コラムCOLUMN
受託担当には、トップ営業マンを抜擢するのが鉄則!
- カテゴリ:
- コンサルティングコラム
「管理戸数を増やしたいけどなかなか増えない・・・」そういったご相談をいただく会社様に対して、我々船井総研は、まず組織体制を確認させていただきます。
そうするとほとんどの会社様で、賃貸仲介の営業マンが兼任でオーナーフォローも行っているという状況が目立ちます。賃貸仲介の片手間に受託活動を行っても、正直成果は乏しいところです・・・。
本気で管理戸数を増やしたいならば、受託担当の先任者を置くことをお勧めします。ただ、その場合、「賃貸仲介の営業で成績が悪いから受託営業をやってもらおう」というように、営業成績が振るわない社員を配置するのではうまくいきません。人には向き不向きがあるので、営業が苦手な人は、どこの部署に行こうと、簡単には営業はうまくなりません。営業相手が、お部屋探しの方から賃貸オーナーに変わったところで、そうすぐに成果が出せるようになるわけないですよね。オーナーからすると、知識の乏しい方に営業に来られても・・・という感じで、営業すること事態がマイナスブランディングになり兼ねません。
なので、受託担当には、賃貸仲介営業(売買営業でも可)でもトップの成績を残している、所謂「トップ営業マン」を抜擢するのが鉄則です。管理を伸ばしている会社は、勇気をもってエースを受託担当に置いて成果を出しています。
昨今の賃貸仲介営業に関しては、集客ありきにはなりますが、仕組みで売上を上げることができ、営業マン個人の営業力に左右されるものではなくなってきています(もちろん前述したように、営業が不向きな人ではうまくいきませんが・・・)。採用を考えるのであれば、未経験者でも賃貸仲介営業はすぐに成果が出せるようになる確率が高いです。
では具体的な事例を見てきましょう。
【例1】 埼玉県A市 L社様
・管理戸数5,027戸 → 1年間で5,358戸へ
【例2】 S県H市 A社様
・管理戸数4,903戸 → 1年間で5,255戸へ
【例3】 S県I市 S社様
・管理戸数1,088戸 → 1年間で1,746戸へ
上記の3社とも、賃貸営業のエースクラスを受託担当に抜擢し、専任化することで大きく管理戸数を増やされている、ということが共通点です。さらに大きく管理を増やしたいのであれば、ここに配置する人員を増員し、受託に特化した精鋭部隊の部署を作ることが理想的です。
今回は、オーナーの窓口を一本化し、精鋭部隊による専門部署を配置し、飛躍的に管理戸数を伸ばしている会社様の事例をご紹介いたします。
《詳しくはこちら!》
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/073716
宮城県仙台市の株式会社山一地所様では、ここ5年間で5,162戸も管理戸数を増やされています。
一般的に管理戸数を増やす施策では、取引のないオーナー様に対してのアプローチに尽力する会社様が多い中、山一地所様では、管理オーナーのフォローアップを中心に管理拡大を図っています。
5年間で受託した戸数が6,334戸(売却や建替え・取壊しなどで管理減が1,172戸)、そのうち、4,863戸が
1)管理オーナーが自主管理していた物件、他社で管理していた物件の管理切り替え
2)管理オーナーの新規購入、建築
3)管理オーナー・取引先からの紹介
となっています。
もちろん一朝一夕に、ただただ管理オーナーから新しく仕事をもらえるわけではなく、
管理オーナー様に対して様々なサービスを提供してきたからこそ、こういった実績を上げることができています。
もちろん前述した、専任化ができているからこその成果ではあります。
今回は、山一地所様の管理拡大の取り組みを、弊社のセミナーにてお伝えさせていただきます!管理戸数が伸び悩んでいるのであれば、参考になる取り組みばかりですので、ぜひ参考にしていただければと思います。
《詳しくはこちら!》
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/073716
【webセミナー】管理拡大セミナー2021
【ゲスト紹介】
株式会社 山一地所
代表取締役 渡部 洋平 氏
資産管理部部長 千葉 伸也 氏
■開催日程・費用
・2021年6月29日(火) 13:00~16:30:オンライン
2021年7月 9日(金) 13:00~16:30:オンライン
・費用 一般価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 一名様
会員価格 16,000円 (税込 17,600円)/ 一名様
■お申込み・詳細
下記URL下部のお申込みフォームよりお申し込みください
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/073716
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
賃貸経営のクラウド分析システム「FAMS」リリースのお知らせ
船井総合研究所 資産管理研究会では、オーナーの賃貸経営のキャッシュフローの分析・提案システム「Funai Asset Management System(通称:FAMS)」を2018年3月にリリースさせて頂きました。
《FAMSで出来る事とは?》
(1)3分間で、誰でも簡単にオーナーの賃貸経営状況を分析しレポート化
(2)現状の分析を踏まえて今後の賃貸経営の状況を自動で算出
(3)要望の多かったサブリース物件の賃貸経営助教の分析も可能
《詳しくはこちらから》
https://www.funai-shisankanri.com
《FAMSに関するお問い合わせ》
賃貸支援部 資産管理チーム 三上まで
TEL:080-3547-7118
MAIL:k-mikami@funaisoken.co.jp
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
三上 圭治郎
船井総研入社後、一貫して賃貸管理業界のコンサルティングに従事。オーナーの資産管理を切り口に、賃貸管理会社のコンサルティングを行う。お手伝いした企業の業績アップだけでなく、その先にいる顧客(地域のオーナー様)にまで目線を向け、業界全体の活性化に取り組んでいる。