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【塗装会社向け】収益性を確認するために「3つの数字」を確認しよう

【塗装会社】健全な経営はできていますか。収益性が高い会社が見ている「3つ」の数字

「OO塗装、最近倒産したようですね。」
「OOペイント、5店舗閉じて事業縮小しているみたいですね。」

このような塗装会社の状況を最近、耳にすることが増えてきました。

住宅塗装市場が供給過多となり、収益性が下がっていることが大きな要因かと思います。

そのような競争が激しい住宅塗市場でも営業利益額が昨対比120%以上成長している塗装会社もいくつも存在します。

例えば、
埼玉県 塗装会社H
2022年度 売上3億円 営業利益率0.4%
2023年度 売上3.7億円 営業利益率5%
東京都 塗装会社F
2022年度 売上2.1億円 営業利益率8%
2023年度 売上4億円 営業利益率8%

このように売上と収益性を成長させている会社を分析していく中で他社と比較して高い数値が以下の3つです。

① 販促効率
② 成約率
③ 粗利率

実際に、上記で例に挙げた2社の経営者は毎月3つの数字を確認しています。

① 販促効率とは、
販促活動が、どれだけ効率よく反響を獲得したかです。
塗装会社は「1件あたりの獲得コスト」を下記数式で算出してください。

1件あたりの獲得コスト=月々の反響数÷月々の広告宣伝費

収益性の高い住宅塗装会社の「1件あたりの獲得コスト」は5万円~8万円が適正です。
② 成約率とは、
獲得した現場調査の内、成約になった件数の割合です。

成約率=1月あたりの成約数÷1月あたりの現場調査数

収益性の高い住宅塗装会社の「成約率」は60%以上です。

③ 粗利率とは、
売上に対して、手間代や塗料代など工事にかかる原価を引いた粗利額の割合です。

粗利率=粗利額÷売上高

収益性の高い住宅塗装会社の「粗利率」は40%以上です。

皆様の3つの数値はいかがでしたでしょうか。
まずは、把握することから初めていただければと思います。

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