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初年度で2億円達成!ショールームを軸とした塗装ビジネスモデルをご紹介!
こんにちは!
船井総合研究所の石川です。
本日は「初年度で2億円達成!ショールームを軸とした塗装ビジネスモデル」を解説・ご紹介していきたいと思います。
突然ですが、塗装会社を経営されている皆様はこんなお悩みをもたれていませんか?
「いつまで自分が現場で営業や工事の段取りをしないといけないのか」
「価格競争が激化しており、利益が出なくなってきている」
「下請け工事の割合が多く、元請けに依存しているのが不安」
「住宅塗装で元請けをしたいが、どうやったらいいかわからない」
「チラシを配布しても反響が少ない」
「競合に負けて契約できない、売り上げが下がっている。」
経営者様からよくこのようなご相談をされます。
しかし、住宅塗装の元請け市場は競合が増加しており、競争が激化しています。
そのため、ノウハウがなければなかなか参入することが難しく、参入しても勝つことは至難のわざです。
理由は一般消費者を相手にするからです。「集客」「営業」と、塗装親方では、どこから手を付けていいのかわかりにくいと思います。
そこで今回は、元請け化するための考え方を船井流の経営法を活かして伸ばされた会社様を事例に紹介していきたいと思います。
事例会社様は愛知県S社様です。
この会社様は元々は社長が一人でポータル案件を対応し売上1億円の会社でした。
それが住宅塗装のショールームモデルに参入し、1年で1.8億円まで売り上げを伸ばされました。
1年で8,000万円の売上アップかと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、売上を創る中身が1年前とは全然違います。
ショールーム出店後は仕組み化を行うことで、社長は現場にでることなく、営業マン2名で1.8億円を達成しました。
粗利率もポータル時代とは比較にならないほど取れるようになり、その利益を販促投資にさらに投資することで1っ気に自社集客の件数を伸ばされました。
そんな仕組み化を推し進める塗装ショールームモデルの具体的な内容は下記になります。
<住宅塗装の立ち上げと仕組化>
住宅塗装の消費者のイメージは、あまり良くないです。
どのように良くないか、具体的には「塗った後に不具合がでる」「工事の流れがわからない」「商品がよくわからない」というのが大きくあります。
そこで、モデル企業様が行ったことは、「塗装専門ショールーム」です。
地域密着で行い、その中心地にショールームを立てることで消費者の不安が解消されます。
具体的には、下記に詳細を記載しております。
「塗った後に不具合がでる」は、地域密着で行いショールームを立てたので、ここから撤退することはできないです。これから何十年も行うために立てたので、不具合があってもすぐに対応します。と伝えると解消できます。
「工事の流れがわからない」は、ショールームで工程を明確にして、お客様が来店をしてもらえばわかりやすく伝えることができます。
「商品がよくわからない」は、塗料缶やカタログを並べておき、商品ごとの違いをPOPにすればわかりやすく、口下手な人でも説明することができます。
このショールームが消費者の不安を解消してくれる効果があり、営業をしたことのない塗装親方でも売れる仕組みとなっています。
船井流のビジネスモデルは、ショールームが基本となっています。ここに集客や営業の具体的なモデルを行うことで業績アップにつながります。
<集客の最大化>
ショールームで集客数を上げる一番のコンテンツは「オープンイベント」になります。
オープンイベントは、オープンの効果でお客様が集まりやすく、「二段階オープン法」を使うことでさらに集まりやすくなります。
二段階オープン法とは、「プレオープン」と「グランドオープン」を2週連続でイベントを行うことです。
「プレオープン」は近隣3000件に、一軒一軒訪問して、オープンの告知をします。そうすると訪問数の約1%の反響率で来場があります。
このイベントのポイントは売り込みすぎないことです。まずは足元のお客様へ認知活動を行っていくことが大切です。
「グランドオープン」は新聞折込チラシを行い、商圏内に2回配布をして集客をします。ここでは、しっかりと収益につなげていく為、来場者の50%のアポイントを取るようにします。
B3サイズのチラシを使い、約5000枚~7000枚で1件反響がありますので、自分たちが集めていきたい量に応じて配布枚数を設定します。
このようにオープンイベントを行うことで、15万枚程度を配布されたモデル企業様は、40組以上の方が来場しており、35組の現調を取ることができました。
この異常値を作ることが、認知度を上げる一番の方法でスタートダッシュを行えます。そしてその後の住宅塗装の集客が伸びやすいです。
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