【ローリスク経営】建売1980万円の戸建専門ショップが話題

 
社員1人当たり売上1.5億円を達成。
創業以来増収増益。建売物件の1年以上の在庫ゼロ。
戸建分譲ビジネスをローリスクで経営し成長している理由とは！？

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◆分譲ビジネスにご興味ある会社様へ

いつも船井総研のコラムをお読みいただきありがとうございます。

地方でも、創業間もない会社でも、資金が潤沢でなくても、創業以来増収増益で安定成長を実現している
不動産会社のプラザセレクトグループをご紹介いたします。

リスクが高いと考えられる戸建分譲ビジネスをローリスクで経営し、これまで1年以上の長期在庫はゼロ。
また建売物件なのに完成前に75％の物件は契約済みというから驚異の回転率と言えます。
社員一人当たり売上高1.5億円という高い生産性を誇る会社がどうやって生まれたのか。

プラザセレクトグループは徳島県徳島市で平成27年に設立した若い会社です。
独立前のサラリーマン時代にやっていた注文住宅事業では既に地域にいる競合会社と戦っても売上こそ作れるものの、
利益が少ないと考え、そこでまだ大きなライバルがいない分譲住宅事業をメインに手掛けようと決心したのです。
分譲住宅ビジネスに参入する際に大切なことは「資金回転をとにかく良くする事」です。

なので、販売の効率化を高めるためにも、ターゲットは家賃並みで住宅購入を考えている土地なし一次取得者に絞り
『価格ゾーン』『建物テイスト』『販売形態』をシンプルに統一。
次の３つのポイントを重点的に意識して事業を行っています。

１．「コンパクトかつシンプルなデザインで1980万円というリーズナブルな価格の建売を供給」
２．「機能性やデザイン性が高く評判となるコンセプト建売住宅」
３．「WEBマーケティングを軸としたマーケティング戦略と戸建専門店という店舗形態」

建売分譲住宅は場所と価格を最上位概念で考えて経営しなければ失敗してしまいます。
しかし、だからと言ってお客様から「これが欲しい」と思われない物件だと一気に契約率が下がり、長期在庫になることで経営が行き詰まります。

そこでプラザセレクトグループでは、１つ１つの建売物件にコンセプトを持たせてターゲットの購買意欲を高めています。
これまでに「カフェみたいに和める家」「図書室のある家」「シアタールームのある家」「プライベート空間のある家」など
建売住宅でローコスト価格では珍しいコンセプトで多くのお客様を魅了してきました。

狙ったターゲットに、売れる価格帯で、一目惚れする建売物件を商品化し、
インターネットを活用して効果的にアプローチすることで生産性の高い経営が実現しています。
今ではチラシを一切撒かずとも新規見込み客が集まってくる仕組みを構築しています。

分かりやすい価格帯で、評判となる商品を徹底したデジタルマーケティングで地域にPR出来ているために、
建売分譲ビジネスにも関わらず建物が完成する前に売れるというサイクルが確立しています。
全物件の75％は完成前に売れるので、品切れ状態となるケースも多く、
そこから請負受注も派生することでキャッシュフローがとても楽な状態になっています。

同社のビジネススタイルは「無理して頑張らなくても売れるにはどうしたら良いか」という視点から生まれています。
狙ったターゲットに、欲しい商品を、手の届く価格で提供するというシンプルな考えは的を射るのではないのでしょうか。

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