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2022年4月賃貸管理ビジネス研究会ハイブリッド開催(来場&オンライン)レポート


カテゴリ:
コンサルティングコラム

 
本研究会では管理戸数規模毎に特別ゲスト講師をお呼びし、今必要な情報だけをお伝えする実践型の勉強会になっております。

賃貸管理ビジネス研究会【戸数別分科会_特別講座内容】
「管理戸数3000戸以上の会員企業様対象」
“7年間で現場が変わった!~福徳不動産のDX年表~” 
(株)福徳不動産 様
「管理戸数1000戸以上~3000戸の会員企業様対象」
“管理オーナーからの管理拡大への転換~建築アプローチ編~”
(株)トヨオカ地建 様
「管理戸数1000戸未満の会員企業様対象」:
“立ち上げ6年で950戸まで管理が増えた組織体制と社員育成の取り組み”
中国バス不動産 (株) 様

コロナ禍からの回復やロシアのウクライナ侵攻に伴う世界経済の局面変化が背景にあるが、外国為替相場の急激な動きは好ましくない。また、新型コロナウイルスの蔓延、変異株の勢いが増す中、これまで多くの制約の中で開催してきた本賃貸管理ビジネス研究会研究会ですが、2月研究会を続いて、4月21日より2回目ハイブリッド開催として、対面開催を再開させていただきました。
今回は全国104社会員様(来場:32社、Web:72社)、及び12社お試し参加の会社様が参加した盛大なハイブリッド賃貸管理ビジネス研究会となりました。

本日はそんな研究会の開催レポートをお送り致します。
全国の賃貸会社の経営者様が参加する経営研究会を定期的に開催しております。

▼賃貸管理ビジネス研究会の詳細はコチラ
https://fhrc.funaisoken.co.jp/chintai

▼経営研究会全国大会2022はコチラ
https://conference.funaisoken.co.jp/

【当日のコンテンツ】
1、【第一講座】
・賃貸管理からオーナーへのLTV最大化にシフトする。
~これからの10年の商品戦略~(船井総研・一之瀬 圭太)

2、【第二講座】
・財務講座
~2022年の財務戦略で押さえておくべき2つの話~(船井総研・鈴木 浩史)

3、【業界事例企業様による特別講座】

4、【情報交換会】

【第一講座】
・賃貸管理からオーナーへのLTV最大化にシフトする。
~これからの10年の商品戦略~

11時より開演した今回のハイブリッド開催での研究会では、第一講座として船井総研 グループマネージャーの一之瀬より、「賃貸管理からオーナーへのLTV最大化にシフトする。~これからの10年の商品戦略~」についてお伝えさせていただきました。

本講座では、下記の通り、今後10年の商品戦略に向けた4つポイントにつきまして、
ポイント①:管理戸数を減らさない、増やすための営業・業務体制を構築する
ポイント②:CRM機能を構築する
ポイント③:自社の市場に合わせた伸びる事業に注力する
ポイント④:ソフト・ハードの品質を高め、LTVを最大化する

それぞれの重要性や、様々な成功企業を見てきた船井総研だからこそわかる必要な具体的な施策について、お話をさせていただきました。

【第二講座】
・財務講座
~2022年の財務戦略で押さえておくべき2つの話~(船井総研・鈴木 浩史)

近年、ITの進化により、さまざまな業種や業務においてIT化が進んでいます。その背景には働き方改革に伴う業務時間の短縮やコストの削減など、業務の効率化が大きく関係しています。一方、煩雑かつルーティンワークが中心の経理業務はなかなかIT化されていないのが現実です。今回は経理業務のIT化で電子データ保存義務化と、インボイス制度導入への背景を解説するとともに、下記の通り、クラウド会計導入による業務フロー改革の3つのポイントや注意点を詳しくお話させていただきました。

①電子帳簿保存法の改正により紙中心の経理スタイルからの脱却がしやすくなる。具体的な対策としては、要件を満たすクラウド会計の導入が効果的

②クラウド会計導入により月次決算が早期化するだけでなく、業績アップ、経理の承継、属人化の脱却、資金調達にも良い影響が出る

③経理業務の効率化は成長企業には必要不可欠な取り組み。法改正の時流に乗って早期に対応を!

【業界事例企業様による特別講座】

続いて午後からの第三講座では、管理戸数規模別に講座を分けて、分科会を実施致しました。

会社が成長する過程に合わせて、それぞれお悩みの視点、取り組むべき内容は異なってくるかと思います。そんなニーズに合わせ、今回はそれぞれの管理規模別に事例となる企業様の事例や、先進的な取り組みをされている企業様に特別にご登壇をいただき、業績を伸ばすたえに今すぐ自社で取り組んでいただきたい内容についてお話をいただきました。

それぞれの講座のレビューは下記の通りです。

①「3000戸以上」講座
「7年間で現場が変わった!~福徳不動産のDX年表~」
スペシャルゲスト講師
株式会社 福徳不動産 
代表取締役 福島 卓 氏

福徳不動産様は長崎県長崎市をメイン商圏とし、現在15,000戸を超える物件の管理をされている企業様です。7年間で売上2倍、管理戸数2倍、利益率5倍という、業界でも類まれなる代表的な企業を実現しているのです。

今回はそんな株式会社福徳不動産 代表取締役 福島様より、
①DX化は【経費】では無く【投資】
→今では無く、5年後に利益を出す為にやる施策。一時的には落ち込む
②中長期的なスパンでの計画を作成する
→ある程度時間をかけた計画と実行が必要。とりあえずやってみてはいけない。
③経営者における率先的な計画の推進
→担当に“任せる”のでは無く、経営者自身の理解度を高める。
④システム導入“前”の準備期間が最重要
→システム導入前に導入後の“予測”と“対策”をどの程度出来ているかが重要。
⑤システム導入“前”に業務・工程の見える化の実施
→業務がシステムに置き換わるだけ、そもそものフローが間違っていたら上手く行かない。
⑥“エンジニア”⇋“現場”の綿密なコミュニケーションが取れる体制
→日々改善が進んで行くので、現場のニーズを拾える体制を築けるか。

上記の6つのDX化成功のポイントにつきまして、余すことなくお伝えいただきました。

~会員様の感想を一部抜粋し、ご共有いたします~
「”福島社長ありがとうございます。経営者の覚悟と方向性が社員に浸透しているのがひしひしと伝わりました。HPも拝見し1歩2歩も先に進んでいる御社の体制に感動いたしました。”」
「DX化取組事例は是非反映したい。」
「素晴らしい取り組みのご紹介ありがとうございました。」
「”大変勉強になりました。ありがとうございました。まだまだ伺いたい事がたくさんあります。今後とも是非宜しくお願い致します。”。」
「規模の近い他社様の現場を聞く大切な機会でした。有難うございます。」
「事業規模によって変化する組織図を管理拡大に沿って細かく説明してくださり、大変ありがたかったです。」
「準備段階が大切なことと、社内SEの確保が必要と理解しました。当社でも取り組んでいきたいと思います。」
「積極的にデジタル化に向けて取り組んでいると思いました。」

②「1000戸以上~3000戸」講座
「管理オーナーからの管理拡大への転換~建築アプローチ編~」
スペシャルゲスト講師
株式会社 トヨオカ地建 
代表取締役 豊岡 宏士 氏

トヨオカ地建様は、熊本県八代市全域をメイン商圏とし、現在2,000戸を超える物件の管理をされている企業様です。本講座では、管理オーナーからの管理拡大への転換のため、建築アプローチにフォーカスをし、同社の当時の戦略や成長ストーリーを代表取締役 豊岡様より生の声でお伝えいただきました。
講座内では、新築アパートの実績としては、5年で21棟234戸を建築し、現在は管理戸数2,014戸の内11.6%が新築アパートとなり、また、新築アパートに取り組んだきっかけと具体的な施策などをご紹介いただきました。これから成長を考えている企業様にとって、具体的なイメージが湧きやすい講座となりました。

~会員様の感想を一部抜粋し、ご共有いたします~

「トヨオカ地建様 大変勉強になりました。新築紹介は当社も行っておりますが、より積極的に行っていきたいと思います。」
「トヨオカ地建様の講座を受講 ハウスメーカー系が強く、市場が似ている状況下で、新築営業に注力する戦略を学ばせて頂きました。管理戸数を増やす手段としてはスタッフのスキルを上げ、今後取り組んでいきたい内容でした。ありがとうございました。」
「貴重なお話を大変ありがとうございました。社長のすぐやるという姿勢が、仕組みに落とされている事を教えていただきました。私も中途半端になる事が多いので、しっかりやり切る事を意識して取り組みたいと思います。」
「トヨオカ地建様 中期経営計画合宿でもお話し頂き大変お世話になりました。今日のお話しも大変参考になりました。ありがとうございました。」
「新築く取り組んでみます。」
「先を見据えた素晴らしい取り組みだと思います 参考にしたいと思います。」

③「1000戸未満」講座
「立ち上げ6年で950戸まで管理が増えた組織体制と社員育成の取り組み」
スペシャルゲスト講師
中国バス不動産 株式会社 
代表取締役 片岡 陽 氏
賃貸課課長 山本 章広 氏

広島県福山市を中心に活動されている中国バス不動産 株式会社様は、1973年に中国バスの子会社として設立。地域密着で、今期50期目を迎える会社様です。賃貸仲介業・賃貸管理業を中心に事業を展開されておりました、立ち上げ6年で950戸まで管理が増えた組織体制と社員育成の取り組みについてご紹介いたします。
同分科会では、数々の事例企業様の成長過程からわかった、事例企業管理戸数1,000戸を突破するために必要な項目について言及し、管理戸数1000戸を突破するためにすべきことは何かを追及し、実践していく講座になっておりました。

今回は中国バス不動産様の講座内容を踏まえて船井総研コンサルタント陣より、下記の通り、自社が1,000戸を突破するためにまずやっておきべきことも整理し、成功事例を基にした具体的な手法と自社での落とし込み方をお伝えしました。
➀”分業体制”ができているか?
・兼業が発生していないか?「WEB」「管理」「賃貸」「売買」は分けられているか?
・人員が足りない場合は、パート化・外注化・新規採用できているか?
②”情報共有”ができているか?
・顧客情報・売上数値・目標数値・スケジュールの情報が、全員がどこでも見れる状態か?
・全員の入力が徹底できているか?漏れやダブりはないか?
③”先行投資”ができているか?
・粗利に対して、賃貸仲介で20%、賃貸管理で10~15%の広告費がかけられているか?

~会員様の感想を一部抜粋し、ご共有いたします~
「中国バス不動産様の3年間での急成長が印象的でした。」
「中国バス不動産様が細かい質問にまで回答頂き本当に有難うございました。」
「どこのオーナーへ話を持って行くか、また持って行き方など、シンプルに行動に移されていることがすばらいと思いました。ありがとうございます。」
「参考になりました。win winの関係づくりがすごいと思います。」

【情報交換会】

本研究会最後の講座は、会員様同士の情報交換会でした。今回は出場参加の32社が参加したリアル情報交換会となりました。

自社の事例を包み隠さず話し合うという光景は、中々他では見られない光景かと思います。
「素直・プラス発想・勉強好き」、そして業界をより良くしていこうという企業様が集まるからこそ、より有意義な情報交換会となっており、今回も多くの気づきを得られたというお声や、それぞれの企業様への感謝のお声が飛び交った情報交換会となりました。

今回は4月21日の賃貸管理ビジネス研究会の内容を、一部簡単にご紹介させていただきました。

同研究会は会員の皆様が「素直・プラス発想・勉強好き」を持ち合わせているからこそ、
研究会が業績アップに直結するものになっています。

次回は6月14日~16日、3日間100を超える経営研究会、5,000人を超える会員企業の経営者が、一堂に会する「経営研究会全国大会2022」として開催しています。中堅・中小企業、特に地域で活躍する経営者に主眼をおいて「時流」と「未来予測」から向こう3~5年を見越して「今なすべきこと」をお伝えする場として開催し、普段講演しない現役経営者であるゲスト講師の話を聞き経営者として会社をどう伸ばすかを冷静に見つめるチャンスです。
是非一度ご参加ください
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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▼賃料管理ビジネス研究会の詳細はコチラ
https://fhrc.funaisoken.co.jp/chintai
▼経営研究会全国大会2022はコチラ
https://conference.funaisoken.co.jp/

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