると、少し想像しにくいところがアンケートの結果となりました。内容はとても良かったとおもいます。」
「M &Aについては現実的に多くなると思う。薬屋がドラックストアにドラックストアが提携する様なイメージでしょうか?」
「弊社も創業者から2代目への継承されているところで、業界での実情が伺えよかった。」
「私は経営者ではありませんが、経営者の方は我々と全く違う次元で仕事をしていることを学ばせていただきました。会社の代表が経営に集中できるようにするのが、我々従業員の責務であると感じました。ありがとうございます。」
「経営者目線の話で、管理獲得につながる内容ではなかったので代表者向けでしたので代表者様が出席している会社様と責任者が出席しているグループで分けてお話しいただけるとよかったのかなと思います。」
「フロンティアホームさんのお話は、ノンフィクションを見ているようで感動しました。
【企業価値】というワードが響きすぎて、私は小手先の技術ばかりしていて、企業価値にこだわらなかったことに深く反省しました。じゃあどうやってその価値は上げられるのか。それをこれから社に戻って考えていきたいと思います。大変貴重なお話ありがとうございました。」
3、【情報交換会】
本研究会最後の講座は、会員様同士の情報交換会でした。今回は出場参加の34社が参加したリアル情報交換会となりました。
自社の事例を包み隠さず話し合うという光景は、中々他では見られない光景かと思います。
「素直・プラス発想・勉強好き」、そして業界をより良くしていこうという企業様が集まるからこそ、より有意義な情報交換会となっており、今回も多くの気づきを得られたというお声や、それぞれの企業様への感謝のお声が飛び交った情報交換会となりました。
今回は2月14日の賃貸管理ビジネス研究会の内容を、
一部簡単にご紹介させていただきました。
同研究会は会員の皆様が「素直・プラス発想・勉強好き」を持ち合わせているからこそ、
研究会が業績アップに直結するものになっています。
次回は4月21日、賃貸管理ビジネス研究会をリアル&オンラインというハイブリッド開催する予定ですが。
お試し参加ができますので、是非一度ご参加ください
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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