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屋根リフォーム専門店の差別化見積提出3つのポイント
こんにちは!
船井総合研究所 屋根リフォームチームの中嶋です。
本日も、元請け屋根ビジネスに関するレポートをお届けできればと思います。
船井総研でも屋根ビジネス研究会が立ち上がったこともあり、
多くの屋根工事会社様よりお問い合わせを頂いております。
その中でも多くのご相談を頂くのが、
見積提出の方法です。
元請けの屋根ビジネスに取り組んでいる会社は少なく、
お客様にどのような見積を提出していいかわからないという会社様が多くいらっしゃいます。
他塗装店やリフォーム店とも相見積もりにあたる中で、
どのような見積提出をすればよいのか?
ポイントを解説できればと思います。
ポイント①:屋根商材の5種見積りを提出する
できていそうですが、
意外とできていないという会社様が多いのではないでしょうか。
見積を提出する時は、屋根材を複数種類掲載した5種見積りの提出をオススメします。
他塗装店やリフォーム店がカバー・葺き替えの見積を提出してくる際、
ほとんどが1~2種類のものしか提出してきません。
というのも、そもそもその商材しか取り扱うことができなかったり、
知識が少ないことが多いからです。
こちらが複数の提案・商材の説明をすることで、
他にはない専門店の見積提出を行うことができます。
そのために、事前に「定番商品」をそろえておくことが大切ですね。
ポイント②:ルーフィングのグレードごとに見積を作成する
同じ商材でも、複数グレードの見積を提出しましょう。
複数グレードとは?
ルーフィングのランクごとに見積を作成するのです。
Aという商材のカバー工法の見積が150万だとした場合、
160万・180万(数字は一例)の見積を作成し、
単価アップの受注を目指します。
この金額の差はルーフィングです。
ルーフィングの耐久年数によって見積の金額を変えましょう。
こちらが高単価の商品を受注することも目的ですが、
お客様に、より屋根の専門性を伝えることができます。
他塗装店や他リフォーム店はここまで細かく見積を出してこないからです。
ポイント③:劣化診断書も同時に提出する
そもそも、劣化診断をしてお客様に現在の物件状況の劣化を正しく認識させられているか、が本当に大切になります。
エンドユーザーが普段から目にしている水廻りや外壁と比べ、屋根のニーズは潜在化しています。
その屋根をメンテナンスしていただくわけなので、
そもそも屋根がどのような劣化状況になっているか?
を伝えることが必要です。
屋根材の割れやズレ・板金の浮きなど、
写真という視覚情報も含めて伝えることが大切です。
診断報告書は出している物件とそうでない物件があるという方もいらっしゃいますが、
基本的には100%提出していくことが求められます。
いかがでしたでしょうか。
既に実施している項目・実施していない項目があるかと思いますが、
皆さまの営業に組み込んでいただき、契約率UP・業績UPに取り組んでいただければと思います。
また、本メルマガ読者様限定で屋根ビジネスモデルの業績アップレポートを無料で提供しております。
本資料は無料となっておりますので、
皆さまの経営にお役立ていただければと思います。
次回金曜の屋根ビジネスコンサルティングレポートもお楽しみに!