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【時流予測】塗装研究会80会員の上位10社の業績動向レポート

 
今回は、塗装業界の時流予測について書きたいと思います。

今すぐ詳しい来年以降の具体的な施策を知りたい方は
下記画像をクリック。

今年の11月に塗装ビジネス研究会の総会でも話をさせて頂きましたが、下半期を振り返ると市場的には1月~9月までは成長傾向にあるなと感じています。

ただし、10月以降に関しては、増税後の影響のため市場はマイナス成長になっています。

これは、研究会に加盟している会社さんの売上上位10社分析を元にしていますが、売上も集客も契約数も四半期ごとに上昇傾向にありましたが、10月以降の各項目(売上・集客・契約)が減少していました。

ここで面白いデータとしては、客単価が回復傾向にあることです。
1-9月まで客単価は減少し続けており、1月-4月対比7月―9月では、2割ほど下がっています。
9月単体を見ると、集客・契約ともに通期の中で最高ですが、客単価は通期の中で最低です。

しかしながら、10月は客単価に関しては、上がってきています。

これは、どういうことかというと、増税にも反応しなかった、じっくり客&こだわり客が反応していると思われます。

増税だから駆け込まない。お金はある程度あり、じっくり自分のペースで塗装を考えたいという客層です。

では、そういった状況も踏まえて今後何をしなければいけないか?

ですが、大きく3つあります。

1.近隣・紹介の強化
近隣や紹介の契約率は平均60%を超えて、高い会社は70%を平均でこえています。
しかも、販促費はかからず、単価も高いです。
新規のお客様を追及するのも大事ですが、施工数が多い会社はこの近隣・紹介の強化で間違いなく、業績は上がります。実際に増税後に業績があまり下がっていない会社さんは、近隣・紹介が多い会社さんになります。

2.採用の強化
市場が縮小してくると、業績が悪くなり、採用を控える会社が増えてきます。
そのような時がチャンスです。採用する競合も減り、良い人財が取れるからです。
今こそ、採用サイトを作り、採用費に投資をするべきです。

3.業務効率化
事務員さんでできることは、システムやロボットでできると言われています。ですから、必要に事務員さんを入れるのではなく、メインの基幹システムを入れて、業務効率には、どんどんとアプリを入れていくことが大切になります。
少人数精鋭で経営をして、人が多く入らなくても、経営が最大化できるようにすることが大事です。実際に、基幹システムとして「建て役者」「&パッド」「ドローン診断」を導入して業務効率が1.5倍になっている事例が多く上がっています。

2020年に向けて、上記3つの施策を意識しながら、経営をすることで最大の結果をだして頂きたいと思います。

さらに、具体的な施策をしりたい方はこちらからレポートをダウンロード
https://fhrc.funaisoken.co.jp/tosou/download

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