- TOP >
- コンサルティングコラム >
- 『インバウンド向け戸建民泊の可能性』
『インバウンド向け戸建民泊の可能性』
おはようございます。
令和元年・・・初めてのメルマガは鈴木が担当します。
GWが終わりました。
今年は長かったですね。
すっかり休みボケです。
今回は私の気になるニュースから取り上げます。
「2019年3月、Googleはフライト検索とホテル検索のアップデートを発表しました。」
Googleは検索のサービス強化に着手する一方で、
「民泊」施設の掲載強化に踏み切りました。
ExpediaやTripadvisorなどの強力なパートナーとの提携とともに、
「民泊」物件を網羅するのが狙いのようです。
私の実家が台東区(上野と浅草の間)にあるため、
前から個人的に「民泊」には興味を持っていました。
個人投資というか、実家活用ですかね。
訪日外国人が、
年間4,000万人にまで増え、
また日本全国の観光地を旅することから、
地方でもインバウンド向け「民泊」の需要があると言われていますが、
それでも大都市圏の方が強いような気がしています。
2030年には6,000万人
訪日外国人の消費は15兆円になると予想されています。
宿泊に関する消費を30%としても、
5兆円産業になる試算です。
「民泊」の売上の公式を
宿泊可能日数×宿泊単価×稼働率とすると、
30日×2万円(@5,000円×4人家族)×80%=48万円になります。
民泊運営代行業者に20%の代行費用を払っても、
約39万円残る計算です。
年間約468万円の収入ですから、
利回り10%で考えた場合、
4,680万円の投資ができる計算にもなります。
台東区で坪200万円とすると、
15坪の敷地(3,000万円)に1,680万円の建物を建てる計算になります。
私の実家であれば、
1,000万円のリフォームをかけた場合、
驚異の46.8%の利回り計算になります。
実家の近くでも、
空き家が多くなっていますから、
「空き家活用」としても提案の幅が広がります。
今回はビジネスというよりも、
個人的な興味(投資)の話をさせていただきました。
やはり伸びている市場に投資することは、
商売の鉄則ですよね。
高齢者で介護が必要な方は、
約600万人です。
障がい者は約960万人います。
どちらも伸びている市場ですが、
訪日観光客数には及びません。
また昨今では、
外国人労働者数(約150万人)も増え、
その住まい(寮・社宅)での土地活用需要も増えてきました。
また虐待児童の増加(年間13万件超)から、
児童養護施設の建設ニーズも伺えます。
ニートは70万人
母子家庭は123万世帯
インバウンドほどの市場ではないにしろ、
少しでも伸びている市場を察知して、
土地活用提案(投資)する発想を忘れてはいけません。
ただし、単なる建物提案に留まらず、
コミュニティの創造や独自のサービスも求められます。
これからの土地活用提案の課題でもあり、
他社との差別化できる大きな要素にもなり得ますね。
\ 高齢者障がい者住宅土地活用研究会 /
北海道から沖縄まで、全国50社の住宅・建設会社が2ヶ月に1度集い、
地主集客やテナント事業者集客について、情報の交換を活発に行います。
業界でも先駆的な取り組みをされている成功事例企業を毎回ゲストとしてお招きし、
各社の土地活用ビジネスの成功キッカケを作ります。
会員同士での建物原価の情報交換や、図面の共有が行われています。
初回お試し参加無料
<<お試し参加の方はこちら>>
https://fhrc.funaisoken.co.jp/tochi/salon