船井総合研究所 住宅不動産専門コンサルティング 住宅不動産コンサルティング.COM塗装・塗り替え
ビジネス

なぜ今“屋根の勉強会集客”が集まるのか?

 
「勉強会集客って集まるんですね」

屋根ビジネスコンサルティングレポートをご覧の皆さま、
こんにちは!
船井総研屋根ビジネスチームの中嶋です。

少しずつ暖かい季節になってきておりますが、
皆様はいかがでしょうか。
個人談にはなってしまいますが、
私は花粉症がひどくつらい時期です笑

さて、本日は勉強会集客についてお話できればと思います。

冒頭のお言葉はとある経営者様から頂きました。

勉強会(市民講座なども含む)のエンドユーザー集客が集まるのが信じられなかったそうです。
と申しますのも、
一昔前はお隣の塗装業界でも勉強会が集客のメイン媒体になっているということもありました。

しかし、
・時流が進み成熟期に入り、競合の数が増えた
・自社WEBを強化している企業が増え、顧客が“手軽に情報を収集できる“時代になった
・上記に伴い、わざわざ勉強会に参加しなくても無料診断や現場調査を受けられるようになった

という背景もあり、
塗装業界の勉強会集客はあまり芳しくなくなってきておりました。

しかし、屋根に関してはそうではありませんでした。

とある会社様で勉強会チラシを折り込みチラシで10万枚配付したところ、
・来場33組(来場反響率1/3,030)
・アンケート記入25組(来場反響率1/4,000)
という結果になりました。

アンケートには、
・診断をしてほしい
・火災保険活用について知りたい
・屋根材についてもっと教えてほしい
・リフォームローンについて聞きたい
といったチェック項目がある為、
「アンケートにチェックがございましたので、現場診断の日程を調整させてください」
で現調を取ることができます。

それでは、
なぜ勉強会モデルが当たったのか?

・元請けの屋根リフォームに本格的に取り組んでいる企業がまだ少ない
・よって、競合WEBも少ない
・そもそも元請け屋根リフォームのライフサイクルは成長期
・屋根リフォームは複雑なため顧客がWEBで調べるだけではわかりづらい
・火災保険やローン活用など、顧客の知りたい情報を提供できている

といった理由が挙げられます。

正直なところ、
この会社様で勉強会の企画・提案をさせて頂いた際、
大きく外す気がしておりませんでした。

また、販促物作成において、4つのポイントが挙げられます。

1. 会場は外部会場を掲載
あくまで自社の売込みではなく、
お客様に向けた勉強会がコンセプトの販促です。
そのため、外部のメーカーショールームを活用し、
自分たちが「ゲストでお呼ばれした」という見せ方が必要になります。

2. チラシには必ず施工事例を掲載
当然、自分たちが「講師」として参加するため、
講師が手掛けた(営業や施工管理面で)物件や、
その会社の実績をしめさなければいけません。
最低でも2~3パターンは掲載し、
Before・After写真に加え施工内容も記載すると良いでしょう。

3. 火災保険活用に関する記載
火災保険を契約する際、
住宅の自然災害などの被害によって火災保険が活用できることを知らされていないことがほとんどです。
そのため、
「もしかしたらうちでも火災保険が使えるのかな?!」
と感じた段階で勉強会のコンテンツに魅力を持たせることができます。

4. リフォームローン活用のシミュレーション記載
とはいえ、カバー工法・葺き替え工法などを行えば費用は高くなります。
そのため、〇〇万円の工事を〇〇回払いにした場合、
などのシミュレーションを記載するようにいたしましょう。
意外と、
「リフォームはローンを活用するのが普通」と思われていないことが多いです。

いかがでしたでしょうか?
ここまでで、なぜ勉強会集客が当たるのか?販促のポイントは?
をお話させて頂きました。
ぜひ、皆様の屋根顧客集客・業績アップにお役立て頂ければと思います!

最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!
次回屋根ビジネスコンサルティングレポートもお楽しみに!

メルマガ登録
財務面でのお悩みを解決!無料レポートダウンロード