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管理拡大×DXの好事例のご紹介


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コンサルティングコラム

今回は、管理拡大におけるDXを利用した好事例をご紹介いたします。近年、賃貸管理会社様にもSalesforceやkintone等のデジタルツールの導入が進み、顧客管理システムの基盤作りを進めている会社様も多くあります。しかし、管理拡大の分野においては上手く使いこなせていない会社様も少なくないように思えます。実際には、管理拡大の分野こそDXの効果が一番発揮される分野かと思います。

今回セミナーにご登壇いただくエステート・ワン様では、Salesforceを活用し管理拡大の業務に取り組み成果を上げられています。

実際にDXで実現できた5つのこと

1. 過去の訪問履歴の管理
Salesforceを活用して、すべてのオーナー様の訪問履歴を詳細に記録しました。訪問日、訪問内容、オーナー様からのフィードバックなどをデータベースに蓄積することで、いつでも過去の訪問履歴を参照できるようにしました。これにより、同じオーナー様に対して一貫した対応が可能となり、信頼関係の構築が進みました。

2. 行動量の可視化
PM営業の行動量をSalesforceでリアルタイムに追跡できるようにしました。訪問件数、電話件数、メール送信件数など、すべての行動をデジタル化して管理し、各担当者の活動量を把握しました。これにより、行動量の不足を早期に発見し、適切な指導やサポートが可能となりました。

3. 案件の見える化
Salesforceの案件管理機能を活用し、すべての受託案件の進捗状況を一元管理しました。案件ごとに進捗ステータスを設定し、どの段階にあるのかを視覚的に把握できるようにしました。また、定期的な案件レビューを実施し、進捗状況を社長とPM営業が一緒に確認することで、タイムリーな対応が可能となりました。

4. リストの拡充と管理
Salesforceを利用して、足利市内のほぼすべての物件とオーナー様をリスト化しました。新しいオーナー様の情報が入手でき次第、リストに追加し、最新の情報を維持しました。このリストは、オーナー訪問の計画や案件管理において重要な役割を果たしています。

5. 受託見込みの予測
Salesforceのデータを分析することで、受託見込みの予測を行いました。過去のデータを基に、どのオーナー様が受託の可能性が高いかを予測し、重点的にアプローチすることで、受託率の向上を図りました。

まとめ
今回ご紹介したエステート・ワン様の事例は、DXを活用して管理拡大を成功させた好例です。Salesforceを中心としたデジタルツールの活用により、訪問履歴の管理、行動量の可視化、案件の見える化、リストの拡充と管理、受託見込みの予測といった具体的な成果を上げることができました。

デジタルツールの導入が進む中で、管理拡大の分野でのDXの効果を最大限に活用することが重要です。ぜひ、今回の事例を参考にしていただき、自社の管理拡大戦略にもDXを取り入れて行って頂ければと思います!

また、今回ご紹介させて頂いたエステート・ワン様の春山社長、そして管理受託担当の久保様に来月9月3日(火)に特別にご登壇頂く事となりましたので、是非こちらもご参加頂けれと思います。

【セミナーの参加はこちらから】
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/116636

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