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もう待てないデジタルシフト!チラシ購読者数推移からわかることとは?
こんにちは!
船井総研屋根ビジネスチームの中嶋です。
本日はなぜ今WEB集客に注力しなければいけないのか?
をチラシ購読者数推移から分析していければと思います。
まずは下記をご覧下さい。
総務省が昨年9月に発表した「主要メディアの年代別行為者率(利用者率)」によると、
平日における「新聞」の行為者率(1日に10分以上利用した人の割合)は次の通りです。
10代 2.1%
20代 5.7%
30代 10.5%
40代 23.6%
50代 38.5%
60代 57.2%
新聞を読む人が多いと思われる50~60代でも、
毎日目を通す人はおよそ4~6割しかいないという驚きの数字かと思います。
続いて、
「インターネット」の行為者率は次の通りです。
10代 92.6%
20代 93.4%
30代 91.9%
40代 91.3%
50代 84.2%
60代 65.7%
このデータからわかる通り、
50~60代においても情報収集手段はもはやWEBが主流なのです。
以上のことから、
「チラシは配布方法を新聞折込からポスティングに変更する」
「販促予算をWEBに寄せる」
ことが必要なのが分かります。
したがって、野立て看板などのアナログ販促、
などの網の目販促が求められます。
そしてWEBも検索連動型広告(一般的にリスティング広告と呼称されるもの)一辺倒ではなく、
リマケでないディスプレイ広告にもそれぞれ一定の額を投資するなど、
バランスをよく考えながらシフトしていく必要があります。
ではいくら使えばいいのか?
ですが、
自社の業績目標に連動させたWEB販促費が必要です。
例えば、自社の1拠点年間目標が3億円だとしましょう。
単月に直すと、
月商2,500万円です。
これを売上=現調数×契約率×客単価の売上公式に変換すると、
2,500万円=現調数50件×契約率50%×客単価100万円
※契約率50%・客単価100万円で仮定
になります。
WEB集客比率は最低30%を目指します。
CPA(1件あたりの集客コスト)を5万円とすると、
50万円×30%×5万円=75万円/月
の販促費となります。
え、WEB広告だけで75万円も配信するの?
と思われる方もいるでしょう。
そうです、WEB広告だけで1ヶ月に75万円を使わなければいけないのです。
これは事業目標が3億円の例なので、
5億円・10億円となる場合は更なる販促費が必要です。
いかがでしたでしょうか?
チラシ購読者数が減っているからこそ、
集客をデジタルに寄せる必要があります。
まずは事業計画を再確認し、自社の販促費がそこに見合っているかをご確認頂ければと思います。
それでは!また来週の金曜日に!