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元請けでアパート大規模修繕事業に参入する方法
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます!
船井総合研究所の松原です。
塗装業の皆さま、2025年も冬を越え繁忙期に入ってきましたがいかがでしょうか。
よく聞くお悩みとしては「集客が少ない」ということです。
従来のようにWEBやチラシを使って販促をしていても
昨年より集客が減っているという声をよくお聞きします。
そんな時に重要なことは以下の2点です。
①マーケティングの質を高める
②そもそものパイを増やす
①に関しては現在進行形でしているという方も多いと思います。
しかし、②はどうでしょうか?
パイを増やすということは、
エリアを増やすということもありますが、
ターゲットを増やすということも重要です。
そこで考えていきたいのは
アパートやマンションのような集合住宅を狙ったり、
あるいは工場や宿泊施設のような法人を狙ったりすることです。
そうすることで従来の塗装という商品を
より広いターゲットから受注することができます。
今回はそんな形で大型物件の受注を増やすことに成功している会社様の事例をご紹介します。
アパートマンション大規模修繕の参入でプラス2億円!
アパートマンション大規模修繕に参入するメリットを最初にお伝えします。
①客単価1000万円~の大型物件が受注できる
②既存人員だけで参入ができる
③先々の受注ストックができるので安定した経営ができる
このようなメリットが大規模修繕にはあります。
関東圏のとある会社では、2年前からアパートマンション大規模修繕に参入してそれだけで2億円の受注を上げることができています。
しかもその中で2000万円や3000万円ほどの大型物件の塗装が受注できており、来期の工事も既に決まっているものがあります。
ではどうすればこの大規模修繕に参入できるのか?
今回は以下の2点だけお伝えします。
①不動産オーナーの名簿を作ってダイレクトマーケティングを行う
②大型物件を集客できるコンセプトを作る
①不動産オーナーの名簿を作ってダイレクトマーケティングを行う
ただ大規模修繕をしようと思っても何から手を付ければいいのか分かりませんよね。
そこで重要なのが良質な名簿を迅速に作ることです。
自社の商圏のアパートマンションの名簿を作っていく際に
ぜひその名簿の質を上げていくことに注力してもらえればと思います。
例えば、築年数でいえば築30年前後の物件が2回目の修繕の時期を迎えることが多いです。
そのため、そのあたりの築年数を中心に名簿を作っていきます。
さらに、物件の構造も木造ではなくRC造を中心に名簿作成をすると受注単価が上がりやすくなります。
このような情報を盛り込んだ名簿を1か月以内に約3000件程度作成することで早くからアパートマンション大規模修繕を受注することができます。
②大型物件を集客できるコンセプトを作る
住宅と違って1000万円以上の単価にしていこうと思うと、
ただ安く見せるだけでは集客はできません。
なぜならアパートマンションを保有する不動産オーナーは
賃貸経営を行う経営者だからです。
不動産オーナーが気にするのは何でしょうか?
それは経営活動による収支、そして費用対効果です。
そのため、費用だけでなくそれによる効果をイメージできるようにしてあげることが必要です。
だからこそ、自社が訴求する品質のポイントや
安心できる実績や経営状況を伝えることで
不動産オーナーから信頼を勝ち取ることができます。
また、営業の際には先30年ほどの長期修繕計画を立ててあげることで賃貸経営に関わる不安も払拭することが可能です。
このように、大規模修繕を専門としているからこその価値を示すことが重要です。
今回のメルマガはここまで!
また、さらに大規模修繕に関して知りたいという方へ向けて
特別なセミナーをご用意しました。
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・会員価格 8,000円 (税込 8,000円)/ 一名様