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【必読!】補助金でゼロから始める大規模修繕ビジネス

こんにちは!
船井総合研究所の松原和紀です。
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そして、このメルマガを開いていただき誠にありがとうございます!

今回のメルマガのテーマは、補助金でゼロから始める大規模修繕ビジネスについてです。
新型コロナウイルスの影響を受け、苦しい経営状態になっている会社も増えていると聞きます。
そんな中、2021年3月に「事業再構築補助金」の公募が開始しました。
この補助金は資金繰りの次の一手を模索されている経営者様にとって、新規事業展開や事業転換を実施する手助けとなります。こちらは予算総額1兆円超、1社あたりの補助金交付額は100万円~1億円、補助率は2/3という大型補助金となっているため、気になっている方も多いと思います。
しかし、一方では「補助金が出るのはありがたいけれどどのような新規事業を行えばよいかわからない・・・」と思われる方も多いのではないでしょうか。

その中でも、
「下請け業者から脱却したい」
「戸建て塗装を行っていたが平均単価が安くて困っている」
というお悩みの方へは大規模修繕ビジネスがオススメです。

ではどのように大規模修繕ビジネスを行っていけばいいのか見ていきましょう。

まず、大規模修繕で重要なことは既存のプレイヤーがやらないマーケットを開拓していくことです。
具体的にターゲットとする顧客層は、「20戸以下の物件で、かつ自主管理をしている賃貸オーナー」です。

なぜこの顧客層なのかと申しますと、大手企業にとっては手間であり、住宅塗装を行っている元請けの会社では、管理しにくい空白マーケットであるからです。

では、現状このマーケットを元請けとしている会社はどこなのかと申しますと、アパート・マンションを施工している会社がアフターフォローで丸投げしているケースまたは、賃貸管理会社がオーナーから相談されて、施工会社を紹介するケースがほとんどです。

こういった場合、中間マージンがあるため同じ施工でも費用が高くなります。
また、修繕のことを理解していない担当者がとりあえず「大規模修繕をしましょう」と提案するケースもあるため、放置しているケースが多いです。

この大規模修繕ビジネスは新規参入する塗装会社や防水会社にとっては大きなチャンスだと思います。新規参入する際のポイントは、しっかりと押さえるべきところをおさえて「大規模修繕専門店」を立ち上げることが重要です。この機会に最短で立ち上げができる方法をお伝えさせていただきます。

大規模修繕に取り組むうえで重要なことは3つあります。

1つ目は「集客」です。
賃貸オーナー向けの集客で大きな柱は、セミナー集客です。
オーナーは勉強好きな人が多いので、セミナーに参加するケースがあります。ではそのセミナーを成功させるにはどのようにするのか、それは、「賃貸オーナーのリスト」と「セミナー企画」です。大規模修繕を考えている賃貸オーナーのリストを作成し、大規模修繕をしたいと思わせるセミナーの企画をすることが重要です。

2つ目は「施工管理」です。
施工管理はターゲットを絞ることで手間を最小限にします。
施工管理をルール化していなければクレームが続出し、完工粗利が下がってしまいます。そこで重要なのは、顧客ターゲットを20戸以下の賃貸物件に絞ることです。そうすれば決定権者がオーナーだけなので、オーナーの了解を得られたら問題なく工事が終わります。

3つ目は「営業」です。
大規模修繕専門店は、賃貸オーナーへの営業を行います。先ほどもお伝えしましたが、ターゲットを絞ることで受注までの流れを一定にすることができます。賃貸オーナーは、決定権者が決まっているので、受注するまでの営業フローは一般の住宅塗装とほとんど同じになります。
重要なことは現場調査から受注までのフローをマニュアル化し、社内に落とし込むことです。
さらに他社との差別化を行うために、アプローチブックを作成したり、ショールームで商談を行ったりすることも重要です。

大規模修繕についてもっと詳しく知りたいという方は船井総研がレポートとして記載しておりますので、レポートをお読みいただけるとより深く理解できると思います。
また、「新規参入したいけど資金がない、、、」という方でも、今なら補助金を使って参入するチャンスです。補助金についても詳しく記載しておりますので、ぜひ一度お読みください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
来週火曜日のメルマガもお楽しみに!

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