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【職人社長の成長ストーリー】超激戦区の静岡市でも業績を伸ばし始めている注目企業！ ~独立からショールームOPENまでの道のり~

【職人社長の成長ストーリー】超激戦区の静岡市でも業績を伸ばし始めている注目企業！ ~独立からショールームOPENまでの道のり~

株式会社　ハウスケア静岡 (屋号: 静岡外壁塗装相談センター)
代表取締役及川勝己氏　

株式会社　ハウスケア静岡 (屋号: 静岡外壁塗装相談センター)
代表取締役及川勝己氏　

静岡県静岡市葵区・駿河区をメイン商圏として外液塗装専門ショールームを経営しております。
静岡外壁塗装相談センター公式HP

会社を立ち上げようと思ったきっかけ

株式会社ハウスケア静岡代表取締役の及川と申します。
私は高校卒業後の18歳から塗装職人としてこの業界に携わってきました。
今でこそ塗装専門のショールームを構えて経営をしていますが、当時は塗装工事に対して熱い思いを持っていたわけではありませんでした。
特にやりたいこともなく、そして勉強が得意でもなかったため知り合いがやっていた塗装職人の道をなんとなく選びました。最初はただ言われるがまま1日にやらなければいけない仕事を淡々とこなしていました。信念のようなものは一切なく生活するためのお金を稼ぐために働いていました。
しかし、仕事をどんどんこなすうちに自分の職人としての腕が上達していることに気づき始めました。こうなってくると、仕事が面白くなってきたのです。「もっといい仕事をするためには何が必要か?」を考えるようになりました。
そしていつの間にか「塗装職人」としてわずかばかりの誇りを持つようになりました。ただ、誇りを持つということで負の側面が出てきました。「自分の納得した仕事ができないと満足できない」状態になりました。
当時は下請けの職人だったので、元請けさんから安い金額で仕事を請け負いそれをこなすこともありました。そうすると、短い工期で仕事を終わらせる必要があるため本当に納得できる工事ができない現場もありました。私はこれに我慢できなかったのです。中には安かろう悪かろうで仕事をする職人もいました。しかし、塗装職人に誇りを持ち始めていた私にはそのような仕事はやりたくなくなってきました。
そうなってくると、職場での居場所もなくなってきます。
そこで私は、「国家資格である1級塗装技能士を取得して静岡市でNo.1の塗装専門店を自分の手で作り上げたい!」という思いを強く持つようになりました。
これが今の「株式会社ハウスケア静岡」の始まりです。

独立後にぶつかった大きな壁

私は国家資格である、1級塗装技能士の資格を保有しています。
私のように塗装の営業マンが1級塗装技能士を持っているのは静岡市の塗装専門店の中でも数パーセントではないでしょうか?
これを武器に一気に業績を上げていこう!と考えていました。

しかし、大きな壁が立ちはだかります。「塗装」だけをやってきた私には「経営」というものが一切わかっていなかったのです。

まずぶつかったのは「集客」です。お客様からお仕事をいただくということの難しさを痛感しました。1級塗装技能士の資格を持っていたとしてもそもそも「企業」としての信頼や過去の施工実績がなければ話にならないのです。ましてや立ち上げほやほやの「ハウスケア静岡」は認知すらされていないので仕事が来るわけがないのです。

そして、「営業」も苦戦しました。そもそも口がうまいわけではなかったのでなかな
か「ハウスケア静岡」を選んでいただけないのです。絶対に塗装の質であればハウスケア静岡が1番であるはずなのにお客様は競合の塗装店を選ぶということが何度もありました。

うまくいかない日々が続いてくると、だんだんと自分で自分をコントロールできなくなってきます。具体的に言うと独立するきっかけにもなった「国家資格である1級塗装技能士を取得して静岡市でNo.1の塗装専門店を自分の手で作り上げたい!」という気持ちを忘れかけた時期もありまずは目の前の売り上げを立てないと生きていけないと思うようになったからです。そうなってくると負のスパイラルが始まります。安かろう悪かろうで仕事をとってくるのでやはりいい塗装はできません。そしてクレームをいただくことがどんどん増えてきました。

そんなとき、一人のお客様からこんなクレームと言葉をいただきました。
「あなたは国家資格である1級塗装技能士を持っているのに何でこんな適当な仕事をするのか?営業してくれた時に『お客様に本当に満足していただける静岡市でNo.1の塗装専門店を自分の手で作り上げたい!』という気持ちを強く感じたからあなたに任せたのに。わたしの家でこのようなことが起きているということは別のところでもこんな仕事をやっているのだろう!それなら今日から改めなさい!私のうちでテキトウな仕事をするのは最後にしなさい。こんな仕事を続けていてはだめだ。私はあなたの思いを信じて塗装工事を任せたのだから、それを本当のことにしてほしい。今回の塗装工事もしっかりやりなおしなさい。いい仕事をすれば必ずお客様は感じ取ってくれる。そしてそれが口コミ・評判になって広がっていくから。とにかく、目の前のお客様を失望させないように全力で仕事をしなさい」

このお客様のお叱りでようやく目が覚めました。そして『お客様に本当に満足していただける静岡市でNo.1の塗装専門店を自分の手で作り上げたい!』という思いも改めて心に刻みました。
そこから先は、競合に勝つために安かろう悪かろうで仕事をとることを一切しなくなりました。1番安いわけではないけれども「適正価格で最高品質の塗装工事を届けること」を第一に営業活動をしていきました。そうすると、ちょっとずつ仕事が増えてきました。そして、ハウスケア静岡という塗装専門店を静岡No.1の塗装専門店にするためにショールームを構えました。

ショールームOPENから現在

現在では、チラシやWEBという販促手段も使いながら集客を行っています。おかげさ
まで多くのお客様からお問い合わせいただいております。
そして、現在の目標は売上高3億円の企業を作ることです。
この話をすると
「お客様満足度No.1」だとか「施工実績No.1」だとかを目標にするんじゃないの?
(笑)売上高を堂々と目標にしている塗装店は珍しいね(笑)
と反応するお客様がほとんどです。しかし、私はこう思うのです。
売上高を上げられる=お客様から選ばれている=顧客満足度が高い
独立当初に本当に苦労したからこそわかるのですが、しっかり売上を上げて利益を残さなくてはそもそも企業として存続できないのです。そして存続できなければ本当に質の高い塗装工事を静岡のみなさまに届けることができなくなってしまうのです。本当に最高の塗装工事を届けている自信があるからこそ、しっかり売上を上げて利益を残し、企業を大きくしていきたいと私は考えています。きれいごとだけではやっていけないのです。だからこそ覚悟をもって売上高目標を掲げ経営をしています。
もちろん賛否両論あるとは思いますが、すべては「お客様に本当に満足していただける静岡市でNo.1の塗装専門店を自分の手で作り上げたい!」という夢を実現するためです。塗装の質だけは絶対に後悔させません。