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ビジネス

不況時でも反響率1/10,000をたたき出すチラシの作り方

 
コラムをご覧の皆様
おはようございます!
船井総合研究所の中嶋です。

ようやく梅雨も明け暑い時期がやって参りましたね。
施工できなかった現場をこなし、
キャッシュを回して頂ければ、と思います!

さて、本日は反響率1/10,000をたたき出すチラシの作り方、
と題しましてお話させていただきます。

大前提として、
折込チラシにおいて反響率1/10,000というのは“反響率の良いチラシ”であると言えます。

「そうなの?」
と思われる方も多いでしょう。

しかし、3年前と比べ反響率が全国的に落ちているという事実があります。

船井総研の主催する塗装ビジネス研究会は現在約100社様にご入会を頂いております。
その会員様の中で、チラシの反響率平均を抽出・分析した結果、
外壁塗装折込チラシの平均反響率は1/11,700となっていることがわかりました。
集計期間は2019年3月~2020年2月です。
※2020年3~6月は新型コロナウイルスの影響があったため集計期間に入れておりません

反響率1/10,000を出しているチラシは全国平均よりも14.6%ほど反響率がいいことになります。

では、この新型コロナウイルスが及ぼした不景気下でも反響を出している会社はなにをやっているのでしょうか?
ポイントは2つあります。

1つめは既存の顧客分析です。
現在、多くのお客様が資金に対する不安を抱えています。
これは、塗装ビジネス研究会の調査でも3~5月の平均客単価が16%を下回っていることからも予測されます。
コロナショックによる失業・レイオフも多く行われていることから、
そうなるのは必然でしょう。
そのようなお客様の不安を払しょくできるキャンペーンや打ち出しを掲載してください。
例えば、
「家計応援キャンペーン!月々1万円からできる外壁塗装」
「お客様感謝祭!足場代半額キャンペーン」
など、お買い得さを打ち出している会社様もいらっしゃいます。

また、訪問販売の多いエリアでは
「その見積、本当に大丈夫?〇〇(社名)では、一式見積無しの詳細見積もりを提出します!」
といった打ち出し方であったり、
新型コロナウイルスの感染者数の多いエリアでは
「オンライン相談実施中!ZOOMやLINEを使用したオンライン相談を実施します」
というキャッチコピーでチラシを配布する会社様もいらっしゃいました。

こういった、
現在お客様がどんな悩みを抱えているか?
どんな状況にあるか?
を意識したチラシが大切です。

2つめはウイルス対策です。
これは基本的な対策になりますが、
ソーシャルディスタンス・マスク・アルコール除菌や、
三密回避・換気など、自社の取り組みを記載してください。
第二波といっても過言ではないほどの感染者数が全国で確認されており、
国民の新型コロナウイルスへの危機意識はまだまだ続いています。
そういった中、企業のウイルス対策・徹底はマストです。

基本的なコロナウイルス対策をお客様に安心してご来店いただけるような店舗作りができているか?
万が一感染者が出たとしても、しっかりとした対策をしていると断言できるか?
三密が回避できる状況にあるか?

できれば、これらを文言だけでなく、
ビジュアルで認識できる写真もあると理想です。
マスクをして、お客様にお座りいただくイスや机を除菌しているシーンを撮影し、
チラシに掲載している会社様もいらっしゃいます。

さて、ここまでで、
新型コロナウイルスの不況時でもチラシ反響率を落としていない会社様の取り組みをお伝えしてきました。
反響率1/10,000を目指して、
是非取り組んでいただければと思います。

それでは、
次回塗装メルマガもお楽しみに!

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