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業績を伸ばす屋根工事会社が11~1月に必ず実践する事業戦略とは

 
屋根ビジネスコンサルティングレポートをご覧の皆様、いつもお読みいただき誠にありがとうございます。

いよいよ11月に入り、年末も近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は季節の影響を大きく受ける屋根リフォーム業界で業績を伸ばす会社が必ず取り組む、11月~1月の冬シーズンに取るべき施策をお伝えして参ります。

 

屋根リフォーム業界における11〜1月ってどんな時期?

 
屋根リフォーム業界は季節による影響を大きく受けるビジネスです。
月により、気候、営業日数、需要、競合の状況、助成金・補助金などの要因から屋根リフォームの需要が影響を受けます。

その中でも、11月、12月、1月は1年間で特に需要が落ち込む時期となっていきます。

理由は
・冬の気候(気温、日照時間)が春や夏に比べ、屋根工事に適さないと一般の消費者に認識されている
・競合も販促を積極的に打たず、一般消費者のニーズが喚起されない
・年末年始の長期休みの影響で営業日数が短い
・長期休みを挟むと営業が長期化し、成約難易度が高くなる
・多くの地域で助成金・補助金が設けられている場合には、春~夏の時期が申請期間となっている

などが挙げられます。

しかし、そんな時期でも業績を安定して伸ばす企業は、「やるべきこと」をしっかりと実行するために対策を打ち、業績を伸ばしています。
本日のその施策をお伝えします。

冬の時期でも安定して業績を推移させるために必要なポイントは、年末年始前後での戦略です。

その取り組むべき施策とは、「12月31日時点で3月末までの施工ストックを確保する」です。

11月~1月は、他の時期に比べ販促効率が落ちる傾向にあります。
とはいえ、工事スケジュールが埋まっていない場合には、販促活動を行い、
安定した業績推移をするための施工ストックを確保する必要があります。

何棟必要なのか?は各社の施工能力により異なりますが、
例えば、1ヶ月あたりの施工能力が10棟の会社の場合は、
12月末時点で理想の施工ストック30棟になります。

まず11月~1月の屋根リフォームビジネスを攻略するために、今行うべきは
・施工ストックの目標値を設定する
・施工ストックを確保するための販促計画
・年末までに円滑に商談を進める営業管理
です。

また、「3月末までの施工ストック」とお伝えする理由は、年明けに仕掛けた販促の受注時期が、直前の2月中旬から2月末になってしまうケースが多いためです。

1月に販促を仕掛ける場合、年始は避け中旬に販促をかける会社が多くあります。
その場合、1月中旬に発生した案件が成約につながっていくのが
2月中旬~2月末になっていくことが予想されます。

つまり、12月末時点で施工ストックが確保できていないと
1月に販促を仕掛けても、3月の工事が埋まり始めるのが、
どうしても直前の2月末となってしまうのです。

もちろんコストパフォーマンスの面から考えると
冬シーズンの集客は良いわけではありませんが、
季節・気候に合わせた企画を用意し、販促を実施していく必要があります。

 
屋根リフォームビジネスで業績を伸ばすポイントの一つは
「季節による需要の変化に適応する」
ことにあるのかと思います。

ぜひ、季節ごとに求められる対策を実施し、業績を伸ばしていただければと思います。

もっと詳しく「屋根リフォームビジネス」について知りたい方は以下より最新のセミナーを確認いただけます。

それでは!また来週の金曜日に!
 

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