アフター受注強化で“安定成長”を実現するためのヒント！

いつもお世話になっております。
船井総合研究所の上仁です。

近年、大規模修繕業界では、新築市場の縮小や価格競争の激化により、
新規顧客の獲得が難しくなっています。

その一方で、既存顧客や管理組合との関係性を深め、継続的な受注を実現している企業が増えているのをご存じでしょうか？
過去の顧客データや施工履歴を資産として活用し、
“リピート”や“紹介”を安定的に生み出す『顧客フォロー型経営』が成果を上げています。

本セミナーでは、そうした大規模修繕業の成功企業の最新事例をもとに、
「新規に頼らず業績を伸ばす」ための実践的な戦略を詳しく解説します。

顧客フォロー戦略こそ、これからの成長の鍵

競争が一層激しくなる今こそ、
お客様との関係を深めること”が、これからの成長のカギです。

新規の管理組合を獲得するよりも、
これまで関わってきたお客様や物件のアフター対応を丁寧に続ける方が、
コストも手間も少なく、安定した受注につながる。
そう実感している経営者の方も多いのではないでしょうか。

実際に、お客様情報を活用してフォローを強化した企業では、次のような成果が出ています。

☑リピート（OB物件）の受注が3倍に増加
☑紹介経由の問い合わせが前年比200％アップ
☑見積から成約までの確率が25％向上

では、どうやって“関係性を深める仕組み”をつくるのか？
そのポイントは、「お客様情報をバラバラにせず、一元管理すること」です。

たとえば──
・施工履歴や見積データ、打ち合わせ記録などを一つの仕組みでまとめて管理
・点検時期や保証期限に合わせて、自動でフォローメールを配信
・LINEやメールの開封・クリック状況を分析し、反応の高い管理組合に優先的にアプローチ
・担当者が変わっても過去の履歴が確認でき、スムーズに引き継ぎ可能
・提案書や案内文をAIが自動作成し、営業の効率化を実現

こうした“仕組み化”を進めることで、
「信頼できる修繕会社」と感じてもらえる接点が増え、紹介・再受注が自然に増加します。

結果として、
・営業担当の負担軽減
・顧客満足度の向上
・紹介・リピートの増加

という“好循環”が生まれます。

人手不足が進む今だからこそ、
「人ではなく、仕組みで売上をつくる」――
これが、これからの大規模修繕業経営に欠かせない視点です。