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【新規立ち上げ】マンション大規模修繕元請け化手法について解説!~第1弾~
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の大規模修繕ビジネス研究会の森川です。
このメルマガでは、塗装業の経営者の皆様が、アパート・マンション大規模修繕の業態を付加して自社の業績を伸ばすためのヒントを提供します。
今回は、業界の時流とビジネスモデルについて解説します。
◆大規模修繕業界の時流
大規模修繕業界は、現在導入期から成長期の間にあります。
しかし、今後は新規参入や元請け化の動きが活発になり、競争が激化することが予想されます。
大規模修繕ビジネスの市場規模は以下の通りです。
分譲マンション: 3,498億円
賃貸マンション・アパート: 5,288億円
賃貸マンション: 3,514億円
賃貸アパート: 1,774億円
戸建て: 4,312億円
合計市場規模: 8,786億円
この中でも、賃貸オーナーをターゲットにすることで、効率的に事業を立ち上げることができます。
特に、1棟20戸以下の物件を所有しているオーナーや、親族からの相続、節税目的で物件を持っているオーナーに焦点を当てることが有効です。
これらのオーナーは、入居者の減少、管理の引き継ぎ、建物の老朽化といった課題を抱えていることが多いです。
◆元請け大規模修繕ビジネスモデルの解説
塗装・防水工事業から大規模修繕へ元請け参入する際のポイントは、以下の3点です。
①ターゲットを絞る
②マーケティングを確立する
③セールスの仕組み化
◆ターゲットを絞る
賃貸市場に絞り、賃貸オーナーをターゲットにすることが重要です。
物件規模も6階以下の中低層のマンション・アパートに絞り込むことで、効率的な立ち上げが可能です。
ターゲットを絞ることで、顧客の悩みを明確にし、対策を立てることができます。
顧客のタイプとしては、工事に不安を抱える顧客、デザインにこだわる顧客、価格を重視する顧客、投資目的の顧客などが考えられます。
それぞれの顧客のニーズを理解し、適切な情報を提供することが大切です。
◆マーケティングを確立する
賃貸オーナー向けのマーケティングに取り組み、集客を安定させることが立ち上げのポイントです。
では、次回のメルマガでは具体的な集客手法・営業手法について解説いたします。
また、今回の内容をレポートにまとめたものがございますので是非ダウンロードいただき、参入をご検討される際はご相談いただけますと幸いです。