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【塗装会社向け】営業ツール作成ノウハウとは
いつも塗装メルマガをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所の岩本です。
本日は「営業」についてお話させていただきます!
皆様は営業の際、どのようなツールを活用されていますか?
「口頭で説明すれば十分」
「資料を作る時間がない」
と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、競合が多い塗装業界で抜きん出るためには、営業ツールの活用が不可欠です。
今回は、なぜ塗装営業において営業ツールが必要なのか、その理由を具体的に解説していきます。
塗装営業でツールが必要な理由とは
1. 専門性と信頼性を視覚的に伝えるため
塗装は専門的な知識が必要な分野であり、お客様にとっては「よくわからない」と感じる部分も多いものです。口頭での説明だけでは、お客様に十分な情報や安心感を伝えきれないことがあります。
例えば、
施工事例集:実際に手掛けた物件の写真やビフォーアフターを見せることで、お客様は具体的な仕上がりをイメージしやすくなります。
塗料の説明:塗料によって性能は大きく変わりますが口頭だけではほとんど伝わらないことが多いです。自社がなぜこの塗料を取り扱っているのかも含めてお客様に知っていただくためにツール化が必要です。
診断報告書:建物の劣化状況を写真付きで詳細に報告することで、お客様はご自身の建物の状態を正確に把握し、必要な工事だと納得しやすくなります。
これらのツールは、お客様に「この会社はプロだ」「任せて安心だ」と感じてもらうための強力な武器となります。
2. 忘却曲線に打ち勝ち、記憶に残る会社に
ご存知でしょうか?人は一度聞いたことの多くを、時間が経つと忘れてしまいます。お客様は日々多くの情報に触れており、口頭での説明だけでは、せっかく貴社の話を聞いても、数日後にはほとんど忘れてしまっているかもしれません。
しかし、営業ツールがあればどうでしょうか?
お客様はいつでも資料を見返すことができます。貴社のパンフレットや施工事例集を手に取れば、貴社のことを思い出し、再度検討するきっかけになります。また、資料が手元にあることで、ご家族と相談する際にも貴社の情報を正確に伝えることができ、**「忘れられない会社」**としてお客様の心に残りやすくなります。
3. 社長の想いを乗せ、誰でも貴社の強みを語れるように
「会社の強みやこだわりは、社長が一番よく知っている!」その通りです。しかし、全ての商談に社長が同席できるわけではありません。営業担当者がお客様に説明する際、社長の熱い想いや具体的な強みを完璧に伝えるのは至難の業です。
ここで営業ツールが力を発揮します。
貴社の強みやこだわりを凝縮したパンフレットや資料があれば、営業担当者はもちろん、お客様自身も貴社の魅力を深く理解できます。社長の言葉やビジョンを盛り込んだツールは、たとえ社長がその場にいなくても、その想いを余すことなくお客様に届け、貴社の信頼性を高めます。これにより、どの営業担当者でも均一な質の高い情報提供が可能になり、お客様に安心して選んでいただける会社へと繋がります。
4. 他社との差別化を図るため
多くの塗装会社がある中で、お客様に選ばれるためには他社との差別化が重要です。営業ツールは、貴社の強みやこだわりを際立たせるための有効な手段です。
自社の強みをまとめたパンフレット:独自の技術や保証、アフターサービスなどを具体的にアピールすることで、他社にはない魅力を伝えることができます。
お客様の声:実際に工事を行ったお客様からの喜びの声は、何よりも説得力のある営業ツールです。
ただ見積もりを提示するだけでなく、貴社の「らしさ」や「強み」を盛り込んだ営業ツールは、お客様に貴社を選ぶ理由を与えてくれるでしょう。
営業ツールは、単なる資料ではなく、お客様の信頼を勝ち取り、契約へと繋げるための重要な投資です。
まだ営業ツールの整備が進んでいないという方は、ぜひこの機会に貴社ならではの営業ツールを作成し、日々の営業活動に活用してみてください!











