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【瓦・屋根工事業界】屋根ビジネスが今後50年で最大の市場規模を迎える理由とは
「屋根業界が伸びている、とは聞くものの、実感がわいていない」
これは、我々船井総合研究所が組織している屋根ビジネス研究会の会員様からいただいたお言葉です。
この会員様は昨年対比で業績を160%伸ばされながらも、日々現場に追われる中、なぜ弊社、船井総合研究所のコンサルタントが口をそろえて成長マーケットと言うのかわからない、と言います。
そこで、2022年初の本日のメルマガでは「屋根業界がなぜ伸びているのか?」のその根拠の部分についてお伝えさせていただきます。
それは・・・
2021年はコロナショック、ウッドショック、スチールショックと外部環境の変化の激しい1年でした。
そんな中、「屋根業界って厳しいのでは」とお考えになられる方も多いのかと思います。
しかし、実際には元請け屋根リフォームビジネスにおいては今後も需要の拡大が見込まれる非常に楽しみな市場なのです。
本日はその理由を“人口”という観点からお伝えします。
ビジネスを行う上でどの顧客層をターゲットに置くかで市場の規模、性質は大きく変わります。市場の規模を決める指標の中でも“人口”は最も大きな影響を与える指標の1つになります。
例えば、現在の日本の人口動態においては、団塊の世代の人口が非常に多いで、年間に200万人以上が出生した世代です。
この団塊世代をターゲットに向けたビジネスと、現在20代~30代の若い世代をターゲットとしてビジネスでは、20代~30代の世代の年間の出生数が130万人以下であったことを考えると単純換算ですが市場規模は2/3以下になると言えます。
では、屋根リフォームビジネスがターゲットとしている人口は?
というと、日本の人口動態の中でも最も人口の多い2つの世代が今メインのターゲットとなろうとしています。
1つは団塊の世代、もう一つが子世代である団塊ジュニア世代です。
団塊の世代は60代~の世代であり、出生数でいくと戦後の日本において最も出生数が多かった世代です。この世代が現在では2回目、3回目の住宅のメンテナンスのニーズを持つ層になります。さらに言えば、若者世代に比べ蓄えている資産が異なります。そのため、この世代をターゲットとしたビジネスは比較的優良な市場となることが多いです。
また団塊ジュニア世代は40代~の現在の働き盛りの世代です。この世代も出生数が団塊世代に次いで多い世代になります。屋根リフォームビジネスで考えると、この世代は20代~30代で新築を建てて初回のメンテナンス行う時期になります。
そのため、現在から未来の50年の日本において最も屋根リフォームの顧客となる年代の人口が最も多い時期に入るということになります。
そのため、厳しい外部要因にさらされているとはいえ、屋根リフォーム市場は拡大期にあり、「業績を伸ばすには今しかない」というタイミングとなっているのです。
ぜひ、今後来る屋根業界時流をつかみぜひ皆様の業績アップにお役立ていただければと思います。
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