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2025年、船井総研グループに新たなグループ会社【船井総研あがたFAS】誕生
皆様、いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。
2025年1月6日に設立しました、株式会社船井総研あがたFASの宮より、新会社の案内をさせていただきます。
2025年、船井総研グループに新たなグループ会社【船井総研あがたFAS】誕生
1、税務・会計と経営コンサルティングの融合で新たな価値を創造
船井総研グループの持つ幅広いコンサルティングノウハウと、あがたグローバル経営グループが持つ税務・会計ノウハウを融合させることで、より質の高いワンストップサービスの提供で、中堅・中小企業のM&A・事業承継を全面的にサポートさせて頂けるよう、2025年1月、「株式会社船井総研あがたFAS」が発足し、その業務をスタートさせました。
2、外壁塗装工事におけるM&A
外壁工事・塗装工事会社におけるM&Aは近年活発化しています。背景には「職人不足と高齢化」、「後継者不在による事業承継問題」、「資材費や人件費の高騰」などがあり、特に中小企業の経営が厳しくなっています。一方で、大手企業や異業種企業は、市場シェア拡大やサービス強化を目的に、外壁・塗装工事会社のグループ化を進めています。
今後は、「ゼネコンや不動産管理会社による囲い込み」、「DX導入による業務効率化」、「エコ塗料や耐久性の高い材料へのシフト」などが進むと考えられます。M&Aによる業界再編が加速し、資本力のある企業が生き残る流れが強まると予想されます。
3、M&Aにおけるトラブル
ただ、昨今は、M&Aの増加に比例するように、M&Aにおけるトラブルも増加しており、例えば、M&A成立後の金銭の支払いが履行されないケースや、譲渡企業の運転資金を吸い上げることだけを目的とするような不適切なM&A譲受側とのトラブル。また、金融機関債務に対する経営者保証の取扱いについての適正な対応がなされないトラブル等々、M&A取引そのものに問題が発生するケース。
また、人材の獲得を目的として行ったM&Aにも関わらず、M&A実行後、キーマンや従業員の多くが離職してしまうようなケース等、いずれも、本来期待していたM&Aの趣旨と大きく逸脱するような結末を迎えるという不幸な事例も増えてしまっています。
4、新会社の想い
船井総研グループの新会社「株式会社船井総研あがたFAS」の想いは、「M&A・事業承継でサステナグロースカンパニーをもっと。」であり、単にM&Aをすることが目的というものではなく、譲渡側、譲受側のいずれの当事者様に対しても、経営「者」コンサルティングで経営者に伴走しながら、M&Aという一つの定点だけのコンサルティングではなく、あくまでも通過点としてのサステナグロースを目指して参ります。
新会社では、改めて、事業承継・M&Aのご相談に、業種コンサルタント、M&Aコンサルタント、税理士、公認会計士が、総合的にワンストップでお応えさせて頂くことを志向しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。