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【必見】どうしたら1年で売上1.5億円になるの?塗装親方から地域一番店まで軌跡

【目次】

1.はじめに

2.戸建元請け参入の極意

3.戸建元請け参入の成功事例企業様のご紹介と船井流経営法について

4.さいごに

 

1.はじめに

こんにちは。船井総合研究所の塗装チームの中屋です。
塗装コラムをご拝読いただきまして誠にありがとうございます!

「下請けばかりでなかなか忙しい・・・。」
「でも利益が残らないで今後が不安・・。」
「元請けに参入したいけど、どうしたらいいかがわからない・・・。」

上記のようなお悩みをお持ちの方はおられませんか?

塗装の下請けで工務店からの仕事やリフォーム会社の仕事は非常に厳しさを増しています。
なぜなら塗装業者は年々増えており、建設業の中では珍しい業種です。
理由は独立することが簡単で、ローラーとハケと人さえいれば成り立つ生業です。
そうなると競争が激しくなり、単価が下がっていっていきます。

現在は消費税の増税前で仕事も多くあり、そこまで困っていない方も多いと思います。
しかし、それがずっと続くでしょうか?
私たちは、2019年の10月以降になると厳しい状況になると推測しております。
理由は「消費税の増税です。」2014年の5%⇒は8%になった時は、どうでしたでしょうか?
経験された方はわかると思います。

 

2.戸建元請け参入の極意

今回お伝えすることは塗装親方でもできた!戸建て塗装の元請け参入の極意です。

戸建て塗装の元請けは、ノウハウがなければなかなか参入することが難しいです。
理由は一般消費者を相手にするからです。
「集客」「営業」と、塗装親方では、どこから手を付けていいのかわかりにくいと思います。
しかし、参入してからの塗装会社は経営がうまくいく傾向です。

理由は、粗利率です。

下請けの場合、職人の手間や原価を抜くと20%程度になる会社様が多いです。
赤字工事とかもあるのではないでしょうか?
その点、元請けは、それらの経費を除いても40~50%残る会社がほとんどです。
また自分たちで集客ができれば、安定した仕事状況になり、職人の確保にもつながっていきます。

今回は、元請け化するための考え方を船井流の経営法を活かして伸ばされた会社様を事例に
紹介していきたいと思います。

 

3.戸建元請け参入の成功事例企業様のご紹介と船井流経営法について

モデル会社様は愛知県にある株式会社ウォール様です。
この会社様は創業3年、社長と職人の2名で1年前は売上3000万円の下請け中心の会社でした。
それが戸建て塗装の元請け参入1年で1.5億円まで売り上げを伸ばされました。
その社長の考え方のポイントは3つです。

・ポイント1「船井流・時流適応の経営を行う」

・ポイント2「船井流・力相応一番主義で突き抜ける」

・ポイント3「船井流のビジネスモデルで業績アップ」

では具体的には下記に記載していきます。

■ポイント1「船井流・時流適応の経営を行う」
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船井流時流適応とは、時流を広く把握して、柔軟に適応することが、経営を成功に導く正攻法です。

「適応」とは、環境の変化に後手に対応することではなく、時流を先取りすることであり、そのためには業界の体質や特殊性にとらわれず、幅広い視野からビジネスチャンスを模索し、自社の事業として取り組んでいくことが重要になります。

では、戸建て塗装の時流とはなんでしょうか?
それは「専門店」です。
少し前は、戸建て塗装はリフォーム会社の独壇場でした。
リフォーム会社がチラシを配布すれば塗装商品が自然に集客できました。

しかし、ネットの情報で賢くなってきた一般消費者がリフォーム会社だと中間マージンを取られることに気が付き始め、専門店を探すようになってきています。
また塗装会社の方が品質や工事の不安を直接聞けることから安心感もあり、
そちらに頼む方がいいと感じ始めてきております。

数年前にはなかった「時流」と呼ばれる消費者の流れです。
このタイミングをしっかりとらえることが業績を大きく伸ばす重要ポイントです。

■ポイント2「船井流・力相応一番主義で突き抜ける」
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船井流時流適応とは、競争が激しくなればなるほど、お客様は一番にしか集まらなくなるのです。
商圏内で何を持って一番になのか、それは自社の力に相応しているのかを見極めながら、
最適なマーケティングを展開することです。

中小企業様は、大手企業に比べて、
「ヒト」「モノ」「カネ」が不足しています。だから真正面に一番を目指していくと負ける可能性が非常に高いです。

しかし、一番を目指さないと永続的な経営は難しいです。

まずは、商品を絞ることが重要です。塗装なら「戸建て塗装」と絞る必要があります。
そして、その中でもう一つ重要な考えた方が、商圏を絞ることです。
商圏とは、自社が事業を行うエリアのことです。
その商圏の範囲が狭ければ狭いほど、密着して大手企業に勝てるポイントになります。

具体的な商圏設定は、20万人~30万人が最も効率は良いです。
絞ることは「集客」に大きな効果が出まず。
販促は、認知度が上げる為に行いますが、いきなり認知度が上がることはないです。
何度も何度も行うことが必要です。
しかし広範囲にすると効果が出るまでに多額の経費が掛かってしまい、回収が遅くなります。

商圏を絞ることで、必要な販促費も抑えることができ、認知度が上がるスピードが早くなります。

モデル企業様は、20万人の商圏で徹底的に販促をしました。
その結果、期間で認知度を上げることができ、集客数が格段に伸びました。

■ポイント3「船井流のビジネスモデルで業績アップ」
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戸建て塗装の消費者のイメージは、あまり良くないです。
どのように良くないか、具体的には「塗った後に不具合がでる」「工事の流れがわからない」
「商品がよくわからない」というのが大きくあります。

そこで、モデル企業様が行ったことは、「塗装専門ショールーム」です。
地域密着で行い、その中心地にショールームを立てることで消費者の不安が解消されます。
具体的には、下記に詳細をしております。

「塗った後に不具合がでる」は、地域密着で行いショールームを立てたので、ここから撤退することはできないです。
これから何十年も行うために立てたので、不具合があってもすぐに対応します。と伝えると解消できます。
「工事の流れがわからない」は、ショールームで工程を明確にして、お客様が来店をしてもらえばわかりやすく伝えることができます。
「商品がよくわからない」は、塗料缶やカタログを並べておき、商品ごとの違いをPOPにすればわかりやすく、口下手な人でも説明することができます。

このショールームが消費者の不安を解消してくれる効果があり、営業をしたことのない塗装親方でも売れる仕組みとなっています。

船井流のビジネスモデルは、ショールームが基本となっています。
集客や営業の具体的なモデルを行うことで業績アップにつながります。

 

4.さいごに

いかがでしたでしょうか?

ここでご紹介させていただいことは何も特別なことではありません。

船井流の経営法に基づいて構築された塗装ビジネスモデルは再現性の高いものです。

船井総研では、長年蓄積してきたデータに裏打ちされた船井流経営法、そして成功事例企業様が何をしているのかを知ることができるセミナーを開催しております。

<告知>

6月には公共系塗装会社様向けのセミナーを開催いたします。

時流のこと~塗装業界の歴史、状況~今の最新ビジネスモデルの話~成功事例のゲスト講和など、
一気通貫した情報が聞き理解できるこの機会にぜひ一度ご参加されることをおススメいたします。

 

 

 

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