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OYO LIFE日本進出に見る賃貸管理会社の商品力
いつもお読みいただきありがとうございます。
賃貸管理会社が地域で勝ち残っていくための戦略の一つに
「商品力」があります。
賃貸管理会社における商品力とは
1.物件の幅(いかに他社にない商品を持つか?)
2.単一商品における深さ(いかに他社が拾えない利用者のニーズを拾えるか?)
の2つを指します。
自社が貸主となって自社の商品力を高めていくことに加え
他社が逃していた個人や法人のニーズを獲得していくことが
商品力を高め、地場で勝ち残っていくために必要だと考えられます。
賃貸管理会社様が今後持っていくべき商品の一つが
「マンスリー」ではないかと船井総研では考えています。
現在、OYO LIFEの日本進出に代表されるように、
都心部では大手や異業種がこの「マンスリー」と呼ばれる業態に続々参入してきています。
OYO LIFEはマンスリー最大手ポータルサイト
「グッドマンスリー」に運営会社登録を行い、
1ヶ月経たないうちに約500室の物件を掲載するまでに至りました。
500室という数字がどれほどか、というと
グッドマンスリーの掲載件数で上位5社に入る件数となります。
現在では東京を中心とした首都圏のみの動きに留まっていますが、
将来的に全国に進出することも十分に考えられます。
こうした首都圏を中心とした変化に先駆けて
地方でマンスリーをオーナー提案の手法として自社で紹介できる物件を獲得し、
商品の幅を広げていく事例も出てきています。
今まで賃貸で成約に至らなかった物件も
貸し方を変え、以下のようにターゲットを変えることで
1.企業へ通勤しやすいエリア(駐車場必須)、工場・工業団地の近く
2.学会や看護研修などでの利用、病院の近く
のような物件が駅チカでなくてもしっかりと稼働します。
また短期貸しにシフトすることや家具家電付きにすることで
利益も生み出すことができるので
リフォームやリノベーションと組み合わせて
時代に求められる状態に物件を再生していくような提案を組み合わせることが
オーナーから物件を預かる際の会社としての強みともなります。
マンスリー事業を0から立ち上げ、年間売上2.4億円まで成長、
会社としても二桁成長を続ける地方のこれからの賃貸管理会社の姿を
ぜひ見ていただければと思います。
◆2020年に向けて賃貸管理会社が取り組むべき商品力強化のためのマンスリー◆
長野県を中心とした賃貸管理会社が
物件借上とリノベーションで年間100室マンスリー物件を増やし、
2年で年間売上2.4億円の売上を達成された成功事例をお話しいただきます!
https://lpsec.funaisoken.co.jp/fhrc/seminar/048798_lp/
今回もお読みいただきありがとうございました。