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【アスベスト調査義務化】アスベスト調査から屋根リフォーム工事を受注する極意
こんにちは!
本日も屋根ビジネスコンサルティングレポートをご覧頂き、
誠にありがとうございます!
さて、本タイトルにもありますように、
アスベスト調査の義務化が昨年の4⽉1⽇よりに開始されています。
本日はアスベスト事前調査の義務化を屋根リフォーム営業にうまく取り入れている取り組みについてお話いたします。
令和4年4⽉1⽇に開始するアスベスト事前調査の義務化とは
アスベストは、20世紀以前に建設業界では「奇跡の鉱物」と言われ、体育館など多くの建築物に使われていたアスベストを覚えていらっしゃいますか?
その特徴は、高い耐久性、高い耐熱性、電気を通さず、薬品にも強い。なおかつ安い。それで多くの建物で採用されました。
ところが、1970年代には、このアスベストが施工業者に健康被害をもたらすことが判明しました。そして、非常に微細な繊維を長期間大量に吸い込むと肺がんや中皮腫の誘因になるという事がテレビでも多く報道されました。そして、日本では1975年に吹き付けのアスベスト使用が禁止されて以来、2004年には石綿を1%以上含む製品の出荷が禁止。そして2006年には同基準が0.1%以上へと改定された歴史があります。
そして、令和4年4⽉1⽇よりアスベスト事前調査義務化が開始されました。
厳密には、一定規模以上の建築物や特定の工作物の解体・改修工事は、石綿含有の有無の事前調査の結果等を、あらかじめ、電子システムで報告することが義務になるというものです。
アスベスト調査をどのように営業に取り入れるべきか
結論としてアスベスト調査を営業は、お客様に現在の住宅の状況をより高精度に診断できるという意味においても、実施すべき内容です。
住宅にアスベストが含まれる場合、現在は健康被害など出ておらずとも劣化が進み気づかないうちに健康被害を及ぼすといったことも考えられます。さらには、周辺にお住いの住人にまで悪影響を及ぼす可能性すらあります。
そういった先々のリスクを考えると、まずアスベスト調査の含有を今回の義務化の制度通りまずは調査し、アスベストの含有調査を行うことが顧客のメリットにつながります。
では、実際にどのような伝え方をしていく必要があるのでしょうか。
アスベスト営業の3ポイントとは・・・
アスベスト調査を活用した営業の3つのポイントは
①診断力の向上
②将来的なリスクの提示
③今、対策を講じるメリットの提示
です。
①診断力の向上
1つ目のポイントは診断力の向上です。そもそもアスベスト調査をいったいどれだけの屋根工事業者が適切にお客様に提示できているでしょうか。
やはり業者としてお客様にかかわるのはひと時でも、お客様は長期にわたってお住いになるわけなので、アスベスト含有しているかどうか部材から特定できている場合を除き、既設の屋根材などの特定ができずアスベスト含有無が不明な場合は、アスベスト調査を一度行い、その結果を受けてより効果的な対策を講じることが本来は好ましいです。
そのため、まず住宅・屋根の専門家として、住宅にアスベストが含有しているか不明な場合は診断を進めていくことで、診断力の向上につながります。
②将来的なリスクの提示
2つ目のポイントは、アスベストの事前調査でアスベスト含有が特定できた場合、もしくは、既設の屋根材・部材が特定できアスベスト含有と判別できた場合に、将来に処理を先延ばしにするリスクを認識してもらうことが重要です。
・そもそも既存の処理場が将来まで現在の場所に残っているか
・処理費の値上がり
・住民、近隣住民への健康被害リスク
・将来の費用負担増加
もちろん、お客様の人生設計、予算に応じた対策が必要になりますが、アスベスト除去を先延ばしするリスクは数多く存在します。そこで、選択肢の一つとして葺き替え工事を提示することでリフォーム工事へつながる期待値を高めることができます。
③今、対策を講じるメリットの提示
3つ目のポイントは、今、対策を講じるメリットの提示です。
ご予算やあと住宅に何年住まわれるか、お客様によって様々ですが、やはり住宅にアスベストが含有している場合は将来にわたる住民へのリスクは小さくありません。そのため理想は”発じん”に至るまでに計画的に除去する対策を講じる必要があります。
今、対策を講じるメリットは、言い換えると前述のリスクの裏返しで、上記のリスクを回避できることが上がられます。
お客様からしても急にアスベストが含まれてるから、高額なリフォームが…と思われるかと思いますが、しっかりと適切な診断を踏み、わかりやすくメリット・リスクの比較し、除去の選択肢を適切に提示することで最終的には工事のご依頼につながっていきます。
ダウンロード資料はこちら
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
本日は「【アスベスト調査義務化】アスベスト調査から屋根リフォーム工事を受注する極意」と題してお伝えさせていただきました。
ぜひもっと詳しく知りたいという方は屋根ビジネスについて詳しく知ることができる資料を作成しておりますので、ぜひお読みいただければと思います。
それではまた、次回のメルマガでお会いしましょう。
次回もお楽しみに。