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塗装営業は「聞く力」
いつも塗装メルマガをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は、塗装営業で成果を大きく左右する「聞く力」についてお話いたします。
・なかなか契約につながらない
・成約率が下がってきている
・粗利率が思うように上がらない
そんなお悩みをお持ちの企業様にこそ、ぜひお読みいただきたい内容です。
なぜヒアリング力が重要なのか
塗装営業で成果を分ける最大のポイントのひとつ——それが「ヒアリング力」です。
多くのお客様は、専門的な知識を持たないまま「そろそろ塗装が必要かな」と感じ始めます。
だからこそ、その漠然とした不安や期待を丁寧に聞き出すことが、信頼と契約につながる第一歩です。
ただ「外壁を塗り替えませんか?」と提案するだけでは、お客様の心は動きません。
お客様自身も気づいていない潜在的な悩みやニーズを引き出すことで、初めてあなたは「家を任せられる専門家」として認識されるのです。
ヒアリング力を上げるポイントとは?
① 質問力を磨く
「どこを直したいですか?」ではなく、
「最近、お住まいで気になるところはありますか?」
「どんな色の家にしたいとお考えですか?」
といった、お客様が自由に話せる“オープンな質問”を意識しましょう。
答えやすい質問を重ねることで、会話が自然に広がり、信頼関係が生まれます。
② 共感の姿勢を示す
お客様の言葉に対して、
「それはご不安になりますよね」「そのお気持ち、よく分かります」
といった共感のひと言を添えましょう。
共感の言葉は、相手の心の緊張を和らげ、より深い会話へとつながります。
③ 自己開示をする
人は、よく知らない相手に本音を話すことはなかなかできません。
お客様の心を開くためには、まず自分から“自己開示”をすることが大切です。
たとえば、「実は私の家も同じような症状が出ていて…」といった小さな共有が、距離をぐっと縮めてくれます。
自己開示をきっかけに、お客様が本当に求めていることを引き出せるようになります。
お客様の一言一言に真剣に耳を傾け、表面的な要望の裏にある“本当のニーズ”を理解すること。
それこそが、お客様にとって“信頼できるパートナー”となる第一歩です。
ヒアリング力を高めることは、成約率を上げるための最も確実で本質的な方法です。











