初開催!!　塗装ビジネス研究会　11月度例会

第1講座：地域一番店になるための塗装ビジネスモデルプラン

第一講座では、現在の塗装業界におけるビジネスモデル（商品、集客、営業の仕組み）が徐々に変わってきていること、それを踏まえた上でのビジネスモデルプランの作成の必要性、具体的な作成方法について言及しました。

モデルプランは大きくは８つの観点で作成しました。また、下記の観点から各企業ごとに実際のモデルプランの作成・代表者による発表をしていただきました。

ＳＴＥＰ１・・・ビジョン設定
ＳＴＥＰ２・・・目標設定
ＳＴＥＰ３・・・ビジネスモデル公式の設定
ＳＴＥＰ４・・・商圏設定
ＳＴＥＰ５・・・ＵＳＰ設定
ＳＴＥＰ６・・・商品設定
ＳＴＥＰ７・・・マーケティングプランの設定
ＳＴＥＰ８・・・マネジメントプランの設定

こういった経営戦略を絡めた上でのマーケティングプランやマネジメントプランの作成は、日々の業務に忙殺されて、後回しになりがちな仕事ではありますが、ビジネスモデルを実行するうえでは非常に重要なことであります。

会員様の声としては、「作成することができて頭の中を整理することができて良かった」、「ずっとこういったものを作成したいと思っていた」、「なぜ集客活動が必要なのか理解できた」などといった有益なお声を頂戴することができました。

2016年以降のビジョン実現に向けて良い計画を立てることができたのではないでしょうか？

まとめ講座　「事業方針発表会について」

本日のまとめ講座では、第1講座と各企業様に作成していただいたビジネスプランをどのような方法で発表し、自社内での一体感を醸成していくのかについての内容となりました。

いくらビジネスプランを作成しても、社長一人の力では業績を伸ばす限度があるため、社内の協力・社外の協力を得るため、全社をあげて一体感を作っていく必要があります。

その一つが、「事業方針発表会」の開催です。

この開催に先立って、ビジネスプランはもちろんのこと、開催場所を確保したり、当日の運営フローを作成したり、やる事がたくさんあり、一つの会社のプロジェクトとして5か月を費やすこととなりました。

一見非合理なように見えるこの発表会ではあるものの、懇親会の後、満足げに帰っていく来賓を達成感に満ちた表情で見送る社員たちを見れば、やった方が良いのは明白であります。

振り返れば、社長だけでなく、登壇した社員全員が、強烈な緊張感の中、堂々とプレゼンをこなすことができました。
それは、「やるだけのことはやった」という自信と、忙しい中出席してくれた来賓への感謝の気持ちがあったからだと思います。それを受け止めた彼らは、「この会社は何かやってくれるんじゃないか」という期待を抱き、会場を後にしたと思うのです。

これこそが会社の一体感を高め、よりビジョンを推進していく力となるのです。