- 元請け戸建て塗装ビジネスTOP >
- コンサルティングコラム >
- 屋根リフォーム会社が実践すべきショールーム集客
屋根リフォーム会社が実践すべきショールーム集客
皆様もご存知のとおり、2020年3月~5月にかけてのコロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、日本経済は大打撃を受けております。
その影響は屋根業界をはじめとするリフォーム業界にも影響を与えており、塗装ビジネス研究会会員様(約100社)のデータを分析したところ、商圏によってばらつきはあるものの全体では昨年対比で30%~40%の業績低下となっております。
各会社様におきましても集客・業績の落ち込みにより、毎日不安な日々を過ごされている経営社様も多いかと思います。
そこで、本日は屋根リフォームの集客を最大化するショールームマーケティングについてお話させていただきます。
商圏内で屋根リフォーム専門のショールームを出店している会社はまだまだ少ないかと思います。だからこそチャンスなのです。
苦しい状況を乗り越え、競合に打ち勝つことで業績を伸ばしていくために必要なショールームマーケティングの重要性に関してお話させていただきます。
屋根リフォームのショールーム集客が重要な理由
屋根リフォームビジネスでショールーム活用が重要なポイントは下記3つになります。
①屋根リフォーム業界は成長期ビジネス!
②チラシ集客・HP集客の効率UP!
③ショールーム活用で成約率60%を達成!
それぞれ詳しく解説していきます。
①屋根リフォーム業界は成長期ビジネス!
屋根リフォーム業界は成長期ビジネスのため今が攻め時です!
ライフサイクルというのをご存じでしょうか?ライフサイクルはビジネスや商品・サービスも時間の流れとともに人の人生と同じく成長し、衰退していくという考え方です。この場合の成長や衰退とは、市場規模の拡大、縮小を指します。また、時間の流れとは、消費者がその業界やサービスをどれほど多く知っているかです。この時間の流れを導入期、成長期、成熟期、衰退期、安定期と分けると今の屋根リフォーム業界は成長期にいます。成長期の特徴として、集客の主な方法が訪問販売であったことが上げられます。集客された消費者は屋根リフォームについての知識が少ないため業者の良い・悪いの判断ができず悪徳業者に引っかかってしまうことが多くありました。しかしそこから消費者は知識をつけることで“訪問販売業者は怪しい、じっくり考えなければ”という考えをもつようになりました。この段階で成熟期に突入を始めます。そのような消費者は、訪問販売の集客を行う会社ではなく、チラシやHPといった消費者自らが問い合わせを行う反響型の集客を行う会社へ安心感をもち、ショールームといった相談できるスペースへ足を運ぶことを選ぶようになります。
そこにいち早く取り組み地域1番店となっていくことが重要です。
②チラシ集客・HP集客の効率UP!
何度も見かける店舗だから自然にお客様に覚えてもらえやすくなる!
訪問販売の業者が選ばれなくなってきているというお話をしましたが、「訪問販売ではなくチラシやHPといった反響型の集客で本当に問い合わせがあるのか?チラシやHPでの集客は効率が悪いんじゃないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、ショールームを地域の交通量の多い・目立つ場所に構えることで、地域の方に覚えてもらいやすくなり、相乗効果としてチラシやHPでの集客力も上がってきます。これは何度も目につくという単純接触の繰り返しは人の好印象に繋がりやすく(単純接触効果)、覚えてもらいやすくなります。また、思い出しやすい会社や商品は人気が出やすい(利用可能性ヒューリスティック)ためです。実際に、HPでは会社名で検索したサイト流入の場合、問い合わせに繋がりやすい傾向にあります。また、ただショールームを構えるだけで突然問い合わせが入る自然来店型の集客ができるようになります。これは、頭の中で思い出されやすいものほど集客の基点にショールームを置くことで、チラシやHPからの集客力UP、ショールーム自体へ直接の問い合わせを得ることができます。
③ショールーム活用で成約率60%を達成!
営業力UPのための仕組み化が可能!
「せっかく集客をしたとしても、肝心の営業マンの成約率が悪い場合はなかなか業績が上がらない。とはいえ、スーパー営業マンを採用することも難しい・・・。」といったことを考えられる方も多いかもしれません。
確かに、集客力があったとしても肝心の成約にまで結びつかなければ、その集客は非常にもったいないです。また、人材不足がどの業界でも叫ばれているなかでの採用も難しいです。だからこそ、求められてくるのが素人でもスーパー営業マンになれる仕組みづくりです。
屋根リフォームの専門知識がなくとも、チラシやHPからの集客によって来られたお客様としっかりと成約を結べるようなPOPや冊子などのツール類をショールームに配置することで、話さなければならないことの抜け漏れを防ぐことができるようになります。
いかがだったでしょうか。
新築着工棟数減少や度重なる自然災害による屋根リフォーム需要の増加により、屋根ビジネス市場は今後発展してくことは間違いありません。
成長マーケットである屋根業界でいち早く店舗来店型の屋根業態に取り組まれてはいかがでしょうか。
ショールーム出店をお考えの方は是非参考にしてみてください!
最後までご拝読いただきありがとうございました。
来週金曜日もお楽しみに!